世界のへんな肉 の商品レビュー
世界一周旅行などで食べた肉にまつわるエッセイ。 肉の味についてだけでなく、その動物との思い出や、食べるまでの現地の人との関わり合いについて軽快な文章で綴っている。むしろ味よりもそちらがメインで、人情味あふれるエピソードばかり。 動物とどんなふれあいがあったとしても、食べてしまえば...
世界一周旅行などで食べた肉にまつわるエッセイ。 肉の味についてだけでなく、その動物との思い出や、食べるまでの現地の人との関わり合いについて軽快な文章で綴っている。むしろ味よりもそちらがメインで、人情味あふれるエピソードばかり。 動物とどんなふれあいがあったとしても、食べてしまえば食べ物としか思えなくなる、そんな著者が好きだ。
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2016年出版。190ページ。世界を旅する中で、19種に渡る様々な動物の「肉」の食と、まつわるエピソードの数々を綴ったエッセイ。筆者本人による独特のイラストも多々。それにしても、若い女性が、結構危険だったり治安が悪そうだったりの様々な国まで含めて歩き回り...凄いなぁ、逞しいなぁ...
2016年出版。190ページ。世界を旅する中で、19種に渡る様々な動物の「肉」の食と、まつわるエピソードの数々を綴ったエッセイ。筆者本人による独特のイラストも多々。それにしても、若い女性が、結構危険だったり治安が悪そうだったりの様々な国まで含めて歩き回り...凄いなぁ、逞しいなぁとホントに感心する。肩肘張らない軽妙な文書も面白い。
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誰かの現実世界の体験を追体験できるエッセイは、読書の醍醐味だと思う。 ある本で紹介されていたのがきっかけで、本書を手に取った。旅先でその土地の食を楽しんだ筆者が、日本ではまず口にできないような肉料理を中心に綴っている。 キリンやビーバー、アルマジロなど、動物園でしか見ない生き...
誰かの現実世界の体験を追体験できるエッセイは、読書の醍醐味だと思う。 ある本で紹介されていたのがきっかけで、本書を手に取った。旅先でその土地の食を楽しんだ筆者が、日本ではまず口にできないような肉料理を中心に綴っている。 キリンやビーバー、アルマジロなど、動物園でしか見ない生き物たち。リャマについて「見かけはかわいいのに性格は悪い。でも最終的にはおいしいから許せる気がする」と語れるのは、実際に食べた人だけの特権だろう。 ページを通してその特権をおすそ分けしてもらった私は、いつか自分も同じように思える日がくるのかと想像した。本を読んだことで、人生の楽しみがまたひとつ増えた気がする。
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ユーラシア、アフリカ、中南米、ヨーロッパ、アジアを旅して食べたお肉たち。 ヒツジの脳みそ、ラクダにキリンにアルマジロなどなど。お肉の味の感想も面白かったけどお肉に行きつくまでのエピソードがこれまた面白い!いいなぁ、アフリカと中南米、旅行したい。でもトラックの荷物の中(筆者の場合は小麦粉)に座って旅をするのはもう年齢的に無理だろうか…。 味のことを考えると先進国でガンガン増やして食べられるお肉というのはやはりその動物のお肉(牛とか豚とか)が美味しいからでしょうね。 最近、Twitterで海外では一人で旅行するのはとても珍しいという内容がバズっていましたが、確かに若い頃、ヨーロッパで一人旅をしたときに朝昼晩のごはんを食べることときにちょっと困ったことを思い出しました。お一人様はかなり珍しかったのかな。
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ダチョウ肉とかワニ肉とかラクダ肉とかウサギ肉とか。 食べたことないけど、聞いたことはあるよねぇと思ってたら・・・ え?アロワナ?雷鳥?ビーバー?アルパカ?トナカイ?アルマジロ? えぇーーーー?なお肉オンパレードです!
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色んな国でのエピソードと共にへんな肉の料理について説明してくれる旅行記。世界の人々の面白い話がたくさんあってサクサク読み進めることができた。 その国の宗教や歴史なども踏まえて料理ってできてるんだなと教えてもらった。
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タイトルの変な肉、というより、世界の珍料理(肉編)という感じで、世界一周旅行に出かけた旅エッセイの本。 冒頭の、あいつはうまいが、こいつはまずい、とモフモフしたあどけない動物に対しても、このような感想を動物園でしてしまい、友人にドン引きされる著者の人柄も出ていて、かる~く読めました。気分転換にぴったり。 インドで牛は食べない、と思っていたら水牛は悪魔の使いなので食べていい(ただしまずい)とか、砂漠でラクダに乗っては見たものの反芻するので臭くてかなわないが、食べてみるとあっさりでうまいとか、キリンはまずい、などなど。 サバンナでチーターがよく狙うインパラは絶妙に旨いらしく、野生動物もうまい肉を狙うんだなぁと感心しつつ、インパラはウシ科の動物なので、もし将来世界を放浪することになったらウシ科の動物を狩猟しよう(ただし、水牛・バッファローは除く)とか、変な知識が沢山つく本です。 ざっくりまとめ。 ウマい動物:ワニ、イグアナ、アルパカ、リャマ(ただし、アルパカの方がうまい)、ヨロイナマズ(古代魚らしい)、ピラニア、アルマジロはまあまあ、トナカイは鹿よりうまい まずい動物:アロワナ、雷鳥、ビーバー(ネズミの一種だしね)、カブトガニ いやーホントによく食べましたね。強靭な胃腸を持つ著者に素直に感心して閉じました。
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実際に食べたら 固い おいしくない と思うかもしれないんだけど 赤身の筋張った肉を噛み締めるのは まさに噛めば噛むほど味が出そう どこの国でもおばちゃんがお節介だったり 合間のエピソードもほっこり笑えます
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世界一周をしたライターが食べた変わった肉料理のレポ。 食べた国、調理の仕方、その前後のエピソードなども書かれていてサラッと読めます。
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世界を放浪した著者が、各地で食べた様々な肉について書いた本。グルメ本、というほど調理法についてきちんと調べられているわけでもなく(恐らく、語学的な問題で詳しい話を聞き出せなかったのだろう)、紀行本、というほど各地の風景や生活についてしっかり書かれているわけでもない。その意味で、ちょっと中途半端な印象ではある。 もともとネット版「おとなの週末」に連載されていたものを一冊にまとめたようなので、ブログで読む分にはちょうどいい、ぐらいのレベル感。本文に挿入されている著者によるイラストも、決して「イラストレーターが描いたようなちゃんとしたもの」ではなく、中学生のノートの空いてるところに描いてあるような良くも悪くも味のあるものなので、好みは分かれそうである。なお個人的には嫌いではない。見ているうちにジワジワ効いてくる感じ。 ただ、あとがきで著者が言っている「変な肉について書いていたつもりが、世界各地で出会った面白い人のことを書いていた」というところは納得。むしろ、その視点で読んだほうが良いと思う。これを前書きで言っといてくれれば、読み方も読後の評価も違っただろう。 著者は同じくあとがきで「人との出会いが、今も私が旅を続けている理由」と言っているが、これも全面的に同意できる。旅先での思い出は、よほどのことがない限りは「風景単体」とか「食事単体」ではなく、「出会った人が出してくれた料理」とか「親切にしてくれた人から買った靴」とか、そういう他愛のないものばかりだから。
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