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ぐるぐるの図書室 の商品レビュー

3.8

24件のお客様レビュー

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2017/01/17

2006年組の学校図書室を舞台にしたアンソロジー。 茜色の貼り紙に銀色の文字で「図書室」に導かれた子ども達のお話。 自分の希望を叶えるかわりに、他の人の運命が変わるかもしれない。 嫌いな食べ物であっても・・と気づかさせる。 約束を破るとそれ相応のしっぺ返しがある。 友達を守るには...

2006年組の学校図書室を舞台にしたアンソロジー。 茜色の貼り紙に銀色の文字で「図書室」に導かれた子ども達のお話。 自分の希望を叶えるかわりに、他の人の運命が変わるかもしれない。 嫌いな食べ物であっても・・と気づかさせる。 約束を破るとそれ相応のしっぺ返しがある。 友達を守るには・・。 といった事を背の高い司書の女性が手伝いながら子ども達が本を通して体験します。 各短編の子どもたちが同級生であったりして、他の作品に出演しているのが、こっそり楽しいです。そして、貼り紙のセリフが探し物、後戻りしたいといったセリフが違うところが細かいです。 巻末の執筆した先生たちの座談会も、本を読んだら楽しいかもと思える雰囲気です。

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2016/12/23

小学校の図書室に張り出されるポスター、その言葉に誘われて図書室へ入り本の世界に入り込む子どもたち。 5人の作家たちの連作短編集。 ともに児童文学でデビューをした女性作家たち。 企画はおもしろいけど、いまいちかなあ。

Posted byブクログ

2016/12/01

好きな作家さんばっかりで、放課後の図書室を堪能しました。 学校「図書館」での話だから、タイトルも「図書室」ではなく「図書館」だったら嬉しいなぁと思う私はきっと学校図書館フェチ(笑) 冷静に考えれば…図書館だと公共図書館だと思うよね…うん。 とにかく安心して楽しめるお話が5つでした...

好きな作家さんばっかりで、放課後の図書室を堪能しました。 学校「図書館」での話だから、タイトルも「図書室」ではなく「図書館」だったら嬉しいなぁと思う私はきっと学校図書館フェチ(笑) 冷静に考えれば…図書館だと公共図書館だと思うよね…うん。 とにかく安心して楽しめるお話が5つでした。

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2016/11/26

工藤純子「時のラビリンス」繰り返し系は好きだ。 廣嶋玲子「妖怪食堂は大繁盛」おいしそう。 濱野京子「秘境ループ」甘酸っぱい。 菅野雪虫「九月のサルは夢をみた」新見南吉の『久助君の話』を読みたくなった。 まはら三桃「やり残しは本の中で」結末がもうちょっと…だけどメロスチックなストー...

工藤純子「時のラビリンス」繰り返し系は好きだ。 廣嶋玲子「妖怪食堂は大繁盛」おいしそう。 濱野京子「秘境ループ」甘酸っぱい。 菅野雪虫「九月のサルは夢をみた」新見南吉の『久助君の話』を読みたくなった。 まはら三桃「やり残しは本の中で」結末がもうちょっと…だけどメロスチックなストーリーは好き。 うーん、「妖怪食堂は大繁盛」が一番好きかなあ。

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