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鳥居の向こうは、知らない世界でした。 の商品レビュー

4.1

17件のお客様レビュー

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2024/07/03

和風のイメージがあった友麻ワールドに中華風が登場するとは……。めっちゃよかった。 表紙も最高。次巻も読みたい。

Posted byブクログ

2024/05/21

元恋人の子だからと空気の様に存在してた千歳だけど零先生のお陰で家族というものがわかってきた 自分に少し自信がついたんだね これからも異界人って事で何かとあると思うけどトーリや先生が守ってくれるだろう

Posted byブクログ

2023/09/24

こういうファンタジー系が好きだから、スラスラ読めた。 余り大きな「転」になる部分はなかったが、シリーズ物ということで、この後がたのしみ。 家族からの愛を受け取れなかった主人公の未来がとても見てみたい。異世界での過ごし方をみていて、薬膳についても調べたいと思った。

Posted byブクログ

2022/10/08

現実世界で「誰からも必要とされていない」と孤独を感じて感情を抑え込む癖がついた千歳。 20歳の誕生日、黒い兎に誘われて鳥居をくぐると、そこには見たこともない世界が広がっていた… ※※※ 娘が図書館で借りてきたものを一緒に読んでみました。 今は昔の少女時代、私も折原みとさんの...

現実世界で「誰からも必要とされていない」と孤独を感じて感情を抑え込む癖がついた千歳。 20歳の誕生日、黒い兎に誘われて鳥居をくぐると、そこには見たこともない世界が広がっていた… ※※※ 娘が図書館で借りてきたものを一緒に読んでみました。 今は昔の少女時代、私も折原みとさんの『アナトゥール星伝シリーズ』などの異世界トリップ少女ものが好きでよく読んでいましたが、長〜〜い時が経ち娘もこのような本を読む年齢になったんだなぁと感無量です! 本書はとても明度と彩度の高い表紙の印象そのままの、色とりどりの植物やランタンなど色彩に溢れた世界観に、可愛いマスコットキャラクターたち、そしてイケメン(笑)など乙女心をくすぐる要素がもりだくさん。 もちろんそれだけでなく、最初は現実世界での孤独から感情を押し殺してばかりいた主人公が新しい世界で次第に自分の居場所を見つけ、ひたむきに努力し、どんどん変わっていく様はすごく応援したくなる展開でした! 少年少女の成長物語っていいですよねぇ。 東洋医学にちなんだ薬膳料理がたくさん出てくるのも面白い。 薬膳料理と言っても、身体にいいだけでなくすごく美味しそうで食べたくなる〜 最後は続巻へと気になる展開だったし、娘といろいろ感想を言い合えるのも楽しかったので、また続きを借りてきて読んでみようと思います!

Posted byブクログ

2022/01/21

本当に、久しぶりに読んだファンタジーでした。最初の導入部は予想できる展開でしたが、それからの情景の説明などは鮮やかな色が見えるような綺麗な表現で、映画を見ているように楽しみました。心情描写は普通、でしょうか。深い描写だと胸の奥がしくしくする感じがあるのですが、そこまででもなく、ラ...

本当に、久しぶりに読んだファンタジーでした。最初の導入部は予想できる展開でしたが、それからの情景の説明などは鮮やかな色が見えるような綺麗な表現で、映画を見ているように楽しみました。心情描写は普通、でしょうか。深い描写だと胸の奥がしくしくする感じがあるのですが、そこまででもなく、ライトノベルらしくサラッと読めました。次巻が楽しみです。

Posted byブクログ

2021/12/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 女子大生の千歳は、高校生の頃に天涯孤独となり母の恋人だった父の元へ身を寄せるが、継母と妹とは仲が悪く、父と弟は邪険にしないけどバツが悪そうで肩身の狭い思いをしていた。20歳の誕生日に不思議な黒兎の導きにより、神社の鳥居をくぐるとそこは異世界「千国」だった。そこでイケメン仙人の薬師・零に拾われ見習い薬師として働く事になり…  千歳の母が留学中に父は継母に言い寄られて結婚してしまい、未婚の母となり千歳を産むが亡くなってしまい、生い立ちからして切ない。おまけに、父達は音大の同級生で継母は千歳の母に劣等感を抱いていたから尚更居心地が悪い。目立つ事ができず、できる事をひた隠して生きていかなくてはならなかった千歳がやっと手に入れた自分の居場所。零や零の所へ通うトーリなど、千歳にとって初めて温かく迎えてくれた人々のお陰で少しずつ氷解していた心を取り戻していく。  薬師として千国へ残る事を決意し、自分の能力を開花させていく千歳の成長が楽しみです。

Posted byブクログ

2021/09/02

傷付いた心に異世界の生活が優しく染み込む、優しい小説。異世界と言っても魔獣がーとか魔法がーといった不思議の国ではなく、ちょっと奇妙な異国といったレベルで馴染みやすい。お茶や食べ物が美味しそうで、薬草の香りとか雨の音とか感じられる穏やかな読み心地。

Posted byブクログ

2019/12/21

サラッと読める作品。そして最後の終わり方が気になりますね。世界観を掴むのに少し時間がかかりましたが、私の好きな和風系ファンタジーです。主人公の気持ちが痛いほど伝わり、読み終わったあと、心がほんわか暖かくなる一冊でした。

Posted byブクログ

2019/12/03

「鳥居と黒ウサギ」 一歩踏み出したその先は。 目が覚めた途端、非現実的な場所と直ぐに分かれば動揺しただろうが何処か現実味があるからこそ冷静だったのだろうな。 「白の仙人」 全身傷まみれで保護されたのは。 元の世界に戻る方法が彼女にとっては残酷話ではあるが、同時にあの場所に戻らな...

「鳥居と黒ウサギ」 一歩踏み出したその先は。 目が覚めた途端、非現実的な場所と直ぐに分かれば動揺しただろうが何処か現実味があるからこそ冷静だったのだろうな。 「白の仙人」 全身傷まみれで保護されたのは。 元の世界に戻る方法が彼女にとっては残酷話ではあるが、同時にあの場所に戻らなくていいという安堵はあったかもな。 「農園と朝食」 異世界で暮らす為の知識を。 飲み込みが早く勤勉な彼女だからこそ、師として教えがいがあるだろうし成長過程を見る楽しみもあるかもしれないな。 「千華街と華ランタン」 初めて訪れる繁華街に驚きが。 男女の比率がそれだけ違うとなれば互いに必死になるだろうが、いかに綺麗に見て貰えるか着飾るのが女の人なのかもしれないな。 「優《一》」 見られていた彼女の行い。 実際の血の繋がった家族であれば、話はまた別だったのかもしれないが妬まれていた彼女があの様な事をしたら未来は分かりきっているよな。 「赤の王子さま」 普段の陽気な姿とは違い。 あの様子ばかり見ていれば平凡に生きてきたのだろうなと思ってしまいそうだが、実際に傷を負った彼を前にしたら彼が心配するのも分かるな。 「珈琲とはちみつ」 材料の宝庫へ向かい採取するは。 同じ蜂蜜と言えど花によって蜜の味が違うと言うが、どのぐらい味に違いがあり使う用途も異なるとなると興味が湧くな。 「黒の宮廷薬師」 来客は元弟子だった者であり。 道を違えたとはいえ優秀な弟子だった事に変わりはないのだろうが、流石に研究だけでなく誰かの命に関わる事をしてしまったらダメだよな。 「レモンと楽譜」 あまり良い思い出の無い譜面。 偶然異世界で見かけた楽譜が数ある中でも、あの悪夢の様な出来事の原因となった一曲となれば忘れようとしていた余計な事まで思い出してしまいそうだな。 「蝶とピアノ」 咲かない花を咲かせる為に。 何事も無ければ彼は練習してきた通りの演奏をあの場で披露することが出来ただろうが、あれだけのプレッシャーをかけられては誰しも緊張するだろうな。 「仙人の弟子」 弟子と正式に認められた日。 大切な誰かの命がかかっている時程いつも以上の力を発揮出来るのかもしれないが、これまでの彼女の頑張りも少なからず糧にはなっていたのだろうな。 「優《二》」 最後にもう一度会いたかった。 これだけ冷え切った家族関係であれば、誰も彼女の事を探す事はないだろうが彼一人諦めず探し続けてくれているのは凄く嬉しい事だろうな。

Posted byブクログ

2019/02/13

おお、最後の最後で異世界生まれだとわかったヒロインちゃん。彼女の亡母も異世界に渡った過去があったと。さて、ヒロインちゃんの実父は誰?日本?それとも異世界人?仙力があるってのもね。そのあたりは二巻に出てくるかな?

Posted byブクログ