カレンダー・ガール の商品レビュー
星へ行く船の3作目 素子お母さんに、人生について色々指摘された感がちらほらとありました。や、凄く良い意味でね! でも流れとしては、相変わらずのドタバタで(笑) ドタバタしてるんだけど、良い言葉も散りばめられてて…好きですわ
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今回はスペースジャックされた宇宙船でのドタバタ劇 新婚麻子さんと昔のあゆみちゃんそっくりな女の子まりかがメイン 私も登場人物たちと同じくまりかちゃんの青い言動にジタバタ笑 女子中高生向けの作品だけど親子の絆だったり人間のエゴも書かれていてなかなか深い・・・
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荒唐無稽なストーリーがテンポよく展開される。誘拐事件あり、宇宙船の乗っ取りあり、動物愛護や恋愛まで、面白いこと満載! 終始軽いのだが、このシリーズは軽くテンポよくなのがいいところなので、今回も楽しめた。高校生の時に読んだ時と異なるのは自分の立場だ。当時は森村あゆみなどの登場人物に...
荒唐無稽なストーリーがテンポよく展開される。誘拐事件あり、宇宙船の乗っ取りあり、動物愛護や恋愛まで、面白いこと満載! 終始軽いのだが、このシリーズは軽くテンポよくなのがいいところなので、今回も楽しめた。高校生の時に読んだ時と異なるのは自分の立場だ。当時は森村あゆみなどの登場人物に近いところで共感していたが、今では近藤まりかの親の行動に共感した。本作で親子関係について語られるところは、数少ないシリアスなところ。ここで意外な共感ができた。
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太一郎さんのやきもきしている感じがたまらない。今となってはすごーく年下の主人公たちがかわいくてたまらないかんじ。
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ええと、ですね。 このお話、執筆された当時もすごく好きでしたが、読み返して思うのは。 毛皮や洋服の大手メーカー、近藤商会。そこが売り出した毛皮のコレクションモデルを務める少女が誘拐された? その現場は、主人公のあゆみ達の上司、水沢と、新妻になった麻子さんがハネムーンに向かう...
ええと、ですね。 このお話、執筆された当時もすごく好きでしたが、読み返して思うのは。 毛皮や洋服の大手メーカー、近藤商会。そこが売り出した毛皮のコレクションモデルを務める少女が誘拐された? その現場は、主人公のあゆみ達の上司、水沢と、新妻になった麻子さんがハネムーンに向かう宇宙船の中。無関係なはずの麻子失踪を受けて事件が動き出す…! というお話なのですが…。 新井素子という作家様は、大人らしい大人と、ティーンらしいティーンを、きちんと書きたい作家様なんだなと思いました。 それは、悪役に至るまで。 あまりに凶悪な人間はいなくて。 それは、スピンオフの熊さんが主人公のお話を読んでもよく感じられて。今回のスピンオフ、私は大好きだったのですが…。 その時の年齢らしく生きる人…というのを、丁寧に書きたい方なんだと思います。 どこららへんが? それは、このチャーミングなSFを、ご自身でお読みになってくださいませ。
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"「太一郎さん、あとお願いっ!」 「お、お願いっておい」 太一郎さんもおしのけて、まりかちゃんと並び、桜木氏をおいかける。 「お姉さん、とめないで」 「誰がとめるもんですか。まだ残ってるもの」 「え?」 「おっかけてつかまえてひっぱたいてかみついて」 「そうよね。お姉さ...
"「太一郎さん、あとお願いっ!」 「お、お願いっておい」 太一郎さんもおしのけて、まりかちゃんと並び、桜木氏をおいかける。 「お姉さん、とめないで」 「誰がとめるもんですか。まだ残ってるもの」 「え?」 「おっかけてつかまえてひっぱたいてかみついて」 「そうよね。お姉さんっ!」 ひしっ。まりかちゃん、あたしの右手を握りしめ。 「けとばしてはりたおしてつねってぶんなぐって」 「とにかくしばきだおすのよっ!」"[p.246]
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世間知らず娘の暴走劇って言ってしまえばそれまでですが、扱っているテーマは結構重いですよね。物語のなかではみんな納得してしまいますが、このオチに納得できない人はある程度はいるかもしれません。 しかし、中盤あたりで物語が転がり始めると、一気に読んでしまいますね。
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いや〜懐かしい!楽しい!嬉しい! いろいろ、たくさん覚えていました。 太一郎さんの科白にキュンキュンです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『二〇一六年 一一月 二五日 第一刷 発行』版、読了。 シリーズ三作目。所長のハネムーン中に騒動が巻き起こり、主人公たちが急行して無事落着する話。 巻末の描き下ろし短編は熊谷さん編。おもしろかったです。 久しく読んでなかったので「あー、こういう話だったかあ……」と、しみじみ。終盤になると、若かりし言動が恥ずかしい……ということがクローズアップされ、読んでいて「あー、そうなー」と、思ってしまうと自分が年齢を重ねた側であること間違いなしというww シリーズもあと二作。巻末の書き下ろしのあとがき、今回も楽しめました☆
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いやはや、読んでいて恥ずかしいということが分かってくるんだねぇ。あの頃は…という感じもあり~の。 面白い。
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