クランクイン の商品レビュー

相場英雄(著者)

2023/10/15

泣いた。でも、後味は軽く終わるので、重い気持ちにはならなかった。
最後がもう少し丁寧に読みたかったけど、面白かった。
伊野ちゃんのシーンが好き。

2021/06/14

映画制作の現場のお話。可もなく不可もなく、この題材ならもっとグイグイ面白くて読んでしまうかと思ったけど、いたって普通。

映画を作るのって想像していたよりもずっと大変で、だからお金がかかるだなぁ…なんて読んでいたら最後にひとひねり。いる？このひとひねり

2020/06/07

可もなく不可もなくって感じでした。
そんなに皆が隠す意味もわからない。最後のオチもん〜って感じでした。

ただ、映画というものがこの様にして作られていってるんだということが詳しく知れて良かった。

2020/05/08

映画作りのリアルを描くエンターテインメント。著者の新たな分野を切り開けるか、チャレンジングなテーマ。う～ん、やはり社会派ミステリーを書いて欲しい、というのが正直なところ...。400頁を圧縮してもう少しシンプルな内容であれば共感できたかも。捻り過ぎたか...。

2018/11/15

映画製作の裏側。
実名と実名をもじった名前が入り交じるのはあまり好きではないが
テンポよく進みグイグイ一気読み。
でも最後は蛇足に感じてしまった。
普通に終わってよかったのになー。
[図書館･初読･11月15日読了]

2017/09/17

読んでる時はラストに驚きました。
けど読み終わってみるとよくある話と感じました。
映画をテーマにした小説は映画ファンには堪らないですね。
けど自分は邦画より洋画のファンなのでその部分が少し共感出来なかったですね。

2017/08/23

映画製作の舞台裏などの様子が事細かく記されていて、タメになることや裏方さんが撮影などを円滑に進め、映画の成功のために欠かせない存在である。一本の映画を撮るのに、たくさんの人手、地域の協力、芸能事務所が手とり足とりとなって尽くすこと、演出や撮影、役者やエキストラへの的確な指示、進行を進めるために監督、スタッフの存在の大きさ、多額の費用と撮影が行われた地域への経済波及効果など、映画作りの奥深さを感じた。役者同士の関わり、昔に遡って役者の人生を紐解き、人生背景も感じたり、思わぬどんでん返しがあったりと楽しめた。

2017/06/17

楽しめたけど、オチにガッカリかな。
えーって思った。
途中、小ネタがあったり
リアルな個人名とか出てきて
楽しめてる部分もあったのになー。
でも、これは映像化したら
面白いかも。

2017/05/06

映画をつくるためのドタバタを楽しめました。相場さんはこういう本も書けるのですね！実際の映画や映画監督の話が出てきたり、役名や団体名の随所に散りばめられたパロディとオマージュのおかげで情景が浮かびやすく楽しく読めました。私の中では伊野ちゃんは尾野真千子さんではなく満島ひかりちゃんイメージ！伊澤さんがサンドウィッチマンイメージだとは気付かなかったな…伏線がだんだん回収されていって、最後に明るく笑える。エンターテイメントに徹したお話だと思います。

2017/04/21

相場さんのシネマを題材にしたエンタメ小説。社会問題に独自の視点でメスを入れた作品に慣れただけに、意外な一面を発見でき、シネマに賭ける熱い思いが伝わる。原作から脚本・・劇場公開までの過程を、主人公根本そして死んだとされるその母の隠された秘密を辿りながら、個性溢れるキャラを登場させ、素人にも分り易いストーリー展開する。作品が原作者を離れた瞬間から全く別物なのに、作者が内容に拘泥する姿、庄野美希の描写は格別、頬が緩み顎が外れる。最後のドンデン返し、は意見が分かれる所。往時のタイトル、俳優がにいい味を醸している。