棺の女 の商品レビュー
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カタルシスNo.1のハードサスペンス!とのことだが、確かに読み終えた今はそう感じる。 でも読み終えるのが大変だった。 誘拐された主人公の悲惨な状況、女性刑事D.Dの奮闘と独りよがりな性格。リサ・ガードナーは「無痛の子」が最初で2冊目に本作を読んだ。 いつも特異な体験をした女性が出て来てD.Dと絡む。 読み進めるのが辛くて時間が掛かるのが難点だが読み終えて暫く経つとまた読みたくなる。 でも当分いいかな。 作品紹介・あらすじ カタルシスNo.1のハードサスペンス! ガレージで発見された、黒焦げの男の遺体。殺したのは、男にさらわれ全裸で監禁されていた20代の女性フローラ。現場に駆けつけた女性刑事D・D・は、フローラの素人離れした身の守り方に不信感を抱く一方で、男と3人の女性失踪事件との関連を疑う。そして、フローラもまたかつて世間を震撼させた誘拐監禁事件の被害者であることを知る。ところがその矢先、フローラがまたも失踪する。未解決失踪事件の被害者、フローラを取り戻そうとする母と彼女が唯一頼るFBI捜査官、そしてかつて彼女を監禁した男。一見バラバラだったピースがつながった時、あまりに壮絶な過去が浮かび上がる。そしてすべての謎が解けた時、震えるラストが……! 米国のヒットメーカーが新境地に挑んだ、カタルシスNo.1のハードサスペンス。
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『棺の女』…すごいタイトルだなぁと思いましたが、タイトルに偽りありません。(原題は "FIND HER" ...こっちの方が希望がありますね。) 棺の女・フローラの目線で読むと、本当につらいです。でも、私は勇気ももらいました。どんな状況になっても「生きよう」と...
『棺の女』…すごいタイトルだなぁと思いましたが、タイトルに偽りありません。(原題は "FIND HER" ...こっちの方が希望がありますね。) 棺の女・フローラの目線で読むと、本当につらいです。でも、私は勇気ももらいました。どんな状況になっても「生きよう」と思い続けるフローラの、強さの源は一体なんなのか、興味がある方はぜひ読んで探ってください。なかなかに分厚い文庫本ですが、一気に読めちゃいます。
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精神的にきつい描写が多め。これは本当に精神がきついという話で、肉体の損壊の描写を見て心が辛いとかではなく、人格崩壊プロセスとかそういう辛さ。共感できてしまうと割と嫌な気持ちになれる。 主人公格のフローラは信用できない語り手と呼んでも差し支えないような印象で、作品としてのミスリードには何度も引っかかった。とはいえ全体としてはそこまで「おもしろかった」という感じにはなれず、このシリーズの邦訳が出ているとしても手に取りはしないと思う。
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ブクログで自分と同じ本を高評価にしている方が★5つだったのが読むきっかけ 生還はゴールではなく苦難の始まり かなりボリュームがあったけど、飽きずに読んだ 想像すると苦しくなるような描写もあったけど、ドキドキを楽しめた
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FBIに「被害者支援部」が実在し、「被害者支援スペシャリスト」がいることに感銘を受けた(勿論、そのスペシャリストが超イケメンで長身痩躯の黒人男性である必要はまったくないけど)。過去の事件の被害者家族が、別の事件の渦中にある家族をサポートするボランティアってのも実在するんだろうか。...
FBIに「被害者支援部」が実在し、「被害者支援スペシャリスト」がいることに感銘を受けた(勿論、そのスペシャリストが超イケメンで長身痩躯の黒人男性である必要はまったくないけど)。過去の事件の被害者家族が、別の事件の渦中にある家族をサポートするボランティアってのも実在するんだろうか。もしそうなら米国って凄い国でもあるし、それだけ深刻な国でもあることになる。 こういうこと言うのはいささか不謹慎かも知れないけど、あのー、監禁されてる間って、爪切りはどうなっているんだろうかっていうのがすごく気になる私…。 恐竜の形をしたパンケーキ型、私も欲しい。美味しく焼けそう❗
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ボストン市警の刑事が主人公ということで、ボストンの風景描写が楽しめるかと思い、読んだ。その点では、ガッカリ。風景などの描写はほぼ無し。けれども内容は、ハード。監禁しようとしていた女性に焼き殺された男性。男を焼き殺した女性は、以前に1年以上もの監禁に耐えた生還者だった。彼女は助け出...
ボストン市警の刑事が主人公ということで、ボストンの風景描写が楽しめるかと思い、読んだ。その点では、ガッカリ。風景などの描写はほぼ無し。けれども内容は、ハード。監禁しようとしていた女性に焼き殺された男性。男を焼き殺した女性は、以前に1年以上もの監禁に耐えた生還者だった。彼女は助け出されたその日に、また姿を消す。彼女は、女性が行方不明になっている事件にとても関心を寄せていたようだった。またも誘拐されたのか?女性の行方不明事件との関わりがある? 以前の監禁事件と関係ある? 事件の真相は、なかなかわからない。監禁という犯罪の被害者は、その家族は、その後に生きていくのは並大抵なことではないとよくわかった。
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長いこと監禁された女性が、再び”監禁”の影におびえながらも犯人と戦う。それを追う女刑事・・・。 う~ん、ハードなサイコ物かなという出だしだったが、ストーリーはともかく、”監禁”シーンが丁寧を通り過ぎてまだるっこい。延々と同じような描写(文字通り同じセリフも何度も出てくる)が続くのが退屈で、読んでいて飽きてくる。 犯人を追う刑事側も、メンバーとの葛藤や家庭の様子も何故か中途半端にチョコチョコ描きこまれている。 後書きを読んで分かったけれど、これはシリーズ物の一作らしく、道理でいきなりの人間関係、と納得。 このレベルで他のシリーズの翻訳は無理かな? 同じ監禁物でも「パードレ~」などと比べると低レベル。
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女性刑事D.D.ウォレンシリーズのうちの1冊。職務で負傷し,職務制限中のD.D.の元に謎めいた事件の一報が入る。被害者は生きたまま焼かれた男性,そして加害者は,被害者に拉致されて監禁されかかっていた女性だった。その女性フローラは,5年前に別の監禁事件から生還した被害女性だった。彼女は自分が遭遇したのと同じような事件に異様な執着を見せていた。いったい,フローラが隠しているのは何なのか。 現在進行形の事件と,フローラの監禁されたときの回想とが絡み合いながら物語が進むのですが,もう過去パートがきつくてきつくて。。フローラが肉体的にも精神的にもジェイコブズにボロボロにされてまったく抵抗できない,むしろ生きるために依存していくしかなくなっていく様子が丁寧に描かれていて超しんどいです。 被害者とその家族が事件の「その後」をどう生きるか,という重いテーマを描いている点では「ルーム」と共通した点もあり,その一方,エンターテイメントとしてもうまく作られていると思います。現在の事件と過去の事件がつながり,フローラの秘密があきらかになると共に真犯人にたどりつくというよくできたプロット。 最後になって,同じく事件の後遺症で萎縮し,自分らしさを失っていたD.D.が自身の負傷した時の事件を乗り越えたのが,フローラと母ローザが事件を乗り越えて自分を取り戻そう,取り戻すためにあがき続けようと決意するラストと重なっているんだなーと思いました。 しかしまあ本当に事件としてはムカムカすると言わざるを得ない・・・けど,ジェイコブズは最悪ではありますが,ボストンが貧しいWASPではない白人が多く住むなかなか難しいエリアで,ジェイコブズのような人々が社会に不満をもって暮らしている,というのは,トランプ時代を迎えた世相とも重なって色々と考えさせられる背景ではありました。
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リサ・ガードナーといえば、ヴィレッジブックスのロマサスだが、小学館から本格サス出版。新境地開拓でも、さすがリサ様、ぐいぐい読ませる ボストンが舞台 誘拐監禁から生還したフローラ そのフローラが又もや災難に巻き込まれる(またか…もう、勘弁したってくれ)監禁中のフローラの心情をこれ...
リサ・ガードナーといえば、ヴィレッジブックスのロマサスだが、小学館から本格サス出版。新境地開拓でも、さすがリサ様、ぐいぐい読ませる ボストンが舞台 誘拐監禁から生還したフローラ そのフローラが又もや災難に巻き込まれる(またか…もう、勘弁したってくれ)監禁中のフローラの心情をこれでもかとえぐる筆力に圧倒される。 それにしても、女刑事D・Dさん、フローラに冷たすぎませんか? D・Dの家庭は幸せそのもの。そんな、D・Dにフローラの何がわかるっちゅうねん⁉ムカムカ Dr.サミュエルがフローラのママに恋してるってくだりいるのか? 全然いらないです。まったくもって余分です。リサ様のロマの血が騒いで、ちょこっとロマ要素を入れちゃったってことですかねw
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惹かれたのは、誘拐された女が長期間(この場合472日間)拘束され生き延びて生還したものの、彼女の周りに不穏な事件がという話らしい、という展開で、です。 確かにその通りなんだけど、やっぱり翻訳物は私は好きではないと認識するばかりで(^_^;) つまらんのです。なんというか。勿体...
惹かれたのは、誘拐された女が長期間(この場合472日間)拘束され生き延びて生還したものの、彼女の周りに不穏な事件がという話らしい、という展開で、です。 確かにその通りなんだけど、やっぱり翻訳物は私は好きではないと認識するばかりで(^_^;) つまらんのです。なんというか。勿体つけた話運びとか。 きっとストーリーは面白いんでしょう。 映像化意識してるかな、とか。 でも、もっと心理戦とか、そういうのが読みたいのに意外にそうでもない。 『怪物』は誰なのか。 そこは確かに面白かった。でも説得力はなかったな。
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