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迷子の王様 の商品レビュー

4.1

65件のお客様レビュー

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2026/03/09

リストラ面接官が主人公の「君たちに明日はない」シリーズの第五弾にして完結編。 全四篇のモデルといえそうな会社は、それぞれ、カネボウ化粧品、シャープ、文教堂書店(公文書店という店名と店舗数28という規模感から)、そしてラストでは、主人公の勤務先自体が自主廃業によりリストラの対象と...

リストラ面接官が主人公の「君たちに明日はない」シリーズの第五弾にして完結編。 全四篇のモデルといえそうな会社は、それぞれ、カネボウ化粧品、シャープ、文教堂書店(公文書店という店名と店舗数28という規模感から)、そしてラストでは、主人公の勤務先自体が自主廃業によりリストラの対象となるわけだが、この会社のモデルはよく分からない。たぶんないのだろう。 三篇目の「さざなみの王国」の書店員、佐久間香織が何とも気に掛かる存在だ。極端な人見知りながら、とても誠実に生きている様子が好感が持てる。ラストの作品で、再登場する人物、2の「借金取りの王子」、4の「永遠のディーバ」、5の「さざなみの王国」の3名は、きっと作者のお気に入りの人物なのだろう。 人生における「仕事」の位置付けについて悩んだことは一度もない、というひとでない限り、本シリーズの一篇くらい読んでみて損はない。読まなくても明日は来るけれど、読めば、きっとよりよい一日になると思う。

Posted byブクログ

2026/02/16

ブックオフにて『これ読んでないじゃん!』を発見して手に取ると、本作がシリーズ最終巻!!! 今回の登場人物達は何かを達観してます! →最終巻に相応しく!!! そして、主人公の村上真介もついに会社を去る事に!? このシリーズは読み手に色んな仕事と人生を教えてくれます。 人生には...

ブックオフにて『これ読んでないじゃん!』を発見して手に取ると、本作がシリーズ最終巻!!! 今回の登場人物達は何かを達観してます! →最終巻に相応しく!!! そして、主人公の村上真介もついに会社を去る事に!? このシリーズは読み手に色んな仕事と人生を教えてくれます。 人生には時間という限りがあり、有限の時間の中で仕事をして家族を持ったり、生きていくためのお金を稼がなくてはなりません。 お金を稼ぐ為だけに仕事をしていたのでは、つまらないかもしれませんが、割り切ってしまえば其れが仕事と言うものなのかも知れません。 何れにしても今の自分の仕事で悩んでいる人は是非お読みください! トーキョー・イーストサイド:美容部員の話、知的背景という言葉が私に刺さりました! 迷子の王様:8Kテレビの開発者の話、畑で採れる野菜が美味しそう!!! さざなみの王国:コミュ障だけど色々上手くこなせる書店員の話、作者の本についての考えが読める! オン・ザ・ビーチ:主人公村上真介のこれ迄と、これからの話!!! 本作は、其々の章の主人公達が、作者の思想を語ってくれているように思えました!!!

Posted byブクログ

2025/08/02

シリーズ最終巻。 仕事に対する想いや向き合い方は十人十色。 真介のように面談を通して、いろんな人の仕事観に触れられるのはちょっと羨ましい。 フィクションだし実情は違うかもしれないけど、それでもやっぱり辞めていく人達の未来に希望があるのは嬉しい。 業界事情も知れるし、なかなか面白か...

シリーズ最終巻。 仕事に対する想いや向き合い方は十人十色。 真介のように面談を通して、いろんな人の仕事観に触れられるのはちょっと羨ましい。 フィクションだし実情は違うかもしれないけど、それでもやっぱり辞めていく人達の未来に希望があるのは嬉しい。 業界事情も知れるし、なかなか面白かった。

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2025/04/06

シリーズもので好きだったけどもう良いかなっていう気持ち。サービス業で頑張っている香織さんの話のさざなみの王国は良かった

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2024/01/04

『君たちに明日はない』第5弾。 リストラ請負会社『日本ヒューマンリアクト』の面接官・村上真介。 『トーキョー・イーストサイド』 老舗化粧品ブランド『コフレ』のエリアマネジャー・まりえ。 大手化学メーカー『ワコウ』に買収され… 『カネボウ』と『花王』かと。 鐘紡自体を知るだけ...

『君たちに明日はない』第5弾。 リストラ請負会社『日本ヒューマンリアクト』の面接官・村上真介。 『トーキョー・イーストサイド』 老舗化粧品ブランド『コフレ』のエリアマネジャー・まりえ。 大手化学メーカー『ワコウ』に買収され… 『カネボウ』と『花王』かと。 鐘紡自体を知るだけに、なんとも… 結局は学歴は強い、なんだかんだいっても… やっぱり。 『迷子の王様』 家電メーカー『セネッシュ』のエンジニア・時夫。 『自分が求めているものをつくる。あるいは、誰かが切実に求めているものを作る。そんなものを作る。そして、人に喜ばれる。それが、本当に報われるってことだろう。』 機能が多すぎる、そんな機能いる?綺麗な画質? 本当に消費者は求めているのか⁇ 家電にしろ、車にしろ… 何か、消費者からどんどん離れていってる気がするな、日本製。 日本の製造業の将来、不安だらけ… 『さざなみの王国』 書店販売員・香織。 こんなに無口でよく、アパレル販売員がつとまったなと…書店販売員は無口でもいいんだろうけど。 香織にとっては、大好きな本に向き合える世界がいいのだろう。 でも、香織は今でいうと、発達障害だったんじゃないかと… 周りの対応に疑問が残る… 『オン・ザ・ビーチ』 『日本ヒューマンリアクト』が廃業。真介は無職に… が、やっぱり最後は『人』なんだと。 仕事をする上でやっぱり重要なのは、『人』とちゃんと関係を作れるかだと。 決して、『モノ』や『コト』を売るのではなく、『人』を売るのだと。 でも、結局、真介と陽子、結婚しなかったな。 高橋社長もあっさり…

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2023/12/21

約1年前から、シリーズ計5巻を読み終えた。初めの2巻はすごく面白く読めたが、どんどんと落ちていった感じで、今回の5巻目は1番パッとしなかった。彼女とどうなったかもなく、ラストも何かもうちょっと欲しかったなぁ。

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2023/10/28

君たちに明日はないのシリーズ最終本。 今まで他人の退職を促してきた真介が、今度は自分の将来を考えることになる。人との出会い、それが一期一会てあろうとも、その人達と関わり続けてきた彼の人柄が滲み出る。 年上の彼女とはその後どうなるのかも気になる。

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2022/06/17

仕事とは?働くとは?ひいてはしあわせとは?につながる問いを投げかける。 とうとう最後。 社会の変化に伴って、仕事や会社のありようも変わる。そしてリストラ屋も。秀逸な終わり方。名残惜しい。

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2022/01/26

シリーズ5作目で最後。 まだまだ続けて欲しかったけど仕方ないですね。 働くという事を再確認させられました。 考えさせられます。

Posted byブクログ

2021/11/27

仕事を通して、今を楽しめていない奴は、将来も楽しめないよ 実際の生とは、一瞬ごとにためらい、同じ場所で足踏みし、いくつもの可能性の中のどれに決定すべきか迷っている。 この形而上的ためらいが、生と関係のあるすべてのものに、不安と戦慄という、紛れもない、特徴をあたえるのである。

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