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幸せなひとりぼっち の商品レビュー

4.2

28件のお客様レビュー

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2023/03/06

映画を見る前に予習で読みました。 オーヴェは初見変人だが、信念のある人間でした。 ちょっと日本語訳がわかりづらいなとおもったけど、その辺りはオーヴェのような癖のある感じを表現するためか?と捉えて読みました。

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2023/02/13

オーヴェの周りにいる人と同じように 読み進めるうちに彼に対する印象が変わっていった。 苦手に思っていた最初の頃は読むスピードも遅く だんだんと好きになって行く中盤にはグングンと読むスピードが上がっていった。 最後は 人生ってそういうものなんだね と 悲しい気持ちとホッコリする気...

オーヴェの周りにいる人と同じように 読み進めるうちに彼に対する印象が変わっていった。 苦手に思っていた最初の頃は読むスピードも遅く だんだんと好きになって行く中盤にはグングンと読むスピードが上がっていった。 最後は 人生ってそういうものなんだね と 悲しい気持ちとホッコリする気持ちが入り混じったような気持ちになりました。 出逢えて良かった一冊

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2022/12/31

序盤でつまずき、長年積読でした。 読み進めていくにつれ、読みやすくなりました。 オーヴェの良さや温かく個性的な周りの人々、最愛のソーニャ。全てが良かった。 途中もクスッと笑えるシーンが多々あり 心がじんわり。 今年最後にこの本を読めて良かったです。

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2022/12/09

最高です。 映画から入り、原作に至りました。 笑える上に感動させられます。 主人公であるオーヴェは度が過ぎる偏屈オヤジ。 しかし、読み進めるうちにそれはただ変であるのではなくて、オーヴェ自身の信念に拠るものだと解るにつれて面白さに加えて尊敬や愛着が湧いてきます。 本当に面白く...

最高です。 映画から入り、原作に至りました。 笑える上に感動させられます。 主人公であるオーヴェは度が過ぎる偏屈オヤジ。 しかし、読み進めるうちにそれはただ変であるのではなくて、オーヴェ自身の信念に拠るものだと解るにつれて面白さに加えて尊敬や愛着が湧いてきます。 本当に面白くてサクサクと読み進めてしまうのですが、ただただ楽しんでるだけなのにオーヴェの生き様に心打たれている自分に気付きます。 心にじんと染みるものを感じさせつつも、説教くささなんてない。(もちろんオーヴェはオヤジなのでちょっとした説教は垂れますがw) 人生の大切なものを笑いで包んでくれているように感じました。ソーニャの教え方もこんな感じだったのかなと。 あと個人的に気になった事。 オーヴェの手紙の最後の文章にあった 「住居エリア内に車を入れさせるな」 これ笑いどころなんですかね? 自分はずっと堪えていたのに、この文章でやられて涙腺崩壊しました。 何故かわかりませんが。 ともあれ最高の小説です。 映画も最高なので未読or未視聴であれば是非是非おすすめします。

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2022/04/03

何なんだこの偏屈オヤジは…鼻につきすぎて全然すらすら読み進められない…と、初め〜中盤ちょっと前までは思ってたけど、そこからがすごかった。面白かった。クセ強人間オーヴェのことが気になってしかたなくなってしまった。映画になってるのは知らなかったから、これから見たい。

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2021/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スウェーデンの偏屈なおじさんが妻に先立たれて職を失い、妻のところに行こうとして何度も自殺を試みるも、隣人たちのせいで失敗する物語。 偏屈なおじさんは自分の信念があって、一貫して妻を愛していて、周りに好かれている。読者も最初は偏屈じじいって思うけどだんだんオーヴェが好きにぬっていく。 パルヴァネやイミーなどの隣人たちがまた良いキャラしていて、にぎやかで楽しそうな団地だなと憧れる。 クスッと笑えて、そして泣けます。淡々とした文体がまた良い。 スウェーデン人が家や家族を大切に思っている価値観を感じました。 久しぶりの小説だったので少し読むのに時間がかかりましたが、とても面白かったです。

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2020/08/01

偏屈なじいさんが隣近所の人と交流して…実は過去にこんなことがあって…そしていつの間にか……。 こういう話って大体おもしろい。“偏屈なおじさん(主人公)”って意外と優しいから、読み進めるうちに気付けば彼に対して愛を抱いてるんですよね。笑 今回もそうでした。 物や専...

偏屈なじいさんが隣近所の人と交流して…実は過去にこんなことがあって…そしていつの間にか……。 こういう話って大体おもしろい。“偏屈なおじさん(主人公)”って意外と優しいから、読み進めるうちに気付けば彼に対して愛を抱いてるんですよね。笑 今回もそうでした。 物や専門家に頼りがちな現代人(若年層)を風刺する描写がちょいちょいあり、“便利すぎる世の中”についても考えさせられました。 初のスウェーデン人著者の小説。帯の通り、笑いと涙の感動作です。ぐっとくる場面がたくさんありましたが、個人的には、ソーニャが「人を愛することは家に引っ越すのに似ている」と語ったシーンです。 これがデビュー作とは驚き! (※主人公の名前の由来には笑った) スウェーデン版の映画も観ました。小説通りで、おもしろかったです。ハリウッド版の映画化も考えられているようで、トム・ハンクスさんがこの偏屈なじいさんを演じるという噂を聞きました!もし本当の話なら、ぜひ観てみたいです!

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2020/05/29

偏屈親父の物語だが、信念を持ち筋が通った親父だから、ただの偏屈でなくて、愛される親父の物語だった。面白くて読むページが進む。

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2019/08/17

一人の人の人生って、他人には知りえないほどのたくさんの記憶があって、みんなお子どもの頃があって、若い時があって、その中でいろいろな人と巡り会って、影響しあって、価値観を作っていくんだなーと改めて思った。 自分の人生をまっとうすることにはじめからゴールとか目的ってないんだなー、とか...

一人の人の人生って、他人には知りえないほどのたくさんの記憶があって、みんなお子どもの頃があって、若い時があって、その中でいろいろな人と巡り会って、影響しあって、価値観を作っていくんだなーと改めて思った。 自分の人生をまっとうすることにはじめからゴールとか目的ってないんだなー、とかも思った。

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2019/01/20

自分に厳しく他人にも世の中にも厳しいオーヴェ。 自分のルールがあり崩す事はない。 妻を亡くし、生きる気力を失うオーヴェに、ズカズカと入り込むパルヴァネ一家。 物語は良くある、淋しい孤独な老人が人と繋がり変わって行く姿を描きます。 良くある物語だけど……泣けます。...

自分に厳しく他人にも世の中にも厳しいオーヴェ。 自分のルールがあり崩す事はない。 妻を亡くし、生きる気力を失うオーヴェに、ズカズカと入り込むパルヴァネ一家。 物語は良くある、淋しい孤独な老人が人と繋がり変わって行く姿を描きます。 良くある物語だけど……泣けます。 妻の墓の前で「淋しいじゃないか」と毎回、呟く切なさ。 孤独だったオーヴェの周りに、いつの間にか人が集まり、まるでドタバタ劇のような後半。 真面目に生きて真っ直ぐ生きて来た者への幸せな時間。 人の思い出の中で生きれるって幸せな人生だと思う。

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