魔女と思い出と赤い目をした女の子 の商品レビュー
すべての人の、すべての死は、きっとどこかに悲しみを含む。(91ページ) . なにも、求めていない。 ただそこに、彼の意思があればいい。他に必要なものなんてひとつもありはしない。(100ページ) . 私は、私の愛を確信したい。 できるならそれを、確信してから死にたい。(162ページ...
すべての人の、すべての死は、きっとどこかに悲しみを含む。(91ページ) . なにも、求めていない。 ただそこに、彼の意思があればいい。他に必要なものなんてひとつもありはしない。(100ページ) . 私は、私の愛を確信したい。 できるならそれを、確信してから死にたい。(162ページ)
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魔女の最期の願い事は。 確実に使用できる状態を作れたら、どんな能力よりも優れたものになるのでは。 決められた未来を歩いていたからこそ、何十年 も先の出来事を計画する事が出来たのだろ。
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主人公の気持ちの変化を感じる話でした。 一作目のようなどきどきはありませんでしたが、とても優しい良い話でした。
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河野裕の魔女と思い出と赤い目をした女の子を読みました。 咲良田を舞台にしたSF、サクラダリセットの2冊目でした。 時間を戻すことができるリセットの能力を持つ春﨑美空とリセットを越えても記憶を保持できる浅井ケイとの二人はいつも一緒に行動しています。 浅井ケイの中学時代の後輩、岡...
河野裕の魔女と思い出と赤い目をした女の子を読みました。 咲良田を舞台にしたSF、サクラダリセットの2冊目でした。 時間を戻すことができるリセットの能力を持つ春﨑美空とリセットを越えても記憶を保持できる浅井ケイとの二人はいつも一緒に行動しています。 浅井ケイの中学時代の後輩、岡絵里は浅井ケイに勝ちたいと言うことだけで、咲良田の超能力管理局の中枢に近い「魔女」に会いに行こうとします。 浅井ケイは「魔女」と岡絵里を管理局から守ることが出来るのでしょうか。 コンピューターゲームでは、物語の序盤で敵として登場するメンバーが次々に仲間になっていき、強くなったパーティーで終盤に待ち受ける悪の帝王を倒すという定番のストーリーがありますが、この物語もそのような展開になるのでしょうか。
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河野氏が語る優しさや強さは一般的な定義とは少しずれているものの、作品の世界観に浸るうちに徐々に自分の中にも染み込んでくる感覚が好きだなあ。 能力の使い方が想定外であることが多いけど、こんな展開を想定して能力を設計していたとしたら凄い想像力ですね。
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それぞれの能力によりフォーカスが当たり、戦いの中で能力の可能性を描いている作品。主人公たちの過去に触れつつ、今と対比させるのは魅力的で、一人で戦っていた昔と協力していく今が美しい作品。今後の展開により期待してしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2018/4 9冊目(通算61冊目)。咲良田における魔女の存在が出てきて、同じ作者の「階段島」シリーズみたいな話の雰囲気を思い起こさせる。しかも、ラストで「魔女」の後継者の候補がケイが昔リセットで死なせた女の子だということが分かり、話がどう進んでいくのか想像がつかない。その女の子は生き返るのか?。話のそちらの部分が気になり、他の部分がおろそかになりそう。春埼はケイに好意を持っているが、ケイの方は今のところは春埼に心があるようだけど、その女の子が生き返ったらどうなるのかな?どちらにしても波乱含み。次。
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間違いに気付いた時、きちんとそれを認められる事、そして、それをしっかり他者にも示せる事。これは簡単なようで簡単じゃない。これができるのが本当に強くて優しい人だと思う。 間違った自分を自覚しつつ、未来を選んでいくのは本当に勇気がいるね。 彼らの優しさに涙が出そう。
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サクラダリセット2作目。 岡絵里と名前のないシステムの話。 映画の前編は主にこの部分をやっている。
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村瀬の能力とリセットの関係が難しいがスルー。タイムリープものにつき物の、誰に影響があるかこじれてくる感じは苦手なので、これがもっとこじれてくる展開になったら厳しい。今のところ好きなシリーズ。
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