魔女と思い出と赤い目をした女の子 の商品レビュー
とりあえず全巻購入。 結構アニメを楽しく視聴しているので裏のあらすじを読んでここまでは大丈夫だろうな~って思ったら。 結構最後どでかい新発見があった。いや、原作読んでネタバレもクソもないんだけど。 悔しかったから続きは放映が終わってから読む。ちえっ。 個々人の能力の説明は文章の...
とりあえず全巻購入。 結構アニメを楽しく視聴しているので裏のあらすじを読んでここまでは大丈夫だろうな~って思ったら。 結構最後どでかい新発見があった。いや、原作読んでネタバレもクソもないんだけど。 悔しかったから続きは放映が終わってから読む。ちえっ。 個々人の能力の説明は文章の方がわかりやすい。 アニメも折角画像を使うんだから図解とかすれば良かったのに、とちょっと思ったり。
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サクラダリセット、シリーズ第2弾。 本作もとても面白かったです。 「リセット」能力が使われるため、事象の流れが分からなくならないように、普通の小説よりもじっくり読まないといけないところが、サクラダリセットを楽しむ醍醐味かなぁと思います。 能力者の能力の組み合わせ、その能力の制限を上手く利用して、不可能と思われることを可能にしていく、浅井ケイの知略に脱帽です。ケイの記憶保持、春埼のリセット、村瀬の物を消去する能力、そして佐々野の写真の中に入る能力を的確に組み合わせ魔女の救出作戦は凄かった。 浅井ケイは2年前と現在(高校一年生)では、考え方や行動が随分変わったのかな? シリーズ第3弾も楽しみです。
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面白かった 全編に漂う切ない雰囲気が好き 記憶を忘れない能力なんて僕は欲しくない 忘れないなんて生きるのが辛いじゃないか 僕が咲良田に住んでいたらどんな能力を得ていただろう 幸せな能力だったらいいな
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シリーズ二冊目。自己を自己として認識するための条件、というものが話の根底にあるように思う。スワンプマンの思考実験が面白い。 2017/5/8
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仕掛け,伏線が複雑で理解がついていかないところも多いが,リセットするたび今度はどう出る?とドキドキハラハラしながら読了.システムになってしまった魔女のあり方が気の毒でかわいそうだった.
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岡絵里の言動は余りに身勝手でイラっとした。ケイにここまで深読みされては太刀打ちできないんだろうけど、それにしても行動があまりに幼稚だ。
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計算され尽くした物語。 面白かった。 未来予知ってのはほんと反則だよなぁ。 悪が強いのか善が弱いのか。見方次第だけど。 弱さは強さ。強さは弱さ。 そして、魔女を失い、野良猫を取り戻す咲良田。 大きな一波乱がありそうだ。
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入れ子式のストーリーを計算しつくしてるなぁと思った。映画のインセプションみたいだ。 まず事件が起きて、物語は三日前から始まる。これは春埼の能力リセットによるもの。時間は三日前にさかのぼる。 失敗を繰り返しながらも、どうにか解決できる方法を探して再び戻る。 さらに今回は新たに、写真の中の世界に入り込む能力で時間は30年前にまでさかのぼる。 サクラダリセットシリーズ2巻目、だんだん面白くなってきた。 ケイはとある初老の男性、佐々野に頼まれる。 マクガフィンが欲しいといわれ、またマクガフィンが、と思う。あれは、ただの石だ。 破れたジーンズをはき、十字架のチョーカーをつけた、赤い目をした女の子に能力を奪われ、マクガフィンでどうにかならないかという。 ポラロイドカメラで写真を撮る、そして写真を破るときの二回に能力を使うと、写真の世界に十分だけ入れる。思い出に浸るための能力だという。 管理局に呼び出されて、すべての未来を見通す能力を持つ女性に会った帰り、ケイは突然に赤い目の女の子に話しかけられる。 「やっほぅ、先輩」 彼女、岡絵里は、ケイが中学生のときの後輩だった。彼女は明らかにケイに敵対している。彼女は他人の能力を封じることができる。 そのタイミングで、春埼がビルから出てきてしまった。岡が振り向くと同時に、ケイはリセットを宣言した。 自己同一性の思考実験、スワンプマン。もし、沼の横を歩いていた男が雷に打たれて死に、雷の作用でまったく偶然に沼から同じ思考、記憶、容貌を持った男が生まれたとしよう。 今までと同じ生活を暮らし、他人もその男に気が付かない。しかし、男は確かに雷に打たれて死んだ。 沼から生まれた男は、雷に打たれた男と同一だと言えるだろうか? 写真の中に移っていた、二年前にケイが死なせてしまった少女。 ケイは、自分が求めていた能力を手にする。
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宮沢賢治は「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」と言っていた。もしかしたら主人公・ケイの目指す世界はそれに似ているものなのかもしれない。その割には、作中ケイの食う割は大きかったが。 出来るだけ多くの人の幸福を願うケイの優しさが沁みてくる物語で、と同時に過去の...
宮沢賢治は「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」と言っていた。もしかしたら主人公・ケイの目指す世界はそれに似ているものなのかもしれない。その割には、作中ケイの食う割は大きかったが。 出来るだけ多くの人の幸福を願うケイの優しさが沁みてくる物語で、と同時に過去の彼が描かれることで、それが彼の生来ではなく、成長によって得られた特質と知る。 過去の選択を一つも後悔していない人はほぼいないと思うが、やり直せないからこそ努力する、優しさと哀しさを感じる物語だった。
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物語が速度を持ち始める。1巻はむしろ短編的な扱いだったのでは、と思うくらいここから話が変わったように思います。もちろん良い意味で。時間の行き来が増えましたがおもしろく読めました。 今後の展開がわかっているだけに、魔女の最初の「貴方は私の結末が、幸福なものであることを望んでくれる?...
物語が速度を持ち始める。1巻はむしろ短編的な扱いだったのでは、と思うくらいここから話が変わったように思います。もちろん良い意味で。時間の行き来が増えましたがおもしろく読めました。 今後の展開がわかっているだけに、魔女の最初の「貴方は私の結末が、幸福なものであることを望んでくれる?」という言葉で泣いてしまいました。春埼が少しずつ変化していく姿をなんだかうれしく思います。春埼とケイがしあわせになってほしいです(物語を知っているのに祈らずにいられない) そしてこれから登場する相馬菫のことを思うと今から胸が痛い。
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