バーナード嬢曰く。(3) の商品レビュー
あなたたちがしてること、それだよ、読書会。 とっても理想的な読書会してるよ。 なかなかないんだから、そんな楽しそうな読書会。 ビブリオバトル もそう。 かしこまって、語らなきゃ!ってなると言葉が出てこなかったり。 どうしても、これでこの本の魅力を十分につたえられるだろうか、もっと...
あなたたちがしてること、それだよ、読書会。 とっても理想的な読書会してるよ。 なかなかないんだから、そんな楽しそうな読書会。 ビブリオバトル もそう。 かしこまって、語らなきゃ!ってなると言葉が出てこなかったり。 どうしても、これでこの本の魅力を十分につたえられるだろうか、もっと何かあるんじゃないか、正確に伝えなきゃって思っちゃうから…本に対する敬意が、逆に本の魅力を伝えることの邪魔をする。 そう、前後とか背景とかいいんだ、今この本について話したい。 それだけなんだ。
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「文学部は何の役に立つの?」と工学部大学生だった娘に不思議そうに聞かれたことがある。「人間の生きる目的、正しい生き方を探求する」ととりあえず答えた。 文藝の全てに一貫するメインテーマは〈時間〉、死を記述し最期を意識させるのは文藝の主要目的。一般文学の死が日本刀で斬られるようなら...
「文学部は何の役に立つの?」と工学部大学生だった娘に不思議そうに聞かれたことがある。「人間の生きる目的、正しい生き方を探求する」ととりあえず答えた。 文藝の全てに一貫するメインテーマは〈時間〉、死を記述し最期を意識させるのは文藝の主要目的。一般文学の死が日本刀で斬られるようならSFのなかの死はカミソリで裂かれたようで痛さを感じない。さらに漫画では大量虐殺もよくあるし凄惨とも思われない。 「火の鳥、何を薦める?」俺は『復活篇』。だがアトム復活篇でアトムの父母が「私達ロボットは諦めがいいんです」とアトム復活のためにあっさりと犠牲になるのが心に残る。
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山田風太郎『人間臨終図巻』 ペットを飼うことは、人間性のないものに擬似的な人間性を与える行為であり、それは名付けることで始まるのだ。なんて歪だろう。 佐藤哲也『シンドローム』 健全に不健全 『火星の人』読んでたおかげで『オデッセイ』観たあと家族に自慢できたよ エドワード・ゴーリー...
山田風太郎『人間臨終図巻』 ペットを飼うことは、人間性のないものに擬似的な人間性を与える行為であり、それは名付けることで始まるのだ。なんて歪だろう。 佐藤哲也『シンドローム』 健全に不健全 『火星の人』読んでたおかげで『オデッセイ』観たあと家族に自慢できたよ エドワード・ゴーリー『うろんな客』 吉村昭『羆嵐』
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
神林さんが同じ話を何回もしちゃうのを、ド嬢が何度でも聞くよ?って言ってくれる関係性が優しいな〜と思いました‼︎巻を経るごとに読書を通じて登場人物達の仲がどんどん深まっていっているのが感じられて、読書友達って良いなぁ…と思います‼︎「どんなに優れたレビューよりも友達が楽しそうに喋ってる姿を見るほうがずっと強く「読みたい」と思わせられるんだ」という長谷川さんの言葉どおり、この漫画に出てくる本が全部読みたくなってしまいます‼︎
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...もう絶体に俺よりド嬢の方が本読んでるよ、うん...。 しかし神林とのふんわりした友情百合がなんともたまらない。うまい絵ではないのに、あの慈愛に満ちた素朴な笑顔に強く惹かれてしまう。
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火の鳥をどれから読んだらいいかの話がおもしろかった 20年くらい前に漫画で神林さんがおすすめしてたロビタの話まで読んでしんどくなってやめてしまった思い出 プールで足をつけながら本読んでるのも良かった
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まだまだネタはあるのか〜\(^o^)/ 今回もクスッと笑える一冊。 著者自身も言っているように 1巻目にくらべると さりげなく読書力が増えつつある ド嬢・町田さん(笑) 孤高の人だった神林が 影響されて仲が良くなっているし。 そんなほのぼのな高校生活の一面も 見られた巻でした...
まだまだネタはあるのか〜\(^o^)/ 今回もクスッと笑える一冊。 著者自身も言っているように 1巻目にくらべると さりげなく読書力が増えつつある ド嬢・町田さん(笑) 孤高の人だった神林が 影響されて仲が良くなっているし。 そんなほのぼのな高校生活の一面も 見られた巻でした。 おすすめ絵本、ゴーリー来たぁぁ。 『犬は勘定に入れません』も。 学研まんがも(๑・̑◡・̑๑) 読んだ本のことは共感し 未読の本は読みたくなる漫画ですね。 だが、ド嬢! くれぐれも借りた本は汚すなかれ!
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巻末にあった作者のコラムにあった、”たったひとつの特別な関係”をテーマに漫画を描いているという話が印象に残った。 ド嬢と神林の友情がまさにそれ。 二人の関係性がこの作品の魅力の一つでもあると思っていたのでなるほどーと思った。
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ド嬢も神林さんも可愛かった。が、最後の『熊嵐』紹介の恐怖で、読んだ内容が全部吹っ飛んだ。三毛別ヒグマ事件は知ってたけど、この本は知らなかった。読んでみたいけど怖い…。
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「バーナード嬢曰く。③ 施川ユウキ 一迅社 2016年」面白いところはたくさんあった。読みたくなった本は、火の鳥と、ジェイン・オースティンの読書会くらい。本屋ネタ、古本屋ネタをもう少し増やして欲しい。
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