1,800円以上の注文で送料無料

学校では教えてくれない地政学の授業 の商品レビュー

4

14件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2017/04/04

https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-83160-2 , http://www.h2.dion.ne.jp/~mogiseka/ , http://mogiseka.at.webry.info/

Posted byブクログ

2017/02/08

世界史の近現代史を学んだ甲斐があった。そう思える本。歴史は現代にこうつながっている。なぜISは生まれたのか。なぜトランプ政権はうまれるのか。これが世界史から読み解かれる。非常に興味深い。わかりやすい。後学に役立つ。  各章にまとめがあるのも良い。さすが予備校講師の著作。  

Posted byブクログ

2017/02/01

世界の見方には、リアリズムと理想主義とがある 民主党 移民(伊、ユダヤ、ヒスパニック、中国)黒人 福祉、医療充実、国際協調 (理想主義、平和主義)中国と協調 共和党 白人 政府開拓民精神 政府は国民の面倒をみない 個人の自立と一国主義 中国と対決 中国 8つの王朝のうち、漢民...

世界の見方には、リアリズムと理想主義とがある 民主党 移民(伊、ユダヤ、ヒスパニック、中国)黒人 福祉、医療充実、国際協調 (理想主義、平和主義)中国と協調 共和党 白人 政府開拓民精神 政府は国民の面倒をみない 個人の自立と一国主義 中国と対決 中国 8つの王朝のうち、漢民族は漢、宋、明のみ 焼肉とキムチ 焼肉はモンゴル、キムチは秀吉の影響 日本の鎖国 重武装中立 一進会 日本と合併しようとするグループ 1942 日本軍への志願兵 4000人の枠に25万人 日本側は賠償金の支払いを拒否 賠償金は戦った相手に負けた国が払うもの 1965 日韓基本条約 賠償金でなく経済援助 北方領土問題  二島専攻返還、香港方式、沖縄方式(ロシア軍の駐留を認める) ウクライナをロシアが手挟ない理由  黒海への出口(軍港)、安い穀物が手に入る アラブの春で崩壊したのは、親ロシア派の独裁政権だけ スンニ、シーア 9:1 イラン ペルシア語 シーア派 アラブ アラビア語 スンニ派 シーア派の居住地には油田が多い サウジは国内のシーア派が独立してイランの影響をうけて分離独立するのを恐れている シリアのアサド政権のバックはロシア 社会主義の独裁政権 それに対抗しているのがIS ISと戦っているのがクルド人 クルド人にバックにアメリカがついた トルコ東部のクルド人の独立運動に火がつくかもしれず、トルコが慌てた アメリカから離れていこうとする取ること手を結ぶロシア シリアのバックはロシア、クルドのバックはアメリカ、板挟みのトルコは微妙の立場

Posted byブクログ

2024/09/06

今年(2016)になって読み始めたテーマが「地政学」です。私が興味を持ち始めたからかもしれませんが、本屋さんを回っていても、これに関する本が増えてきたような気がします。今年になって何冊か類書を読んでいますが、茂木氏が書かれたこの本も、本屋さんで見つけました。 テレビ・新聞では、...

今年(2016)になって読み始めたテーマが「地政学」です。私が興味を持ち始めたからかもしれませんが、本屋さんを回っていても、これに関する本が増えてきたような気がします。今年になって何冊か類書を読んでいますが、茂木氏が書かれたこの本も、本屋さんで見つけました。 テレビ・新聞では、世界の多くの事件が報道されていますが、現在起きていることは、過去(歴史)に原因があって、その結果である、ということが、地政学的な点から見ると理解できる、というのが興味が持てるポイントです。 世界地図を見るのは好きでしたが、世界史は多くの国がでてきて複雑すぎて敬遠してきた感があります。そんな私にとって、常に地図がでてくる地政学の本は、世界史の事件の背景を助けてくれる素晴らしいものです。ここ数年は、私にとって「地政学」は関心を惹きつけるものになると感じました。 以下は気になったポイントです。 ・地政学では、国際紛争を、国と国との縄張り争いと見る。そこには善も悪もない、あえて言えば全部悪である(p16) ・地政学っていうのは、お隣さん問題だから、隣に強い人がいると困る。アメリカにとっては、隣人のカナダ・メキシコは全く怖くない。だから有利であり、どこからも干渉されないので「島」である(p31) ・共和党支持者で、イギリスから渡った人たち、いわゆる「白人」(=個人の自立と一国主義)と、民主党支持者である、19世紀以降の新しい移民(イタリア、ユダヤ、ヒスパニック、、中国)がいる、彼らは福祉国家と国際協調を望む(p35) ・太平洋戦争とは、要するに、中国市場をめぐる戦いであった(p53) ・72年のニクソン訪中があって、日米安保体制は揺らいだ。沖縄返還に応じたのこの直後、中国の脅威が薄れて沖縄の地政学的価値が低くなった(p55) ・中国と喧嘩はやめようというのが、民主党・金融資本・銀行・国務省、中国と対決するのが、共和党・軍需産業・武器メーカ・国防総省(p62) ・純粋な漢民族の王朝は、漢・宋・明のみ、唐は鮮卑という北方民族(p64) ・中国の地政学的位置は、南(海)を上=進行方向を上にしたほうが分かりやすい。(p67) ・中国では、18世紀になって、モンゴル騎馬軍団が、清の鉄砲隊に負けてしまう(p74) ・社会主義を目指す毛沢東・共産党と、資本主義を目指す蒋介石・国民党は、ランドパワーとシーパワーの戦い(p83) ・ソ連が崩壊して喜んだのは中国であり、海洋進出はそこから始まった(p88) ・ヨーロッパ列強が怖がって日本に近づけなかったのが、鎖国で、重武装中立である(p111) ・徳川家と朝鮮の関係は良かった、それを倒した明治政府は最悪である(p114) ・バイカル湖以東の東シベリアの人口は600万人、中国は旧満州だけで1億人いる(p143) ・サウジアラビアもクウェートも独裁だが、「アラブの春」は起きず、親ロシア派政権だけ起きる、これは誰かが起こしているのだろう(p174) ・大陸からイギリスに攻め込んで成功した最後の例が、11世紀のノルマン・コンクエスト、それがいまのイギリス王室のもと(p188) ・イギリスから見て、第二次世界大戦は大失敗であった、ソ連の台頭を許した。同じシーパワーの日本と戦って、イギリスの植民地が戦争中にどんどん独立してしまった(p192) ・ISは、サイクス・ピコ協定で決まった国境を認めない、この国境をぶっ壊そうとしているのが目的(p204) ・イランイラク戦争では、アメリカがイラクのフセイン政権に武器を売りまくった、湾岸戦争ではアメリカがイラクをたたいた(p206) ・イラン人としては、敵のアラブの多数派に従いたくないので、あえて少数派のシーア派と組む。シーア派政権ができるとは、古代ペルシア帝国復活となる、イランもイラクも油田は、少数派のシーア派の場所にある(p223) ・トルコ語は日本語そっくり、「てにおは」とか語順が同じ、発音もほぼ一緒(p234) ・日本が西太平洋を守る役目、トルコは欧州を守る役目がある。トルコはNATO加盟国である。トルコはローマ字を使っている(p240) ・インドは国と思うと誤解する、多くの民族があり宗教がある、インドは世界、「インド世界」である。欧州という国がないのと同じ(p250) ・ソ連の援助で核武装したのがインド、インドが核武装すると困るのでパキスタンのバックに中国がついた(p263) ・独立のとき、インド独立軍を日本が助けている、インドから見ると日本は敵ではない(p265) ・歴史には、場所が深くかかわっている、そして国家の行動の理由も「場所」が明らかにする(p269) 2016年11月12日作成

Posted byブクログ