学校では教えてくれない地政学の授業 の商品レビュー
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海洋国家、日本やイギリスはシーパワー、大陸国家、中国はランドパワー。朝鮮は2000年、中国のランドパワーに翻弄されてきた。ソ連崩壊で、中国は北方の脅威から解放され、シーパワー化。東シナ海、南シナ海への海洋進出。②モンゴルは史上最強のランドパワー。ロシアはモンゴル帝国を継承したランドパワー国家。ウクライナのクリミアを持つことは黒海を持つこと、黒海を持つことは地中海に出ること。そして、ヨーロッパのシーパワーとロシアのランドパワーの境目が丁度ウクライナ。③日本には朝鮮が防波堤、米英にはインド防衛の防波堤は、アフガニスタン(ソ連・ロシア)とチベット(中国)。
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地政学、歴史、現在の社会問題をまとめて理解できる本です! 地政学入門書の中で一番読みやすいのでオススメです!
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政治的な背景から地理を読み解くアプローチが面白かったです。 最初からというよりは、目次から気になったところを読んでいくのが良いと思います。
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全く世界史が面白いという感情もなく、現在の世界情勢が分からないという人が今までの歴史の流れを知りつつ今を知っていくための足掛かりになると思った。
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教養として世界史は知っておくべきだと思いつつ、なかなかとっつきにくいと思っていたところで見つけた本(浪人明けの時期に買ったはず)。 今まで気になりつつも読んでいなかったし、 今マーケットの勉強をしながらその背景として知っておくべきと思い読んだ。 過去についてはコンパクトにまとめ...
教養として世界史は知っておくべきだと思いつつ、なかなかとっつきにくいと思っていたところで見つけた本(浪人明けの時期に買ったはず)。 今まで気になりつつも読んでいなかったし、 今マーケットの勉強をしながらその背景として知っておくべきと思い読んだ。 過去についてはコンパクトにまとめつつも今に繋がるように解説され、現代社会の理解が深まるようになっている良書。
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ロシアは常に海への道を求めて南下を試み 中国は専ら北方民族の侵略と戦い続ける 陸地で隣り合う国同士は常に争い、お互いの脅威に晒され続け 海で囲まれたイギリスや日本は天然の障壁により戦略上の優位を持つ 朝鮮半島は常に中国からの侵略を受け、中国での政権交代と共に同様に勢力が交代する...
ロシアは常に海への道を求めて南下を試み 中国は専ら北方民族の侵略と戦い続ける 陸地で隣り合う国同士は常に争い、お互いの脅威に晒され続け 海で囲まれたイギリスや日本は天然の障壁により戦略上の優位を持つ 朝鮮半島は常に中国からの侵略を受け、中国での政権交代と共に同様に勢力が交代する 朝鮮を侵略した豊臣秀吉を滅ぼした江戸幕府とは良好な関係を保ったが 江戸幕府を倒した明治政府とは必然的に敵対関係となった 日本が満州国を樹立したのと全く同じような方法で フランスとイギリスがオスマン帝国(トルコ)にシリアとイラクを樹立した(サイクス・ピコ協定) そのことが現在にまで続く中東各国の情勢不安の現況となっている 地政学という概念をわかりやすく伝えてくれ、近代史が単なる事実の積み重ねではなく 当事者の必然的な構造として説明される 各国の事情や行動が論理的に説明されとても面白かった。また必要に応じて読み返したい。
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地政学は要は縄張り争いのこと。 各国の地理的な位置関係から戦争などが起こった理由を読み解いていくので面白い。
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茂木さんの本はとてもわかりやすい。 これは対話式なのでさらに読みやすく、地政学をちょっと読んでみたいという方、入門編にオススメです。
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「反日=親ロシア」予備校講師のエセ地政学解説。茂木は、プーチンに日本を安く売り込む"工作員志願者"。 下記に引用する茂木の発言を読んで「良案だ」などと考える日本人がいるとすれば、その知的低劣と愛国心の欠如を自ら恥じたほうがよい。 なお引用文中、「茂木」は著...
「反日=親ロシア」予備校講師のエセ地政学解説。茂木は、プーチンに日本を安く売り込む"工作員志願者"。 下記に引用する茂木の発言を読んで「良案だ」などと考える日本人がいるとすれば、その知的低劣と愛国心の欠如を自ら恥じたほうがよい。 なお引用文中、「茂木」は著者、「砂山」は砂山圭大郎・文化放送アナウンサーのこと。 《茂木 ロシアと中国とでは、人口増加率がまったく違うので、シベリアのロシア人はどんどん減っているんですよ。バイカル湖以東の東シベリアの人口はたった600万人です。あの広大な土地に千葉県の人口ですよ。中国は旧満州だけで1億人います。もう一人っ子政策をやめましたね。そうすると人口は爆発的に増え、ますます土地がないっていって、もう実はシベリアに不法侵入してますよ。中国人がいっぱい。 砂山 だからプーチンさんは、そこをなんとかしたい。 茂木 中国人の移住を止めたい。そこで日本なんですよ。 砂山 シベリアを一緒に開発しよう、みたいな。 茂木 ジャパンマネーと日本の技術でシベリア開発し、ロシア人を増やしたいと。中国マネーに頼らずにすませたい。 (中略) 茂木 常にこれがのどに引っかかっていて、これさえなかったら日本とロシアは組めるですよね。 砂山 解決策はあるんですか? 茂木 あります。 砂山 ありますか!? 茂木 たぶんプーチンさんも聴いてますので(笑)。一応ぼく考えたんですよ。 (中略) 茂木 東京にいらっしゃるロシアの情報機関の方は聴いてると思いますので、一応いくつか提案しますね。まずは、千島列島全部を取り返すことは無理です。それをやるにはもう一回日露戦争をしなきゃいけないので、それは無理。ロシア側の言ってることっていうのは、国後、択捉は返さないが、残りの歯舞、色丹は日本に返すと。 砂山 二島先行返還ってやつですね。 茂木 それだと面積が違いすぎて日本に不利。なので面積で二等分する。択捉島で半分に切って、択捉の北半分はロシア、それ以外は日本、というのがひとつの提案。これは日本政府の中にも、たとえば麻生太郎さんなんかこういうことを言ったことがありますね。 砂山 いわゆる面積二等分案。 茂木 それで2つ、香港方式。香港はイギリス植民地だったのを中国に返したんですけども、返還後50年間は香港の自治を認めるということで、イギリスは納得したんですね。ですから、北方四島を返還してもらうが、50年間はロシア人の自治を認めると。 砂山 徐々に移行していこうと。 茂木 50年かけて日本の公共サービスを体験してもらって、同化するのか、それともやっぱりロシア本土に戻るのかを決めていただくと。これが香港方式。 砂山 2つ目が香港方式。3つ目は? 茂木 3つ目は、沖縄方式。沖縄は、敗戦後アメリカに占領されていたんですが、一九七二年、日本に変換するときに基地は残すと、米軍基地を残したまま日本に返還することになりました。それは沖縄っていうのが大事な戦略的な要地ですから。だからロシアにとって北方四島っていうのは要するに沖縄みたいなエリアですから、返還後もロシア軍の駐留を認めると。 砂山 帰属は日本に戻すけど、ロシア軍基地は残すっていう方向。 茂木 日露安保条約を結ぶと、こういうことですね。これが沖縄方式。 砂山 アメリカはどうなんでしょうね。 茂木 アメリカは日露の接近をいやがります。こおが日本外交の腕の見せ所です。 砂山 そこまでいくための友好関係を築いていく日本にとっての武器というのは、やっぱり経済力なんですか? 茂木 経済力、お金と、あとは技術。シベリアに眠ってる地下資源は日本の力で開発するということですよね。 砂山 実際、中国もそれは狙っているんですか? 茂木 狙ってます。 砂山 というなかで、ロシアが経済的に中国と組むっていうことはないんですかね。 茂木 あり得ます。そこはもう両天秤にかけてきますので、そこがプーチンはうまいんですよね。どっちが安くやってくれますかって。あと興味深いのは、いわゆる地球温暖化っていうやつで、北極の氷が溶けてるんですね。ヨーロッパから北極を回って日本までタンカーが来れるんですよ。シベリアで油田ガスを開発して、北回りで日本に送るっていうことができれば、もう危ないと中東とかマラッカ海峡を通らなくても日本は資源を確保できると。 砂山 中東の混乱が続いている現状では、日本にとってもそれはありがたい話になりますけど。領土問題が解決すれば、日露はパートナーになれる。 (中略) 砂山 プーチンさん、スターリンの外交に学べ、ということですね。 茂木 だから領土問題、解決しましょうよ。ぜひプーチンさん、メールください。 砂山 ひたすらプーチンさんに呼びかけてるって感じになってますけど。》(pp.143-7)
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ラジオ番組の内容を書き起こした著書であることから、会話風で読みづらかったり、内容が浅いのかと思ったが、初心者にはちょうど良い感じの内容であった。 本当に端的に言ってしまえば、地政学とは国同士の関係は、隣国との関係性や自国の特性(シーパワーかランドパワー)から解明しようと試みる学問...
ラジオ番組の内容を書き起こした著書であることから、会話風で読みづらかったり、内容が浅いのかと思ったが、初心者にはちょうど良い感じの内容であった。 本当に端的に言ってしまえば、地政学とは国同士の関係は、隣国との関係性や自国の特性(シーパワーかランドパワー)から解明しようと試みる学問であるということであった。この考えに当てはめて、現在の各国の情勢を解説している。
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