傷だらけのカミーユ の商品レビュー
よくもこんなに登場人物を容赦なくひどい目に遭わせられるものだと思う。 犯人の動機が、その暴力や犯罪の苛烈さに到底見合わないんですけど。 暴力がトゥーマッチなところは減点かな、とはいえさすがに超ベストセラーシリーズ。めちゃくちゃ面白かったです。
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3部作の最終作。 カミーユってこんなにカッコよかった? 強く堂々と優秀な仕事っぷりを発揮するカミーユ。 今作も難事件を担当し、解決に向けて動き回るのだが、ホント傷だらけ、特徴的な体型を想像するといたたまれない。 シリーズならでは、前作、前々作からの登場人物たちの関係から、 悲しみ...
3部作の最終作。 カミーユってこんなにカッコよかった? 強く堂々と優秀な仕事っぷりを発揮するカミーユ。 今作も難事件を担当し、解決に向けて動き回るのだが、ホント傷だらけ、特徴的な体型を想像するといたたまれない。 シリーズならでは、前作、前々作からの登場人物たちの関係から、 悲しみ〜アレックス〜傷だらけ と順番を守って読むのがベスト。
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ヴェルーヴェン警部3部作読み切りました。 猟奇的かつ残酷な描写多数で心臓に悪い。 でも予想外のストーリーとハラハラする展開の連続なので、読むの中断したくないくらい面白いんだよねえ。 ただ、今回は容赦が無かったというか…ホント“痛み”と“悲しみ”しか残らなかった。 作品としてはめち...
ヴェルーヴェン警部3部作読み切りました。 猟奇的かつ残酷な描写多数で心臓に悪い。 でも予想外のストーリーとハラハラする展開の連続なので、読むの中断したくないくらい面白いんだよねえ。 ただ、今回は容赦が無かったというか…ホント“痛み”と“悲しみ”しか残らなかった。 作品としてはめちゃくちゃ面白いけど、やっぱこれは堪えるな。
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アレックスを読了後、こちらが先だったのかととりあえず読んでみたら…。 アレックスを凌ぐ(上回る)残酷な描写と、ヴェルーヴェンにすでに親しみを覚えてしまっていて、アレックスで結末を知っているのに、どうにかどうにかと思いつつ読み進めた。 1章がやたらに長いな…と、2章に入って顎が外れ...
アレックスを読了後、こちらが先だったのかととりあえず読んでみたら…。 アレックスを凌ぐ(上回る)残酷な描写と、ヴェルーヴェンにすでに親しみを覚えてしまっていて、アレックスで結末を知っているのに、どうにかどうにかと思いつつ読み進めた。 1章がやたらに長いな…と、2章に入って顎が外れるかと思うほどの…。え? そこからの疾走感と、頭の混乱と、なんとなく犯人はわかっていたけどそれどころじゃない。 答え合わせに何度もページを手繰ることになった。
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カミーユは、いつになったら落ち着けるの? これ以上カミーユに悲劇がおきるの? 傷だらけって!? 3部作の3作目。 今回の暴力シーンは、よく生きていられたなと思った。 ずっとアンヌの怪我の様子が描かれていたから余計に生々しく痛々しかった。 カミーユに安らぎを。
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なぜだか早い段階で犯人がわかってしまったのは残念だが、自分のディテクティブスキルがあがったということでよしとしよう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ヴェルーヴェン3部作の最後、これまたあきれるほどの忘れっぷりで我ながら驚いた。それにしても再読して作品の魅力が倍増したように思う。ルメートルの他の長編も久々に挑戦してみようか。
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ヴェルーヴェン三部作コンプリート。……なんだけど、残念なことに前作たちを凌ぐ衝撃がなかった。 妻イレーヌを殺されて五年、ようやく立ち直ったカミーユに新たな出会いが訪れる。そのアンヌが強盗事件に巻き込まれて重症を負う。愛する人を二度と亡くしたくない想いから、職場にはアンヌのことを...
ヴェルーヴェン三部作コンプリート。……なんだけど、残念なことに前作たちを凌ぐ衝撃がなかった。 妻イレーヌを殺されて五年、ようやく立ち直ったカミーユに新たな出会いが訪れる。そのアンヌが強盗事件に巻き込まれて重症を負う。愛する人を二度と亡くしたくない想いから、職場にはアンヌのことを隠し、私情に駆られて逸脱した捜査をするカミーユ。その行動がカミーユ自身を危機に追い込んでいく中、アンヌを執拗に狙う犯人の目的とはーー 犯人がアンヌを執拗に襲撃するのは顔を見られたからと思っていたのが、その裏に驚きの目的があって、カミーユはまんまとやつの狙い通り行動することになる。それがわかってきた頃には読むのは止まらなくなるのだが、前作たちのような緻密な伏線はなく(なかったよね?)、特に犯人の正体には後出しジャンケン感が否めない。まあ、でも、全ては作中でカミーユが言うように「おれ自身の問題がこの事件になったんだ」の通りである。そしてカミーユはしっかりと自分でけりをつける。なので一応のカタルシスはあるが、何もかも奪われたカミーユがイレーヌとの想い出の詰まった(しかし死亡場所でもある)アトリエのある家に帰るラストはとても重たかった。もう立ち直れないんじゃないか、この人は。冗談じゃなくルイを養子にして、そばにいてもらえ(笑)。 あいかわらず映像が目に見えるような描写力なので、一度波に乗ってしまえば読み進めるんだけど、面白かったかというと微妙。でも読み終わってみれば重厚なノワールにも思える。ただ、地の文(カミーユ視線)と一人称(犯人視線)が頻繁に交代するのは慣れるまで辛い。編集が字体を変えるとかわかりやすくして欲しかった。海外小説読み慣れた自分でも混乱したので、これを初海外小説に選ぶ(人はいないと思うが)とまず挫折する気がする。
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フランス版ジョン・マクレーン(?)と言ってもいい位不運な主人公のカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ三部作完結編。 シリーズの中では、一番残虐なシーンが少ない作品でしたが、面白さも比例するような感じに思われます❗最後に意外などんでん返しがあるものの、個人的にはシリーズ中で一番つ...
フランス版ジョン・マクレーン(?)と言ってもいい位不運な主人公のカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ三部作完結編。 シリーズの中では、一番残虐なシーンが少ない作品でしたが、面白さも比例するような感じに思われます❗最後に意外などんでん返しがあるものの、個人的にはシリーズ中で一番つまらない作品でした❗ このシリーズは、全体的に残虐で、読んでいて気持ちが憂鬱になりがちになりますが、先の展開が気になって、不思議と最後まで読んでしまう、魅力のある作品です♫
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昨夜、一気に本1冊読み上げました。 ピエール・ルメートル「傷だらけのカミーユ」(文春文庫)。 身長145センチの警部が主人公で、シリーズ第3作です。 面白いですよ~!!! でも、今日お話したいのはこの本の中にある1つのフレーズです。 『想像力のない人間はえてして形式にこだわる』 ...
昨夜、一気に本1冊読み上げました。 ピエール・ルメートル「傷だらけのカミーユ」(文春文庫)。 身長145センチの警部が主人公で、シリーズ第3作です。 面白いですよ~!!! でも、今日お話したいのはこの本の中にある1つのフレーズです。 『想像力のない人間はえてして形式にこだわる』 何かうう~んとうなずかされてしまいます。 所で、この所寒くて自ら外に出る機会も減り、 かててくわえて内務大臣の司令であちこち御用達に翻弄されています。 で、私の実感、『能力のない人ほど惰性に流される』、ジャンジャン!
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