触れることの科学 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
デイヴィッド・リンデンの本は、快感回路についで二冊目。今回も面白かった。マッサージ、ハグ、痛み、かゆみ、それによる心理的・身体的影響。 こういったものを科学的に、どういう物質がどこのレセプターを通って、どういう信号になるか、まで落とし込んだ、専門書ギリギリの内容です。また、どの機能が停止するとどういう症例が出るかにも言及しています。 特に、快感を生み出す専用の神経(C)と、その刺激方法(秒速3-10cmで撫でる)は実用的でした。その他、ここには書きませんが、実践的な内容てんこ盛りです。
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タイトル通り触れる事について科学的に解説。 学術的な説明が非常にしっかりしているので読み応えがあり、様々な実験内容や実例なども興味深いです。 子供のドア遊びによる触覚の説明の中で人は自分の作り出した触覚を弱く知覚するので同じ力を出そうとすると強くなる、という話は非常に興味深い...
タイトル通り触れる事について科学的に解説。 学術的な説明が非常にしっかりしているので読み応えがあり、様々な実験内容や実例なども興味深いです。 子供のドア遊びによる触覚の説明の中で人は自分の作り出した触覚を弱く知覚するので同じ力を出そうとすると強くなる、という話は非常に興味深い。 「触れる」ことに興味がある人は必読の一冊だと思います。
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