煽動者 の商品レビュー
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全てのストーリーに騙される。 左遷されたダンス、全てが囮。 いじめに合って悩んでいると思われた長女。 長男のウエス、不良グループに潜入して、友人を助ける。
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人間嘘発見器の主人公のキャサリン・ダンス、シリーズの第四弾。どんでん返しに次ぐどんでん返しで、最後まで読ませるが、全体的に今までより軽い感じ。人々を煽りパニックを起こさせ、無差別殺人を繰り返す犯人の追跡を柱に、ダンスの恋愛や親子関係、また捜査官としてのあり方など、それぞれのエピソ...
人間嘘発見器の主人公のキャサリン・ダンス、シリーズの第四弾。どんでん返しに次ぐどんでん返しで、最後まで読ませるが、全体的に今までより軽い感じ。人々を煽りパニックを起こさせ、無差別殺人を繰り返す犯人の追跡を柱に、ダンスの恋愛や親子関係、また捜査官としてのあり方など、それぞれのエピソードで物語を引っ張って行く。しかしボディランゲージを読み取る、キネシクスの専門家としての能力を発揮する場面が少なくて、物足りない感じがした。
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キャサリンダンスシリーズの第4作目。 麻薬組織の捜査と、意図的に起こされた群衆事故の捜査とが、同時に進んで行く展開。 これまでの作品と比べると評価はやや低め。 まず、メインとも言える群衆事故の犯人がただのサイコパスで、犯行の動機の面白味に欠けた。 そして、最後のどんでん返しというのが、キャサリン本人が仕組んだもので、キャサリン本人も予想していなかったどんでん返しではなかったのが残念。 結局、最初のキネシクス捜査のミスは、ワザとだったのか思うと、なんだよ〜って感じ。
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人間嘘発見器のキャサリン・ダンスシリーズ。ダンスが無実だ、と判断した男が実は麻薬組織の殺し屋だったと判明し、その事件から外されてしまうダンス。異動先で担当することになった事件は、あるクラブで火事騒ぎが起き、パニックになった客たちによって多数の死傷者が出た事件だった。 パニック怖...
人間嘘発見器のキャサリン・ダンスシリーズ。ダンスが無実だ、と判断した男が実は麻薬組織の殺し屋だったと判明し、その事件から外されてしまうダンス。異動先で担当することになった事件は、あるクラブで火事騒ぎが起き、パニックになった客たちによって多数の死傷者が出た事件だった。 パニック怖い……。ものすごく頭の良さそうな犯人なのにあっさり捕まった感じで拍子抜けした。麻薬まわりとパニック事件とダンスの恋模様とか息子や娘の問題とか色んなことが雑多な印象で勿体無い。それぞれがちゃんと伏線になったりどんでん返ししたりしつつ収まるところに収めているのは相変わらずすごいけど。要するに私はダンスのプライベートに全然興味ないんだなって実感。あと最後はちゃんと断ってからにしなよ!!!って思ったけどそれは日本人の感性なのだろうか……
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キャサリン・ダンスのシリーズも4作目。 「スリーピング・ドール」「ロードサイド・クロス」「シャドウ・ストーカー」に次ぐ作品です(タイトル忘れたので~調べました)。 大人の女性の人生模様が描かれていてリンカーン・ライムものとは一味違いますが、そこはやはりジェフリー・ディーヴァー。 ...
キャサリン・ダンスのシリーズも4作目。 「スリーピング・ドール」「ロードサイド・クロス」「シャドウ・ストーカー」に次ぐ作品です(タイトル忘れたので~調べました)。 大人の女性の人生模様が描かれていてリンカーン・ライムものとは一味違いますが、そこはやはりジェフリー・ディーヴァー。 どんでん返しでも楽しませてくれます。 人の動作や表情で本心を読み取るキネシクスの天才、キャサリン・ダンス。 人間嘘発見器のはずが、思わぬミスをしてしまい、拳銃も持てない民事担当に左遷されることに。 事故の後調査に出向いたところ‥ 会場で火事が発生して群衆が非常口へと向かいパニックになり将棋倒しになった事件。 じつは仕組まれたものだった‥ 自らは手をくださず人を動かす犯人とは、どんな人物なのか? 未亡人のダンスには今では恋人もいるのだが、仕事仲間で信頼している刑事マイケル・オニールと、実はタイミングがかけちがっていたという。 しかも、素直に育っていたはずの息子のウェスに不審な行動があり、何か事件に関わっている‥? 視点を変えて描かれる出来事に、ハラハラ。 ‥な、なぁるほど? う、う~~ん♪ 面白く読めました!
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キャサリン・ダンスシリーズ第4弾。 冒頭は、コンサート会場で起こった、パニックによる将棋倒しのシーン。 一方、犯罪組織を追う特別チームに加わっていたキャサリンだが、判断ミスで組織の暗殺者を取り逃がしてしまう。 結果としてチームから外されたキャサリンは、銃の携帯も許されない民事事件の担当者として、丸腰ながら将棋倒し事件の犯人を追う。 悲惨な事件、狡猾な犯人、キャサリンと犯人の頭脳戦といういつものスリルに加え、今回は夫を亡くして以来恋愛から遠ざかっていたキャサリンが、恋人ジョンとの距離を少しずつ縮めようとする戸惑いや、ティーンエイジャーの子供たちの悩みを汲み取れず悩む場面も。 そしてまた、バラバラに見えた出来事の全てが、それも?そんなことまでも?!という完璧さでピタリとハマる快感! 警戒していたはずなのに、得意技を綺麗に決められた感じ。 リンカーン・ライムシリーズも面白いけれど、女性・母・プロとして、悩み、楽しみ、いくつもの顔を見せるキャサリンの人間的な魅力が、さらにストーリーを面白くしている。 あまりに魅力的なせいで、犯罪者にまで興味を持たれてしまうほど。 そしてそしてラストには、ようやくキャサリンが心の底から求めていた相手、マイケルからのプロポーズ‼︎ ジョン、ついに恋人らしいところまでいったのに、そのまま勢いでキャサリンを縛りつけたりせずに、きっぱり身を引くとは。いい男だ…
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いやぁ、ジェフリー・ディーヴァー、いつもながらにやってくれます。 イキナリ冒頭で、キャサリン・ダンスが民事部に異動になってしまい、捜査したくても操作できない立場に追い込まれてしまうのですが、なんとなんと、どんでん返しもいいところで、思いっきり天地がひっくり返って、事件を解決に導...
いやぁ、ジェフリー・ディーヴァー、いつもながらにやってくれます。 イキナリ冒頭で、キャサリン・ダンスが民事部に異動になってしまい、捜査したくても操作できない立場に追い込まれてしまうのですが、なんとなんと、どんでん返しもいいところで、思いっきり天地がひっくり返って、事件を解決に導きます。読者をだます、前提が覆るというのは、ミステリーとしては如何なものかと思いますが、読み物としては非常に面白いです。 それと、リンカーン・ライムシリーズしかり、キャサリン・ダンスシリーズしかり、日常生活でありそうな出来事や物を事件の『凶器』にしてしまうのですね。この作品の場合は、群衆ですが、人ごみに行くのが怖くなりました(苦笑)
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Let It Goの使い方、訳し方。 「逆転につぐ逆転」みたいな評価にうんざりでもしたのか、どんでん返しはいつもに比べればかなり少ない、というか本筋ではないところで…。群衆パニックの描写は実にリアルで、後書きの通り、群衆恐怖症になりそう。7.5
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5月-7。3.5点。 キャサリン・ダンスシリーズ第4弾。 満員の会場やレストランで、パニックを起こし人を殺す煽動者。動機は何か。 うーん、どんでん返しが少し弱い気が。 面白いんだけど。 ダンスの私生活にも、子供たちや周囲に変化が。 次作に期待。
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