サムウェア・ノットヒア ~ここではない何処かへ~ の商品レビュー
哲学系でしょうか? この手の喪失物語は苦手な分野であまり読まず敬遠してきて本作に臨んだのですが、やはり理解困難でした、共感できない難しいさ…みたいな。
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徐々に引きずり込まれる。 うまくいかないやるせない、でもどうしようもない。そんな気持ちで胸が苦しくなる。もがきたくなる。でも、どうすることもできないのも、わかる。 綺麗事のない、明け透けな人の姿。 それが愛おしい。
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びっくりするほどの湿度と照度だった。 勝手なイメージでこのレーベルからこんな話は出さないだろうと思い込んでいたので、後頭部強打されたような感覚。 これはカスヤさんのイラストじゃないほうがよかったのでは、いや、むしろこのギャップがよかったのかもしれないな。 零子は、栄一郎は、ほんと...
びっくりするほどの湿度と照度だった。 勝手なイメージでこのレーベルからこんな話は出さないだろうと思い込んでいたので、後頭部強打されたような感覚。 これはカスヤさんのイラストじゃないほうがよかったのでは、いや、むしろこのギャップがよかったのかもしれないな。 零子は、栄一郎は、ほんとうにこれで幸せだったのか、答えは本人にもわからないだろうけど、とりあえずツライです。でもカスヤさんはこの物語を読んで、この構図でこのカバーを描いたのだろうならやっぱり、すごいなとも思う。
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