きみの声を聞かせて の商品レビュー
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遠く離れたところに住む2人のやりとりが心地よかったけど、最後は直接会って大勢の前でやり取りができるなんて‥SNSに救われて人生やり直せる人もいる‥
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喋れなくなった中学生の女の子が知り合ったのは、視力障害のアメリカ人のピアノを弾く少年。 メールで彼は音楽を、彼女は詩を作って送り合う。 美しい音と言葉の静かで豊かな世界。
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遠く離れた場所で感性の似たふたりが、自作の音楽と詩でお互いを励ましたり、自分の気持ちを伝えたり、なんてロマンチックなのだろうと感じました。 しかし、目の不自由な海渡と声の出せない葉香は、会っても会話出来ないな…って思いながら読んでいたので、最後上手くいっていると信じています。 2人の素敵な感性と表現力がとても素敵で、子供の頃から読んでおきたかった作品でした。
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この著者の少年少女の話をよく読んでいたので、比較的若い著者なのかな?と勝手に思っていました。 けれど、実は自分よりずっと年上。 著者の時代にこんな考え方が出来たのだろうか?と疑問に思います。と同時にこんな考え方で生きてきたとしたら、心強くなっただろうな。とも。 現代の人間関係に起...
この著者の少年少女の話をよく読んでいたので、比較的若い著者なのかな?と勝手に思っていました。 けれど、実は自分よりずっと年上。 著者の時代にこんな考え方が出来たのだろうか?と疑問に思います。と同時にこんな考え方で生きてきたとしたら、心強くなっただろうな。とも。 現代の人間関係に起きている出来事が、切実と日常的に描かれていると思います。 その中から、自分自身は何を想い、どう生きていくのか。何を選択していくのか? 私自身に問いかけ、答えを探す背中を押してくれる物語でした。
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他の人たちに受け入れてもらえない気持ちが描かれている本。でも、最後がちょっと分かりにくかった。でも、あとのことを自分で想像できそう。
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内容はいいと思う。物語の進行の仕方も。 それが小手鞠さんの狙いなのかはわからないけど、最後がちょっと曖昧。 結局どうなったのかわからずに、終了。 自分で考えなければいけない。 こういうのが好きな人だったらオススメだけど、私は嫌い。
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ネット上で出会った2人。 音楽と詩を送りあっている。 地球通信。 星野葉香(ようか)は、中学2年生。言葉が出なくなってしまった。筆談。 声は出せないが、言葉はたくさん持っている。 大崎海渡(かいと)高校2年生。ニューヨーク州ハイフォールズ。視覚障害。 詩が素敵だが、曲に合うのか?...
ネット上で出会った2人。 音楽と詩を送りあっている。 地球通信。 星野葉香(ようか)は、中学2年生。言葉が出なくなってしまった。筆談。 声は出せないが、言葉はたくさん持っている。 大崎海渡(かいと)高校2年生。ニューヨーク州ハイフォールズ。視覚障害。 詩が素敵だが、曲に合うのか? 歌詞と詩は別のものだと思う。 曲を作る時は、パズルのようでもあり、 バランスも大切。 詩が先だとインスピレーションでメロディーは出てくるが、うまくハマらなくて修正が必要。 私は曲が先の方が言葉の組み合わせなので、作りやすいと、感じてる。 歌詞は尺があるから。 と考えたら、なんだかもう入り込めなくなり、最後まで読んだが、 こんなに上手くはいかないことが想像できてしまった。 新美南吉の優しさを再確認。
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主人公2人の視点から、物語がテンポよく進んでいきます。交流を深めるにつれ、お互いが何かを共有していることを感じ取っていく描写が秀逸。ジグソーパズルを組み終えたかのような爽快感が読了後に待っています。
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そういう狙いなんでしょうが、期待したような主人公の女の子の成長や喜びが見えない終わりでした。 新美南吉の素晴らしさに頼りすぎ感もちょっと気になりました。この作者の言葉で感動させて欲しかったです。
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話せなくなった女の子と、目の見えない男の子が、詩とピアノで国を超えて文通する話。 詩は美しく、心理描写も繊細。 男の子が「目が見えない」とはっきり描写されるのはだいぶ後半で、それまでは「音声読み上げ」とか、使っているものから感じさせてくれるのもよかった。そういうのを知らない子どもが読んだら、最後の彼の手紙でびっくりしそう。 ラスト、彼のコンサートに行ったのかが描写されておらず落丁を疑ったほど。これほど続きが読みたくてもやもやしたのは久しぶりだった。
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