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花のお江戸の若旦那 の商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2024/12/21

粋な放蕩息子が繰り広げる江戸のお話。女性がとても魅力的で目が離せない。 杉浦先生の穏やかで上品な語り口を思い出しつつ、江戸時代へタイムトリープしたみたいに楽しい時間を過ごすことができました。 先生の漫画、もっと読みたかったな。

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2024/11/30

143冊目『花のお江戸の若旦那 彩色江戸漫画』(杉浦日向子 著、2016年9月、河出書房新社) 1983年から87年にかけて発表された、薬種商の放蕩息子行状記。全編フルカラーの風雅な漫画で、ダメな若旦那の道楽が描かれているだけなのに、ページを捲る手が止まらない。 艶やかな花魁は、...

143冊目『花のお江戸の若旦那 彩色江戸漫画』(杉浦日向子 著、2016年9月、河出書房新社) 1983年から87年にかけて発表された、薬種商の放蕩息子行状記。全編フルカラーの風雅な漫画で、ダメな若旦那の道楽が描かれているだけなのに、ページを捲る手が止まらない。 艶やかな花魁は、カラーだとより一層魅力的に見え、気持ちがつい吉原遊廓へと彷徨い出てしまう。ただ絵を眺めているだけでも満足できる名作。 〈じいさまが店を 出し、親父がそれを 大きくし、あたしが せっせと使う。 モノは 順です よ。〉

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2019/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

思ったより短かったけれど この時代の日常物ってあまりないので (事件なども特に起こらず、若旦那の吉原の事とか 両親との絡みとか) すんなり読めて でも口調が落語を聞いているようで 面白い

Posted byブクログ

2017/09/17

久しぶりに地元の書店に行きました。アサヒグラフの不定期連載だったなぁ。一年前に単行本になっていたようです。これで雑誌を処分できるかと言うと、できないんだな。本は増える一方です。

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2016/10/11

2016年9月30日初版発行とある。新作?が読めるのは有難いこと。 日向子先生の描く若旦那。内容は予想と違わず。 「馬鹿だねえ 考えてもごらんよ あたしゃ志摩屋の三代目だよ。 じいさんが店を出し、親父がそれを大きくし、あたしがせっせと使う。モノは順ですよ。 店なんてモンは三代目...

2016年9月30日初版発行とある。新作?が読めるのは有難いこと。 日向子先生の描く若旦那。内容は予想と違わず。 「馬鹿だねえ 考えてもごらんよ あたしゃ志摩屋の三代目だよ。 じいさんが店を出し、親父がそれを大きくし、あたしがせっせと使う。モノは順ですよ。 店なんてモンは三代目で潰すに決まってるじゃないか。」 江戸の息遣いを伝える絵や科白を堪能した。

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2016/10/19

江戸の街の華やかさ、人々の息遣い、 四季折々の花の匂い、風や雲、 一コマ一コマから、芳醇な時間がたちのぼってくる。 1980年代にアサヒグラフに連載された幻の名作。 単行本化を待ちかねていた。 なぜこれを今まで出し惜しみしていたのかなぁ…。

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