スイッチ! の商品レビュー
「変われない」を変えるには? 本書では、感情を象、理性を象使いに例えて、変われた事例を列挙していく。 大枠で3っの方向性、それぞれに3つの方法。 「象使いに方向を教える」 ・ブライト・スポットを見つける ・大事な一歩の台本を書く ・目的地を指し示す 「象にやる気を...
「変われない」を変えるには? 本書では、感情を象、理性を象使いに例えて、変われた事例を列挙していく。 大枠で3っの方向性、それぞれに3つの方法。 「象使いに方向を教える」 ・ブライト・スポットを見つける ・大事な一歩の台本を書く ・目的地を指し示す 「象にやる気を与える」 ・感情を芽生えさせる ・変化を細かくする ・人を育てる 「道筋を定める」 ・環境を変える ・習慣を生み出す ・仲間を集める 以上の実践で、変われる人へ。 う~ん、できる?(明日には忘れてる人)
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人には誰しも二つの人格が備わっている。 「感情」と「理性」だ。 この本ではそれらを「象」と「象使い」に準えて、 人が何か変化を起こすための、大きな三つの手順について 具体例を交えながら丁寧に書かれている。 人は変化を恐れるもの。変わることは非常に難しい。 ただ、生きる上では変化...
人には誰しも二つの人格が備わっている。 「感情」と「理性」だ。 この本ではそれらを「象」と「象使い」に準えて、 人が何か変化を起こすための、大きな三つの手順について 具体例を交えながら丁寧に書かれている。 人は変化を恐れるもの。変わることは非常に難しい。 ただ、生きる上では変化が必要な時もある。 そんな時に力強い味方になってくれる本です。
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変わりたいのに変われない。 変わってほしいのに変わってくれない。 と、感じている人にオススメ。 公私ともに、変化に必要なことはシンプルであり、 それを裏付けるモデルケースが非常に面白い。 ビジネス書が苦手な人でも読みやすい作品。
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ヒントがたくさんある良い本 セルフコントロールは消費資源である。これには納得したけど、気がついていなかった。 ブライトスポット、成功例に目を向ける。小さな行動、サインに着目する。うまくいっている部分は?それを広めるにはどうしたらいいか?を問いかける 大きな問題にも、小さな解決策を...
ヒントがたくさんある良い本 セルフコントロールは消費資源である。これには納得したけど、気がついていなかった。 ブライトスポット、成功例に目を向ける。小さな行動、サインに着目する。うまくいっている部分は?それを広めるにはどうしたらいいか?を問いかける 大きな問題にも、小さな解決策を続けていくことで改善できる。これも言われてみればの視点。 問題への注目、悪は善よりも強い。 大事な一歩の台本を描く。具体的何から始めればいいのかを示す。人は選択肢が多いと変化しない方を選ぶ 目標設定、Kpiと同じ、具体的でわかりやすい目標が必要。人は理解しても行動は変わらない、感情を動かす。 膨大な作業に圧倒されたら作業を細かくして、まず、こなして小さな成功体験をさせる。 人間の問題に見えても実は環境の問題である事が多い。 無菌操縦席、面白い。環境を整える。両手で操作しないと動かないプレス機、メールの通知の停止。 アクショントリガーを使う。やる場所と時間を具体的にする。 チェックリストは過信を防ぐ。 小さな事から褒めてを継続する。
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・人間は環境の奴隷であるという言葉を思い出します。主体的に環境を変化させていくことが大事と思います。 最初は主体的な変化ではないと思っても、この変化は自分にとってどのようなメリットがあるのか考える癖をつけたいですね。 最近少しだけできるようになってきた気がする。 ・自分も人の親に...
・人間は環境の奴隷であるという言葉を思い出します。主体的に環境を変化させていくことが大事と思います。 最初は主体的な変化ではないと思っても、この変化は自分にとってどのようなメリットがあるのか考える癖をつけたいですね。 最近少しだけできるようになってきた気がする。 ・自分も人の親になって少しだけ時が経ちました。子育てに関する記述がとても共感できます。 ・好きな言葉…意思決定の事前装填(自分なりに日頃よくやってるつもり)、しなやかマインドセット
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本書は人の行動を変えるために、理性を象使い、感情を像、環境を道筋に例え、理性、象使い、に訴えかけ、感情、像、を揺さぶり、環境、道筋、を整えるという三つのシンプルな条件を満たすだけで、誰もが思うよりも簡単に変化を引き起こすことが出来ると言う。行動分析学やソリューションフォーカスの知...
本書は人の行動を変えるために、理性を象使い、感情を像、環境を道筋に例え、理性、象使い、に訴えかけ、感情、像、を揺さぶり、環境、道筋、を整えるという三つのシンプルな条件を満たすだけで、誰もが思うよりも簡単に変化を引き起こすことが出来ると言う。行動分析学やソリューションフォーカスの知見も入れながら、事例も交えわかりやすく説明されている。訳もこなれて読みやすい。本書を読むことで、事態が変わりそうになる読後感であった。
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像(感情、エネルギー源)と象使い(論理、方向性を考える)と道(環境) いまうまく言っていることは何か?
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象使いに方向を教える(理性) :抵抗しているように見えて、実は戸惑っている場合が多い ・ブライト・スポットを探す(特別な成功事例) ・大事な一歩の台本を書く(最初の一歩目の明確なアクションプラン) ・目的地を指し示す 象にやる気を与える(感情) :怠けているよう見えて、実...
象使いに方向を教える(理性) :抵抗しているように見えて、実は戸惑っている場合が多い ・ブライト・スポットを探す(特別な成功事例) ・大事な一歩の台本を書く(最初の一歩目の明確なアクションプラン) ・目的地を指し示す 象にやる気を与える(感情) :怠けているよう見えて、実は疲れきっていることが多い ・感情を芽生えさせる ・変化を細かくする(行動を細分化しハードルを下げる) ・人を育てる(しなやかなマインドセット) 道筋を定める :人間の問題に見えても、実は環境の問題であることが多い ・環境を変える ・習慣を生み出す ・仲間を集める
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大きい変化は一度には訪れない。 小さい変化を繰り返していくうちに、それが大きい変化となる。 では小さい変化を起こすには? それが正解の一歩である保証は? 今できていること、あるいは過去にできていたこと、 そこに立ち返りまずは一人で、そして隣の人と、 仲間を増やし少しずつ進んでい...
大きい変化は一度には訪れない。 小さい変化を繰り返していくうちに、それが大きい変化となる。 では小さい変化を起こすには? それが正解の一歩である保証は? 今できていること、あるいは過去にできていたこと、 そこに立ち返りまずは一人で、そして隣の人と、 仲間を増やし少しずつ進んでいくしかない。 (以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋) ○セルフコントロールは消耗資源である(P.21) ○「知識では行動は変わらないのです。精神状態が不安定な精神科医、太った医者、離婚した結婚カウンセラーはどこにだっています。」と彼は話す。彼は、母親たちに栄養の授業をしても行動は変わらないと考えた。母親みずから実践してもらう必要があった。(P.45) ○解決志向療法のセラピストは、「問題がなくなっていると思う最初の小さなサインはなんですか?」という質問をすることで、患者を奇跡の最初のサインに着目させようとしている。(P.55) ○象使いは、問題を分析するとき、その大きさに見合う解決策を探そうとする。穴を見つければ、それをしっかり埋めようとする。60センチの丸い穴を見つけたら、60センチの杭を探そうとする。しかし、その心理モデルはまちがっている。たとえば、ベトナムの栄養不足を分析していた専門家は、その原因となっている大規模な制度上の問題を徹底的に分析した。公衆衛生の欠如。貧困。無知。水不足。さらに、問題を解決するために、大規模な制度上の計画を立てた。しかし、それは夢物語にすぎなかった。スターニン以外に、「いまうまくいっている部分は?」と問いかけようと思った人はいなかったのだ。(P.64) ○多くのリーダーが、おおまかな方向性を定めて満足している。「私はビジョンは定めるが、詳細には立ち入らない。確かに、次の章でも説明するように、魅力的なビジョンは重要だ。しかし、それだけでは十分とはいえない。おおまかで放任的なリーダーシップは、変化の場面ではうまくいかない。変化のもっとも難しい部分、つまり麻痺を引き起こす部分は、まさに詳細の中にあるのだ。(P.76) ○①収益を上げる。②先行投資を最小限に。③最善よりも最速。④あるものを使う。 ●変化を起こすには?(P.82-84) 1.象使いに方向を教える ①ブライト・スポットを見つける ②大事な一歩の台本を書く 2.象にやる気を与える ①感情を芽生えさせる(たとえば月に一回協力を要請するとか) 3.道筋を定める ①環境を変える ②仲間を集める ○彼女が最初に取り組んだのは、教室に学習という文化を根づかせることだった。彼女は生徒を「学者さん」と呼び、お互いにそう呼ばせた。誰かが教室にやってくると、彼女はクラスを「学者の集団」と紹介し、生徒たちにその言葉の意味を説明させた。「学者というのは、学ぶために生きていて、それが得意な人たちのことだよ」と生徒が叫ぶ。その学者たちは、家に帰ったら学んだことを家族に教えられるよう言われた。(P.103)
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習慣や組織を変化させるヒントとそれを説明する具体的な事例を数多く紹介している良書。個人的には事例が多すぎる感はあるけど。 "Fearless Change"は戦術的なヒントを多く紹介しているが、この本は戦略的なヒントをいくつか紹介している(どちらにもあるヒント...
習慣や組織を変化させるヒントとそれを説明する具体的な事例を数多く紹介している良書。個人的には事例が多すぎる感はあるけど。 "Fearless Change"は戦術的なヒントを多く紹介しているが、この本は戦略的なヒントをいくつか紹介している(どちらにもあるヒントもある)。組み合わせて使うのが良いと思う。
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