スティーブ・ジョブズ(下) の商品レビュー
ジョブズの成長を学ぶことができた。天才によくあるように性格には難があったが、それでも世の中のことを常に考え行動していくことで、彼を慕う多くの友もいた。家族を大切に考える人だったということにも驚いた。優秀な人はなぜ早く逝ってしまうのか。まさに太く短い人生。その中でも数多くの失敗と挫...
ジョブズの成長を学ぶことができた。天才によくあるように性格には難があったが、それでも世の中のことを常に考え行動していくことで、彼を慕う多くの友もいた。家族を大切に考える人だったということにも驚いた。優秀な人はなぜ早く逝ってしまうのか。まさに太く短い人生。その中でも数多くの失敗と挫折と成功を経験し、人々の生活を一変させるものを生みだした。その恩恵に預かっている身として、素直に感謝したい。世の中にどのような価値を生み出すか。社内政治的なことばかりに目を向けている今の会社の考えにとらわれず、その一点を軸として持ってこれから仕事にのぞんでいきたい。
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著者とジョブズが実際に友人関係にあったため、ウォルター・アイザックソンの公式伝記では描かれていないエピソードや人間味のあるジョブズが描かれていた。あと公式伝記以上に各エピソードの描写が細かい。 公式伝記を読んだ人でも充分に楽しめる内容になっている。
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フォーチュン誌の記者である著者が長年の取材等の付き合いからのスティーブ・ジョブズについて描いた作品の後編。 本書ではジョブズがアップルに復帰してから、iMac、iPod、iPhone、iPadという製品を次々とリリースしてイノベーションを起こしていくところやその間にあった自身の...
フォーチュン誌の記者である著者が長年の取材等の付き合いからのスティーブ・ジョブズについて描いた作品の後編。 本書ではジョブズがアップルに復帰してから、iMac、iPod、iPhone、iPadという製品を次々とリリースしてイノベーションを起こしていくところやその間にあった自身のガンとの闘いやスタンフォード大学での伝説とされているスピーチの裏側、そしてピクサーとディズニーとの間の売却劇などジョブズの絶頂期から晩年までをジャーナリストである著者の多くの関係者に対する取材に基づいて描かれています。 元幹部との確執、ジョブズの経営手腕をジャーナリストの観点から分析されていて、特にティム・スミスやティム・クックの話からジョブズの経営者としての顔とは違った素顔が見られたことが印象に残りました。 上下巻通して感じたのは、本書ではジョブズの成功物語から成長物語というビジョナリーカンパニーの著者でもあるジム・コリンズ氏が言われている表現が全編を通して描かれていると感じました。 第三者から見ても、人の付き合いの変遷が激しく好き嫌いの激しいジョブズが語り継がれる経営者になったのかをジャーナリストの観点と取材から感じることのできる作品であると思いました。
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