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満月の道 の商品レビュー

4.1

17件のお客様レビュー

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2021/01/10

次から次と数多の人物が登場しますが、結局、優しい乱暴者で終わりそうだ。 熊吾に残ったのは房江と伸仁、家族は大事ですよ・・・って事か。完結まで後2冊。 飽きてきた。伸仁に将来を託すでThe endかな? 宮本さんは熊吾に「この俺が杜撰だった」と云わせていますが、それじゃ読者が可哀そ...

次から次と数多の人物が登場しますが、結局、優しい乱暴者で終わりそうだ。 熊吾に残ったのは房江と伸仁、家族は大事ですよ・・・って事か。完結まで後2冊。 飽きてきた。伸仁に将来を託すでThe endかな? 宮本さんは熊吾に「この俺が杜撰だった」と云わせていますが、それじゃ読者が可哀そう!? 杜撰・「ずさん」と読むことを知りました。少し利口になりました( ´艸`)

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2020/11/28

熊吾さんはどうしてこうなんだろう。 自分でお分かりになってらっしゃるようなのに。 歳を重ねて、経験を積み重ねても自分を戒める事はますますもって難しくなるんだろうか。 あぁ、房江さんがただただお気の毒だ……

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2019/09/21

全九巻の本シリーズ七巻目の読了。 この七巻発刊までに要した期間は30年、幸いにも全巻が刊行されてから読みだした私にとっては途絶えることなく読み続けられて嬉しい限りだけど、一巻発売時からのファンのなかには鬼籍に入られた方もこのシリーズの時代背景からも少なくないのではないかと思う。 ...

全九巻の本シリーズ七巻目の読了。 この七巻発刊までに要した期間は30年、幸いにも全巻が刊行されてから読みだした私にとっては途絶えることなく読み続けられて嬉しい限りだけど、一巻発売時からのファンのなかには鬼籍に入られた方もこのシリーズの時代背景からも少なくないのではないかと思う。 自分が育ってきた歴史を振り返ってみても、色々なことが思い起こされる。 再び信頼していた部下に裏切られ、多大な運転資金を横領されてしまった熊吾。 暫く途絶えていた元ダンサーとの腐れ縁が復活。 同じ事の繰り返しも、背景が以前とは違い段々熊吾も歳をとってきている。 残された年月はそんなに多くないのに、なにをやっているんだともどかしく思うが、興味は尽きない。

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2018/12/15

読者としても、もはや引くに引けないお付き合いとなる長編。 宮本輝は自身の生い立ちや経験をなんども作品化している。名前や設定は変えつつもこれまで他の作品で描かれてきた主題がじっくりと描かれている。これは「重複に対する批判」ではなく逆にファンとしては嬉しいことなのだ。筆者の、繰り返...

読者としても、もはや引くに引けないお付き合いとなる長編。 宮本輝は自身の生い立ちや経験をなんども作品化している。名前や設定は変えつつもこれまで他の作品で描かれてきた主題がじっくりと描かれている。これは「重複に対する批判」ではなく逆にファンとしては嬉しいことなのだ。筆者の、繰り返してきた年輪と成熟が大樹の中に流れる生命の音を静かに奏でる音に、旅人はただその傍らにたたずみ、時折耳をそばだててその流転する血潮に包まれるだけ。無事完結を祈る作品の一つ。

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2018/10/24

房江がけっこう良さげに想い語ってるやん て思ってたらあとがきで次巻は最悪になるって知らされて…盛り上げどころになるのは分かるけど今回幸せそうになってきてよかったやん て思ってたのに。まぁ熊吾はでっかい人やからこそちっこい綻びあったっていいやん。伸は15,6なのに良い子過ぎやわ〜こ...

房江がけっこう良さげに想い語ってるやん て思ってたらあとがきで次巻は最悪になるって知らされて…盛り上げどころになるのは分かるけど今回幸せそうになってきてよかったやん て思ってたのに。まぁ熊吾はでっかい人やからこそちっこい綻びあったっていいやん。伸は15,6なのに良い子過ぎやわ〜このまま成長できるのか気になる。毎回 読んで学んでるのは失敗しても凹み過ぎず素直に反省しポジティブにも考えられる、心持ち スケールでかくしていたいって事かなぁ。

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2016/11/19

発表、発売が緩やかで、これまでの話を忘れてしまうのが惜しい。主人公熊吾は66歳である。まだ懸命に働いている。様々な事件が襲い、人間模様に翻弄される。2016.11.19

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2016/10/30

伸仁の成長!良かったなあ…熊吾さん頑張れ。でも、ここからどんどん辛くなるんだよなあ…。最終章の執筆が始まったそうですごく楽しみ。最後どんな文章で終わるんだろうか。

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