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はじめての古寺歩き の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/11/09

仏教と寺院の基本がわかりやすく解説されている。如来・菩薩・明王・天の意味、塔・舎利の意味、本尊・脇侍・眷属の意味などがクリアにわかり、寺院や仏像を拝むのが楽しみになる良書だった。

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2022/09/04

お寺を楽しむにも事前知識があった方がよい。 信仰心はないが、こういう思いで置いてあるのかと楽しみたい。古寺に行くのが楽しみに

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2022/02/23

何気なく拝観しているとこれまで見えてなかったことが、井沢さんの丁寧な解説で改めて認識させられることが多くありました。この本を片手にお寺巡りを楽しんでいきたいと思います。

Posted byブクログ

2018/03/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

古寺歩きのポイントは3つー仏像・建築・庭園―だという。ただ、この3つ全てを兼ね備えた寺はほとんどない。 奈良・平安期までの寺は、仏像に見応えがあるが、鎌倉以降の禅宗では、仏像にあまり重きを置いていない。禅宗では、寺は修行(座禅)の器という観点が重要となり、庭園に力が注がれている。江戸時代になると、仏像はほとんど美術的価値を失う(湛海と円空は優れた仏師と評しているが)。寺請制度・檀家制度により、寺が役所の役割を果たすことになり、宗派間の競争が無くなり、堕落したからである。 建物においても、三重塔、五重塔は見応えがあるが、落雷等による焼失の後、再建されたものも少なくない。搭は、もともと釈迦の舎利を納めたもので(搭の基礎部分に舎利を納めた容器が埋められている)、本来境内に一つだけのはずだが、これが守られているのは飛鳥時代のお寺くらいである。 仏像の種類「菩薩」「如来」「明王」「天」、「印」(印相(いんそう)、印契(いんげい))の結び方、「脇侍(きょうじ)」なども解説されており、複雑な仏の種類の整理と理解に多少役立つ。 井沢氏の著書は、「逆説の日本史」に代表されるように、学会・通説に囚われない解釈が面白いが、本書は、古寺の基本事項を口語体で解説したもので、斬新な内容ではない。後半は実体験に基づいた拝観のマナーや身支度、心得などを丁寧に紹介する。また、仏像・建築・庭園のいずれかが優れているとして「訪れておきたい古寺」として、80の寺を推薦しており、古寺歩きの入門ガイドといった内容である。

Posted byブクログ

2017/03/15

何故か仏像に魅せられるなぁと、お寺巡りをしていましたが、こちらの本を読んで、もっと知りたい、見たいと思いました。 古寺巡り始めてみます。 この本を読み返しながら。

Posted byブクログ

2016/10/22

お寺を巡る知識。感想や、心構え、見るポイントを著者が実際の経験を通して綴られてる。 僕が寺院に魅せられてのは、そこにすべての有限の中で息づく叡智、継承、その時代の文化の華麗さを感じられるからだろう。

Posted byブクログ