パードレはそこにいる(上) の商品レビュー
原点回帰!! ということで久しぶりのハヤカワ・ミステリ文庫。 おなじみの赤い背表紙が愛おしい^^ アガサ・クリスティーとか、だいたいこれだったよね。 でも、背表紙が緑とか黄色とか紺色とかもあったような。 どういう違いがあるのだろう? あ、内容の感想は下巻にて。
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うひゃあ面白い!そして読みやすい! 休職中の女性捜査官コロンバと失踪人専門コンサルタントのダンテはふたりともとんでとないトラウマを抱えていて生きづらい上に時にとんでもないピンチを呼び込んだりする この2人がバディとなってぶつかり合いながら信頼関係を築いていく過程がすごい良い!...
うひゃあ面白い!そして読みやすい! 休職中の女性捜査官コロンバと失踪人専門コンサルタントのダンテはふたりともとんでとないトラウマを抱えていて生きづらい上に時にとんでもないピンチを呼び込んだりする この2人がバディとなってぶつかり合いながら信頼関係を築いていく過程がすごい良い! イタリアミステリー侮れないぞ!と思いつつ下巻へGO!
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3部作の1作目。 珍しいイタリア発のミステリ、迫力あります。 コロンバ・カセッリは機動隊副隊長の有能な女性だが、休職中。 子供が失踪した事件の捜査に呼び出されます。 ダンテ・トッレは、失踪人捜索専門のコンサルタント。 自身が幼い頃に拉致され、監禁されていた過去がありました。 現...
3部作の1作目。 珍しいイタリア発のミステリ、迫力あります。 コロンバ・カセッリは機動隊副隊長の有能な女性だが、休職中。 子供が失踪した事件の捜査に呼び出されます。 ダンテ・トッレは、失踪人捜索専門のコンサルタント。 自身が幼い頃に拉致され、監禁されていた過去がありました。 現場で、ダンテは戦慄を覚えます。 そこには、かって自分を誘拐した「パードレ」の影が… コロンバは32歳、彫りが深い顔立ちで筋肉質のたくましい女性。 ダンテは長身で、「デヴィッド・ボウイにちょっと似ていて、もっと痩せている」って、どんだけ痩せてるの~? つまり肉体的に頼りになるのは、コロンバの方。 最初はぎくしゃくするが、次第に信頼が高まっていく、恋までは行かないバディ物? 事件は深刻で、動機も理解しがたい(後に構造がわかってもまだ)陰惨さ。 爆破シーンの描写が恐ろしく上手です。作者は映像関係の脚本家だったそうで、間近に見てきた成果でしょうか。 文章はテンポよく、ぐいぐい読み進められます。
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パードレの謎を追う二人。無関係だと思われた事件の全貌が少しづつ明らかになる展開に王道感がある。前編ラストも衝撃展開。後編に期待。
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読みやすいし面白かった。1人は警察機動隊(花形らしい)勤務中に事故に合い、休職していたが、全然トラウマから立ち直っていない。1人はかつて誘拐され長い間監禁されていた人物で、幼少期を健やかに育っていないため、あとやはり物事によっては激しく動揺したりする。不安定な2人が、現在起こって...
読みやすいし面白かった。1人は警察機動隊(花形らしい)勤務中に事故に合い、休職していたが、全然トラウマから立ち直っていない。1人はかつて誘拐され長い間監禁されていた人物で、幼少期を健やかに育っていないため、あとやはり物事によっては激しく動揺したりする。不安定な2人が、現在起こっているであろう、誘拐事件に巻き込まれることになり、という話で、書いてみるとよくある使い古された内容だが、非常に躍動感あり、トラウマにより生活苦な様子も嫌みなく程よく書けていて、見てみろ、褒めるレビューだって書けるんだもん!
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細い細い糸をたぐり、途切れても、細い細い糸を手繰り続ける。それにつれて、事件も広がる。 過去の事件が原因で心に傷を抱える二人が、衝突を繰り返しながら、協力して真相に迫る。 ダンテのキャラクタは、これまでにない感じ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初こんな女性刑事読んだよなーと思いつつ進む。主人公?の活動の制限がまどろっこしいが、それをうまく話の流れでつかいつつ下巻へ。彼はどう関わってるの? イタリアのミステリーは初めてだが、組織の感じは万国共通。名前が少しだけ覚えにくいかな。
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あまり馴染みのなかったイタリア産のミステリー作品で、翻訳小説独特の読み辛さが殆ど無かった。翻訳者の方の手腕なのか、それともイタリア語と日本語の親和性は意外に高いのか。著者は映像作品の脚本家とのことで、情景をイメージし易い的確な描写に加え、翻訳小説にありがちな冗長さもなく、スピーデ...
あまり馴染みのなかったイタリア産のミステリー作品で、翻訳小説独特の読み辛さが殆ど無かった。翻訳者の方の手腕なのか、それともイタリア語と日本語の親和性は意外に高いのか。著者は映像作品の脚本家とのことで、情景をイメージし易い的確な描写に加え、翻訳小説にありがちな冗長さもなく、スピーディーな展開が繰り広げられる。それ故に展開も情報量も詰め込まれており、折り返し地点の上巻で既に満腹感が…。捜査がスムーズに進展し過ぎるのは多少引っかかるし、仄かに漂うロマンスの香りは苦手な類だが、終盤のテンション最高潮のまま下巻へ。
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イタリアのミステリーってどうなんだろう?と思っていたけど、面白くてグイグイ読めます! 脳内で映像化されていきます。ダンテのキャラがいい。気になるところで終わったので、下巻にいきます!
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読メでの評判が良さそうなので手にとってみた。コロンバもさることながらダンテの人物造詣が独特の緊張感をもたらして面白いじゃないですか!
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