Qrosの女 の商品レビュー
灰色の染みが一点滲んだ白い誉田・・・というのが、半分くらいまで読んだ時点での感想。 でも、読了した結論は 正真正銘の白い誉田♪ 文庫帯に寄せられたコメントにもある通りに読後感爽やかな、エンタテイメント。 ※あからさまに怪しく描かれていた元モデルの女優が、何故にヒロインへ...
灰色の染みが一点滲んだ白い誉田・・・というのが、半分くらいまで読んだ時点での感想。 でも、読了した結論は 正真正銘の白い誉田♪ 文庫帯に寄せられたコメントにもある通りに読後感爽やかな、エンタテイメント。 ※あからさまに怪しく描かれていた元モデルの女優が、何故にヒロインへ救いの手を差しのべたのかの説明は、欲しかったけれど・・・。 ※実は一番怪しいと睨んでいた同僚女子社員は、話の筋にはかすりもせず……(苦笑)。 ※某大手プロダクション社長の、登場時の“真っ黒”な描かれぶりに反してのラスト、大岡裁き的な格好よさは弱冠アンフェアな感もあるものの…… いずれにせよ、ミステリ要素も十分楽しめた良作。 ★4つ、8ポイント半。 2017.02.10.古。 ※映像化向きだよね。2時間のスペシャルドラマか、映画か……。それこそ、ブレイク前で誰も名を知らないような若手新人女優と演技力のある若手時俳優……、 CMの相手役は、ジャニーズからチョイスして…… 「Qros」を「UNIQLO」で置き換えれば、スポンサードも弾みそう(笑)。 ※
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途中まで けっこう面白いと思って読んでたんだけど 最後が締まらない感じだったなぁ。 誉田哲也は やっぱりストロベリーナイトと その次のやつ あれがベストというのは変わりなし。
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誉田さんらしく、テンポよく展開していくので、どんどん読み進めていく。でも、ラストはちょっと物足りない感じ。
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芸能界って面白い! いやいや、この本が面白かった! 全く興味を持たない芸能界。CMがどのように作られて、芸能雑誌がどのように作られているかなんて待ってく知らないし、まずもって興味がわかない。 読み進めていくと、いつものごとく話が頭の中で繋がっていかない。 登場人物は少ない...
芸能界って面白い! いやいや、この本が面白かった! 全く興味を持たない芸能界。CMがどのように作られて、芸能雑誌がどのように作られているかなんて待ってく知らないし、まずもって興味がわかない。 読み進めていくと、いつものごとく話が頭の中で繋がっていかない。 登場人物は少ないが、なぜ?となっている中、半分を過ぎた頃から、「もしや」とい思いが そして、ふむふむと言う思いに。 しかし、最後にどんでん返しが。 いやー、楽しませて頂きました。 さわやかな文章で、人間の内面を描く、この作風にも共感を持てました。ありがとうございました。
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わずかなきっかけでアパレルブランドQrosのCMに出演することになった、女性。 CM出演を秘匿にしたため、謎が謎を呼び一躍謎の美女「Qrosの女」としてネットで騒がれることになる。 本人、追うマスコミ、章毎に視点が代わり描かれていく。 真犯人がイマイチな感じだったのと、「Qrosの女」本人がもっと孤高のタイプの方がよかったかな。
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作品終盤に掛けて、様々な伏線を回収し謎が解けるミステリー。安定感のある文章で面白い作品。誉田哲也氏の好きな方の作品。
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誉田さんの作品としては珍しい題材。 今年はまさしく芸能記事が世間を騒がせてるからタイムリーに文庫になったなあ、と。 違う視点から物語が進んでいくのは楽しかったけれど、ちょっと物足りない感もあるかも… でもこうやって取材するのかあ、とか(実際もそうなのかはわからないけど)面白かった...
誉田さんの作品としては珍しい題材。 今年はまさしく芸能記事が世間を騒がせてるからタイムリーに文庫になったなあ、と。 違う視点から物語が進んでいくのは楽しかったけれど、ちょっと物足りない感もあるかも… でもこうやって取材するのかあ、とか(実際もそうなのかはわからないけど)面白かった。
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いただいた本です。ストロベリーナイトとか怖いイメージがあったけど、今回はグロさはなかった。すごく楽しく読めました。
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芸能界と週刊誌の裏側の話という感じ。つくづく芸能人って大変だなあ思う。。人のプライベートをリークして何が楽しんだか。週刊誌は嫌い。でもそれを楽しんでいる読者がいるのも確か。 読みやすかったけどQrosの女の正体もすぐ分かっちゃうし、最後にオチでもあるのかと思ったらそうでもなくて、チャンチャンって感じ。
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芸能界やマスコミの世界が舞台の物語。CMに登場した謎の女性をめぐり追いかける週刊誌記者や芸能事務所や所属タレント達の視点を時間軸に細工を加え楽しませてもらった。結末がとても良かった。著者の作品は「幸せの条件」に続きまだ2作目だけどもっと読んで見たい。
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