インストア・マーチャンダイジング 第2版 の商品レビュー
実務・ビジネス書と専門書・教科書の間のような本。 非常に分かりやすく、かつ深めな内容に触れたりしつつで、参考書としてなら2400円の価値はある。 例えば「客単価=個数×商品単価」が一般的だけれど、本書ではさらに分解し「客単価=動線長×立寄率×買上率×商品単価」として、それぞれを...
実務・ビジネス書と専門書・教科書の間のような本。 非常に分かりやすく、かつ深めな内容に触れたりしつつで、参考書としてなら2400円の価値はある。 例えば「客単価=個数×商品単価」が一般的だけれど、本書ではさらに分解し「客単価=動線長×立寄率×買上率×商品単価」として、それぞれを向上させる教科書的な施策を紹介している。 あるいはノースウエスタン大学による店内商品のカテゴリ区分「フラッグシップ」「キャッシュマシン」維持・育成」「コア・トラフィック」「攻撃下」「リハビリ」といったものが紹介されていたり、ゴールデンゾーンや客単価等が性別で異なること、高齢化社会における動線政策の必要性などにも言及されている。 ただし食品スーパーをメインに取り扱っているため、それ以外の業態で応用できるデータや記述は少ない。 せいぜいコンビニやドラッグストアまで。
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