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祈りの幕が下りる時 の商品レビュー

4.2

403件のお客様レビュー

  1. 5つ

    145

  2. 4つ

    169

  3. 3つ

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2024/03/26

本を読みきって拍手した。 最初から面白いし、とにかく読みやすかった。 全部の作品読んだ方が面白いと思う。 特にシリーズ「卒業」「赤い指」「麒麟の翼」は必須。 「親子って何だろう」って考えたくなる作品。 このシリーズは終わらないで欲しい。 加賀恭一郎さん大好き。

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2024/03/17

加賀恭一郎シリーズ10作目。 滋賀県在住の女性が東京のアパートで殺害される。被害者の小中時代の同級生だった女性演出家に容疑がかかるが、彼女にはアリバイがあった。そして事件は加賀の亡き母へと結びついてゆく。 赤い指が加賀と父の物語なら、こちらは加賀と母の物語。加賀が日本橋勤務にこ...

加賀恭一郎シリーズ10作目。 滋賀県在住の女性が東京のアパートで殺害される。被害者の小中時代の同級生だった女性演出家に容疑がかかるが、彼女にはアリバイがあった。そして事件は加賀の亡き母へと結びついてゆく。 赤い指が加賀と父の物語なら、こちらは加賀と母の物語。加賀が日本橋勤務にこだわっていた理由がこの作品で明かされる。赤い指から物語は繋がっていたんだな。 細い糸を手繰ってバラバラだった人物関係がひとつに繋がったとき、真実はとても悲しくて残酷なものだったけど、博美と忠雄の親子の愛の形に涙が出た。 「祈りの幕が下りるとき」というタイトルも良い。

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2024/03/17

東野圭吾さんの作品はどれも面白いが、今回もなかなか複雑なストーリーで読みごたえがあった。 殺人事件の裏にある、複雑な人間関係が物語を面白くも悲しくもさせていると思った。 殺人自体許されるわけではないが、その人なりの背景を思ったり、考えたりすると、事実以上のことが思い起こされる…。...

東野圭吾さんの作品はどれも面白いが、今回もなかなか複雑なストーリーで読みごたえがあった。 殺人事件の裏にある、複雑な人間関係が物語を面白くも悲しくもさせていると思った。 殺人自体許されるわけではないが、その人なりの背景を思ったり、考えたりすると、事実以上のことが思い起こされる…。 読了後にも考えさせられるテーマが多いところも、東野圭吾さんの作品の面白さだなと思う。

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2024/03/08

吉川英治文学賞 東野圭吾はハズレがなく大好きだけどミーハーな気がして最近は色んな作家さんのを読んでいました。でも久しぶりに読んで強く感じたのは圧倒的に読みやすくて理解力のない私にも内容がスッと入るということ。ストーリーもテンポよく進んで半日で読了。 大好きな加賀恭一郎シリーズで...

吉川英治文学賞 東野圭吾はハズレがなく大好きだけどミーハーな気がして最近は色んな作家さんのを読んでいました。でも久しぶりに読んで強く感じたのは圧倒的に読みやすくて理解力のない私にも内容がスッと入るということ。ストーリーもテンポよく進んで半日で読了。 大好きな加賀恭一郎シリーズで加賀自身にかなりスポットライトが当たった作品で楽しみでしたが、彼の母親の謎は正直パンチが弱かったかも。 謎解きも『麒麟の翼』や『聖女の救済』とちょっと似た展開を感じ、そのためか感極まって泣くことはなかったのですが、語り手が次々と代わりながら、多方面から事件の真相が解明されていき、どう繋がるのかの謎がピタッと揃う完璧さはやっぱり最高です。 橋の名前の謎はなかなか面白いアイディア!

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2024/03/04

捜査線上にあがった被疑者をしらみ潰しに捜査、なかなか進まないようで確実にストーリーは進んでいく。色んな場面が展開し、迷子になる少し手前で踊らされる。最後はすべてが綺麗な線で繋がり、最高の読後感。 恭一郎も魅力的な漢。

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2024/03/04

登場人物がどんどんでてくるし、話が見えなくてどうなるんだろう…っと思っていたが、いろんな人物が繋がっていることが話が進むにつれわかっていき、パズルのピースがはまっていく感じが気持ちいい!面白い!

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2024/03/01

一言でとにかく【最高】です。素晴らしいです! 本も素晴らしいけど、映画も2.3度見るほど本当に素晴らしい。 本より実は映画の方が様々見るのですがこのストーリー自体日本の映画の中でも私はトップ10に入れてます!! 加賀さんご家族の過去に触れながら、犯人の真相にも近づいていく。 ド...

一言でとにかく【最高】です。素晴らしいです! 本も素晴らしいけど、映画も2.3度見るほど本当に素晴らしい。 本より実は映画の方が様々見るのですがこのストーリー自体日本の映画の中でも私はトップ10に入れてます!! 加賀さんご家族の過去に触れながら、犯人の真相にも近づいていく。 ドキドキしながら1ページ1ページを丁寧に持ったいぶりながら読みました。 読みやすいからスラスラ読めちゃうし、この先はこの先どーなる?って思いながら読めるから楽しくて笑 特に加賀恭一郎シリーズを読んでる方には共感して頂けるとは思いますが知らない方でも犯人がなぜ犯行を実行してしまったのか?涙無しでは読めないと思います。 とにかく大好きですー!!! ※本の概要※ 悲劇なんかじゃない。これが私の人生。 加賀恭一郎は、なぜ「新参者」になったのか---。 明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。 シリーズ最大の謎が決着する。 吉川英治文学賞受賞作。

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2024/03/09

ここ最近東野作品読み耽っておりますが(特に加賀恭一郎シリーズ)本作も素晴らしかったです。 映像作品を観たような気はしてましたが、ただ、結果的に観てないんだなと。読んでる途中で全く真相や結末に気付きませんでしたので。 本作も家族の絆・愛がテーマです。登場する人物達の様々な家族模様が...

ここ最近東野作品読み耽っておりますが(特に加賀恭一郎シリーズ)本作も素晴らしかったです。 映像作品を観たような気はしてましたが、ただ、結果的に観てないんだなと。読んでる途中で全く真相や結末に気付きませんでしたので。 本作も家族の絆・愛がテーマです。登場する人物達の様々な家族模様が表現されています。子を思う親の気持ち、親を思う子の気持ち、その気持ちが強ければ強い程、起きてしてまう取り返しのつかない過ち。 そして加賀恭一郎自身の家族も例外ではなく、明かされる母の本心。 小さな点(伏線)が、見事に一本の線となる回収、本作でも見事です。 橋、見事でした。なるほどそういうことかと。 自分は日本橋くらいしか画が浮かばず、Google mapで位置と写真見ながら読みました。その中には何気なく素通りしている場所も幾つかありましたが、改めて散策するのは面白そうだなと思いました。 この後アマプラで映画の方を観ます。多分泣く気がします。

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2024/02/18

複雑な人間関係と複雑な過去が絡み合ってて読むのに時間がかかった。 親の子供に対する思いは深いと思った。

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2024/02/12

2回目。もう一度映画見たくなった。主人公が日本橋に拘った伏線がここで判明するというのが凄い。ずっとあたためてたのかな。

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