反社会品 の商品レビュー
のぞき穴にひかれて読んだ。 老人社会を書いたもの なんか最近 同じようなのを読んだ気が・・ と思ったら 『限界国家』
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最初の寝たきり老人の皮肉ってる話、読んで鬱々とした。 そんなに暗くしないでも、、と迷惑に思ったくらい、読むのが嫌になりそうなレベルの、 クセつよつよ爺だった。
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医療や制度に対する問題点を取り上げているが、SFの短編集を読んでいる気分。 ブラックユーモアというか…所々含み苦笑いが出てくる。 全体的にテンポよく読みやすい。
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医療問題を基調にした短編集。人間の屑、無脳児はバラ色の夢を見るか?、占領、不義の子、命の重さ、のぞき穴、老人の愉しみ。ちょっと後味が悪い。
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『老乱』がよかったので、続けて読んだが、こちらは私にはもうひとつだった。暗いというのか、希望がない感じが読んでいてしんどかった。
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医師ならではの知識と視点から痛烈に社会を皮肉る短編7編。ブラックと切り捨てるのは簡単ですが、全くの絵空事と片付けられる人が何人いるでしょうか。もうほとんどホラーのようで途中から読み進めるのが怖くなって、逆にすごい勢いでページをめくってしまいました。近い将来、いったいどんな世界が待...
医師ならではの知識と視点から痛烈に社会を皮肉る短編7編。ブラックと切り捨てるのは簡単ですが、全くの絵空事と片付けられる人が何人いるでしょうか。もうほとんどホラーのようで途中から読み進めるのが怖くなって、逆にすごい勢いでページをめくってしまいました。近い将来、いったいどんな世界が待っているのか。私たちはどんな選択ができるのでしょう。
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医療をテーマにブラックな読み心地でまとめられた短編集。とことん皮肉で悪辣な読み心地なのだけれど、まるっきりの絵空事ではなく。さすがにここまで極端ではないものの、こういう要素は現実にもあるということを忘れてはいけないよなあ、と考えさせられます。 お気に入りは「不義の子」。これが一番...
医療をテーマにブラックな読み心地でまとめられた短編集。とことん皮肉で悪辣な読み心地なのだけれど、まるっきりの絵空事ではなく。さすがにここまで極端ではないものの、こういう要素は現実にもあるということを忘れてはいけないよなあ、と考えさせられます。 お気に入りは「不義の子」。これが一番ミステリ的にやられました。なんとも皮肉だけれど、くすりと笑わされる部分もあるかも。当事者だったら、笑えないでしょうが。知らないのが幸せですよきっと……。 「無脳児はバラ色の夢を見るか?」はひどく考えさせられた作品です。出生前診断、たしかに手軽になった分余計な不安をしょい込むことにもなってしまうのですが。それが良いことなのか悪いことなのか、いくら考えても明確な答えは出そうにありません。
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努力を称え心を病む者に屑と吐き捨てる社会、出生前診断の結果に悩む妻と世間の強い声、高齢者に有利で若者に厳しい近未来の三編が、問題提起の風味もありながら説教臭さのない独特の軽妙さ、斜に構え掛けても嫌味のない絶妙さで引き込まれた。他、劇団主宰なDNAの同じ双子の弟の不義疑惑、ドナーの...
努力を称え心を病む者に屑と吐き捨てる社会、出生前診断の結果に悩む妻と世間の強い声、高齢者に有利で若者に厳しい近未来の三編が、問題提起の風味もありながら説教臭さのない独特の軽妙さ、斜に構え掛けても嫌味のない絶妙さで引き込まれた。他、劇団主宰なDNAの同じ双子の弟の不義疑惑、ドナーの葛藤と落胆等、全七編。
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短編7つ。高齢、少子化、障がい、といった問題を医事に関わる話題でシニカルに触れる。2017.9.29
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どれもこれも面白かった! 近未来的。現実的。「のぞき穴」はミステリーそのもの。 今の医療保険制度ってもっと議論検証されるべき。崩壊直前だもの。言い出す勇気がないヒトばかりだわ
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