不仲の母を介護し看取って気づいた人生でいちばん大切なこと の商品レビュー
折り合いがあまりよくなかった母親が癌に罹患した。その母を介護し、看取るまでの、著者の心の揺れ、葛藤が書かれている。母親の症状としては深刻だけど、母親の性格の故か、読んでいても、他の闘病記ほどの苦しさは感じなかった。 著者の母親のように臨めたらいいのかな・・・。 タイトルに...
折り合いがあまりよくなかった母親が癌に罹患した。その母を介護し、看取るまでの、著者の心の揺れ、葛藤が書かれている。母親の症状としては深刻だけど、母親の性格の故か、読んでいても、他の闘病記ほどの苦しさは感じなかった。 著者の母親のように臨めたらいいのかな・・・。 タイトルに「不仲の母」とあるけれど、「不仲」と言うほどのものではなかったのではないかとも思う。
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抗がん剤を諦めた瞬間、ホスピスへの入院を決めた瞬間にお母さんの崇高さを感じた。医師もこういう死刑宣告みたいな事をせざるを得ない訳で、仕事とはいえ気の毒。最後にお母さんが流した涙に大きなメッセージがあるのだろう。
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作者の母は巷で言われる毒親ほど強烈ではなさそうに思う。 だからこそ、普通の親子関係の人が読んでも得るものがある気がする。 ホスピスに入ってからの描写や死の間際のお母様の様子は涙した。 どちらも誠実に病気や死に向かい合ったのだと思う。
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