ありふれた愛じゃない の商品レビュー
村山由佳さんの作品の中でも好きな部類でした。 (タヒチではないけど)海外リゾートでの一人旅のお供として読んだので、こんな素敵なホテルで素敵な過ごし方ができれば良いんだけど、と思いつつ、非日常を楽しみました。タヒチにもいつか行ってみたいです。 才能があって皆に好かれて強い女性、好き...
村山由佳さんの作品の中でも好きな部類でした。 (タヒチではないけど)海外リゾートでの一人旅のお供として読んだので、こんな素敵なホテルで素敵な過ごし方ができれば良いんだけど、と思いつつ、非日常を楽しみました。タヒチにもいつか行ってみたいです。 才能があって皆に好かれて強い女性、好きです。
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自分に正直に生きること、自分に合う人生を歩むことの素晴らしさを改めて感じました。仕事が難しければ、自給自足する道もある。どこからでもやり直せると思いました。
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展開はベタなんだけどそこがよい!エンターテイメントとしてものすごく楽しめた一冊。充実感ありだし、先が気になってどんどん読めた。主人公の真奈の揺れ動く気持ちを繊細に表現していたり、舞台であるタヒチの自然の描写がリアルだったり、物語にグッと引き込まれる筆致。リウがセクシーな男すぎる。...
展開はベタなんだけどそこがよい!エンターテイメントとしてものすごく楽しめた一冊。充実感ありだし、先が気になってどんどん読めた。主人公の真奈の揺れ動く気持ちを繊細に表現していたり、舞台であるタヒチの自然の描写がリアルだったり、物語にグッと引き込まれる筆致。リウがセクシーな男すぎる。 自分は真奈にめちゃめちゃ似てる。年齢のわりに子どもっぽくて、仕事が好きで、頑固なモラル…。だから、共感できる部分もたくさんあって切なくなったし、自分なら最後どういう選択をしていたかなって想像するのも楽しかった。キャラクターとして、真奈のこと好きなので応援してる。 年下彼氏との喧嘩や、リウと過ごす様子がやけにリアルで緊迫感があり、面白かった。
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読むの何回目?ってぐらい好きな本です。 人を好きになった時、ただ、好きという気持ちだけでは進めずに頭で色々考えてブレーキをかけてしまうけれど、この本を読むと好きなら好きのままいればいいのかな、と思わされます。 ジョジョが言う、「逢いたければ逢えばいいし、抱かれたければ抱かれれば...
読むの何回目?ってぐらい好きな本です。 人を好きになった時、ただ、好きという気持ちだけでは進めずに頭で色々考えてブレーキをかけてしまうけれど、この本を読むと好きなら好きのままいればいいのかな、と思わされます。 ジョジョが言う、「逢いたければ逢えばいいし、抱かれたければ抱かれればいいじゃない」というセリフがシンプルで、人を好きになるってこういうことなのかなーと思います。 これだけシンプルな気持ちで真っ直ぐに好きな人に向かっていけたら、とは思うもののなかなか難しいです。
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恋愛は一筋縄ではいかないし、理性でどうにかなるものでもないということかなと思いました。 けど、真奈の決断にはエールを送りたい!
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その時その瞬間、好きだという気持ちを素直に表現。何だか羨ましい。私は真奈のこと、嫌いではないなと感じた。
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久々の村山本。 いつだかもあった気がするけど、登場してくる日本の男どもにいら立つという笑 物語のストーリーとかでなく、ただ真珠に関するお仕事の方に興味を持ってしまった笑
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タヒチには行ったことはないけれど、匂いや、強い日差しや、海、まるで行ったように引き込まれる表現。 気づいたら読み終わってた、という感覚に近い。 村山由佳さんらしい1冊だが、もしかしたら好き嫌いは分かれるかも。
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読書備忘録614号。 ★★★★★。 図書館の予約本がなかなか回ってこないので、読んでいなかった村山さんの過去作品を。 主人公たちに感情移入してしまい、理性を失うような恋をしているような錯覚をしてしまう物語。久しぶりの村山恋愛小説。堪能しました。 主人公藤沢真奈32歳。真珠宝飾店の店員。8歳歳下の大野貴史と同棲に近い関係。 宝飾店の社長高橋から、タヒチへ真珠の買い付けに同行しろと命令される。買い付けが終わったら1週間ほどタヒチでバカンスをして良いと言われ、貴史から"合流するから一足早いハネムーンにしよう"とプロポーズされる。 初めての買い付けに緊張しながらも、貴史からのプロポーズに浮かれタヒチに。 そしてタヒチで思わぬ人物と再会する。10年前、学生時代に付き合っていた朝倉竜介。当時は熱愛だったが、就職活動もせず、日本社会では生きていけない社会不適合者として見切り別れた相手。 当時、"南の島でヤシの実でも食べながら暮らさないか"と言っていた男がタヒチで"リウ"と呼ばれ、連れ合いと子供と共に立派に生活していた・・・。 合流予定の貴史が仕事のトラブルで遅れることに。暇を持て余す真奈はキャンセルが出た無人島ランチツアーに参加することに。 ガイドが竜介だったことで困惑する真奈。無人島に向かう途中のシュノーケリングで、脚が攣りパニックに陥る真奈。助ける竜介。抱きかかえられた真奈の身体に古い記憶が呼び起こされる。それは竜介も同じだった・・・。 遅れて合流した貴史は真奈の変化を感じる。 竜介の連れ合いマリヴァは竜介の変化を感じる。 そして帰国。結婚を焦る貴史。気持ちが離れていく真奈。修復できない溝・・・。 そして真奈はタヒチへ2度目の真珠の買い付けに。 竜介との再会。そしてそしてそして村山節!熱い熱い熱い! いやはや、結末はハッピーエンドなのか。それとも一時の熱病なのか・・・。 読者の想像に任されている、という感じですね。 私はハッピーエンド派。二人は仲良く暮らしたとさ! 登場人物がみんな魅力的なのも村山小説。セクハラ、職場でのいじめ、タヒチの自然。すべてが最高でした。 昔の村山さん。大好き。 あと文庫の表紙は下品。笑 アコヤ貝に裸体の女子。 単行本の表紙が良い。タヒチを思わせるキュンとなるコテージみたいなシルエット風景。
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旅行に行きたい…。きちんとした仕事を持っているの羨ましいわほんと。 弱音や気遣いや遠慮を、あえて彼の目から隠しているのはこちらのほうなのだ。見抜けないからと相手を責めるのは酷というものだろう。 あの男を思い浮かべると、心臓が、酢の杯に放りこまれた真珠のように溶けてしまう。 背中を撫でる手があまりに優しく、せつない。けれどこの腕は、自分のものではないのだ。
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