10分間ミステリー THE BEST の商品レビュー
今まで名前も知らなかった作者の作品を沢山読めるお得な本です。 裏表紙にも記載がありますが本当に泣けるし、考えさせられる話ばかりです。 殺人事件が起きて探偵が解決するありきたりな推理小説ではないので、ミステリー嫌いの方に是非読んで頂きたい作品集です!
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終始意味がわからない作品から、唸るようなどんでん返しのある作品まで、まさに玉石混淆といった本。 電車内やちょっとした休憩中など、すきま時間にちょこっと読むと落ち着く。
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10頁弱の掌編が多数収録されていて、ユーモア仕立てやホラー、イヤミス、どんでん返しなど様々なジャンルがあって隙間時間やボリュームが強い作品の合間にピッタリだった。特に『柿』は一番好きで、掌編で初めて感動した。
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時間のある時に少しずつ読んでいたら2年かかってしまった。 様々な舞台設定、シチュエーションと、謎解きあり、ユーモアあり、涙あり、サスペンスあり、ホラーありのバライティに富んだショート・ミステリー集。 最後の一編、日本兵が身を投げうって島民の人々を戦争から守った話が一番好き。
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ベスト集ということもあり読んだことあるものも多くて流し読み。作家になって浅い人も含まれるのでクオリティに波がある
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辻堂ゆめの小説が面白かったので、この人を含む50人のショート・ミステリー集を読んだ。ミステリーとは言えないユーモア、アイロニー、SF、ファンタジーなど。やはり本格的な推理を解く小説になるには無理があり過ぎるが、ウィット、皮肉に富む小説が多いという感じ。自殺を考える男を留めるタク...
辻堂ゆめの小説が面白かったので、この人を含む50人のショート・ミステリー集を読んだ。ミステリーとは言えないユーモア、アイロニー、SF、ファンタジーなど。やはり本格的な推理を解く小説になるには無理があり過ぎるが、ウィット、皮肉に富む小説が多いという感じ。自殺を考える男を留めるタクシー運転手の話し(城山真一著)、彼女の父との皮肉な関係(篠原昌裕著)、アリバイ作りの皮肉な結末(山本巧次著)など印象に残ったが、肝心の辻堂氏の書は良く分からなかった。短い小説ほど読み始めて軌道に乗るのが難しいのが正直な感想。
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「宝島社」が創設した『このミステリ-がすごい!』大賞を受賞した作家の50作品が収録された、小粒でピリリと辛いものからウルルとなる情ものまで、バラエティーに富んだショ-ト・ミステリ集です。 1作品10分で読んだとして、読了までには8時間以上を要するレンガ本。 敢えてお気に入りを挙げ...
「宝島社」が創設した『このミステリ-がすごい!』大賞を受賞した作家の50作品が収録された、小粒でピリリと辛いものからウルルとなる情ものまで、バラエティーに富んだショ-ト・ミステリ集です。 1作品10分で読んだとして、読了までには8時間以上を要するレンガ本。 敢えてお気に入りを挙げると、梶永正史さんの『最後の客』(定年退職するバス運転手と最後の乗客に絡む謎)、岡崎琢磨さんの『葉桜のタイムカプセル』(10年前に桜の樹の下に埋めたタイムカカプセルにひそむ謎)、中山七里さんの『最後の容疑者』かな・・・。
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このミス大賞受賞者によるショートショート集。 50作品もあり読み応えたっぷり おお・・・となるもの、「??」なもの いろいろだけれど、じっくり味わうもよし 隙間時間にサクサク読むもよし。
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玉石混交。 「このミステリーがすごい!」大賞受賞者による短編集なのだけれど、全50作品も掲載されているのだから、玉と石が混交なのは致し方ないのだろうな、個人の嗜好もあるし。 中には星5つのとても面白い作品、ジーンと胸を打つ作品、おお!と唸ってしまう作品もあるのだけれど、中には「な...
玉石混交。 「このミステリーがすごい!」大賞受賞者による短編集なのだけれど、全50作品も掲載されているのだから、玉と石が混交なのは致し方ないのだろうな、個人の嗜好もあるし。 中には星5つのとても面白い作品、ジーンと胸を打つ作品、おお!と唸ってしまう作品もあるのだけれど、中には「なんですか、これ?」てのもチラホラ。 ただそれぞれの作品が短いので(短編というよりもショート・ショートに近いかも)手軽に読める強みはあると思う。 多くの作家の作品が読めるので(完璧ではないにしても)ある程度カタログ的な読み方は出来るかも。
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ミステリーなの?という作品がありましたが 裏表紙に「バラエティに富んだショート・ミステリー集」と紹介文があり納得しました。 そして心に響いた作品はミステリーっぽくない作品でした。 【ほおずき/天田式】 ーーー 茄子の根と接ぎ木し、それでちゃんとほおずきは育つ。 この株は、ほおずき...
ミステリーなの?という作品がありましたが 裏表紙に「バラエティに富んだショート・ミステリー集」と紹介文があり納得しました。 そして心に響いた作品はミステリーっぽくない作品でした。 【ほおずき/天田式】 ーーー 茄子の根と接ぎ木し、それでちゃんとほおずきは育つ。 この株は、ほおずきなのか、茄子なのか。おぬしならどう言う? ーーー この用心棒さんの投げかけが深いい。 【神さまと姫さま/太朗想史郎】 ーーー 人間の生きる源を感じたい。人間は何故こうも喧しいのか。 ーーー 足るを知る者は富む。そう感じた作品です。 【世界からあなたの笑顔が消えた日/佐藤青南】 誰にでも一度は黒い感情をもったことがありますよね。
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