10分間ミステリー THE BEST の商品レビュー
全50作品はいっている、ミステリー作品集。 これだけ作品があると、好みがはっきり分かれると思います。 私も好きな作品、そうでもないもの、読んでモヤモヤしたものとありました。次に読んでみたいと思える作家さんを読めてよかったです。 特に柚月裕子さんの話はぐっときました。
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玉石混交…にしても良いものの方が多かった。茶色ではない色、よかったな。自身の読書力が低下した気がする…
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今ひとたび、転落、記念日とか面白かった。 さらっと読めるし、ふだん読んでない人のもあったりで、新しい発見もありよかった。
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(収録作品)虹の飴(海堂尊)/最後の容疑者(中山七里)/抜け忍サドンデス(乾緑郎)/初天神(降田天)/父のスピーチ(喜多喜久)/なんでもあり(深町秋生)/境界線(城山真一)/今ひとたび(森川楓子)/全裸刑事チャーリー(七尾与史)/五十六(加藤鉄児)〔ほか〕
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
他の本で見た短編もちらほら。特に印象に残ったのは『その朝のアリバイは』『茶色ではない色』『脱走者の行方』の3本。『お届けモノ』は面白かったが、少し難しい。ラストについて、智子自身が少女に殺されないよう、クーラーボックスをもう1つ買い足し3つを彰宅に送り、彰に死んでもらう、という解釈でいいのだろうか?その場合、彰を殺しに行くのは誰?でも彰を殺しても少女は智子を狙ってきそう。どなたか解釈求む。
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ミステリ自体を楽しむというより、一冊でたくさんの作家さんの文体を読み比べられることが楽しかった。 最初の数行だけで、すっと入り込めるものと逆に苦手に感じるものがあったり。 ただ、やっぱりこれだけ短いと内容自体が面白いと感じるものは少なくて、星新一さんのような作家さんは稀有だなあ...
ミステリ自体を楽しむというより、一冊でたくさんの作家さんの文体を読み比べられることが楽しかった。 最初の数行だけで、すっと入り込めるものと逆に苦手に感じるものがあったり。 ただ、やっぱりこれだけ短いと内容自体が面白いと感じるものは少なくて、星新一さんのような作家さんは稀有だなあと思ってしまった。
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このミス大賞受賞作家による、ショートショートミステリー集。手軽に読める長さの作品だけれど、バラエティに富んでいて、きっとお気に入りの作品が見つかりそうです。 お気に入りは友井羊「柿」。じんわりと染み渡るような読み心地の物語でした。なんだかほっこり。 ハセベバクシンオー「転落」もい...
このミス大賞受賞作家による、ショートショートミステリー集。手軽に読める長さの作品だけれど、バラエティに富んでいて、きっとお気に入りの作品が見つかりそうです。 お気に入りは友井羊「柿」。じんわりと染み渡るような読み心地の物語でした。なんだかほっこり。 ハセベバクシンオー「転落」もいいなあ。すごくあっさりしているのだけれど、だからこそ騙されてしまいました。
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【収録作品】「虹の飴」 海堂尊/「最後の容疑者」 中山七里/「抜け忍サドンデス」 乾緑郎/「初天神」 降田天/「父のスピーチ」 喜多喜久/「なんでもあり」 深町秋生/「境界線」 城山真一/「今ひとたび」 森川楓子/「全裸刑事チャーリー」 七尾与史/「五十六」 加藤鉄児/「転落」 ...
【収録作品】「虹の飴」 海堂尊/「最後の容疑者」 中山七里/「抜け忍サドンデス」 乾緑郎/「初天神」 降田天/「父のスピーチ」 喜多喜久/「なんでもあり」 深町秋生/「境界線」 城山真一/「今ひとたび」 森川楓子/「全裸刑事チャーリー」 七尾与史/「五十六」 加藤鉄児/「転落」 ハセベバクシンオー/「オサキ油揚げ泥棒になる」 高橋由太/「刑法第四五条」 越谷友華/「記念日」 伽古屋圭市/「防犯心理テスト」 上甲宣之/「花子の生首」 一色さゆり/「ずっと、欲しかった女の子」 矢樹純/「新手のセールストーク」 法坂一広/「靴磨きジャンの四角い永遠」 柊サナカ/「稀有なる食材」 深津十一/「澄み渡る青空」 拓未司/「ロケット花火」 才羽楽/「ほおずき」 天田式/「最低の男」 篠原昌裕/「眺望コンサルタント」 伊園旬/「“けあらし”に潜む殺意」 八木圭一/「オー・マイ・ゴッド」 山下貴光/「獲物」 塔山郁/「器物損壊」 枝松蛍/「七月七日に逢いましょう」 水田美意子/「走馬灯」 新藤卓広/「満腹亭の謎解きお弁当は今日もホカホカなのよね」 大津光央/「お届けモノ」 高山聖史/「神さまと姫さま」 太朗想史郎/「脱走者の行方」 影山匙/「部屋と手錠と私」 水原秀策/「微笑む女」 中村啓/「その朝のアリバイは」 山本巧次/「電話ボックス」 柳原慧/「ゆうしゃのゆううつ」 堀内公太郎/「最後の客」 梶永正史/「死を呼ぶ勲章」 桂修司/「世界からあなたの笑顔が消えた日」 佐藤青南/「誰何と星」 神家正成/「葉桜のタイムカプセル」 岡崎琢磨/「柿」 友井羊/「茶色ではない色」 辻堂ゆめ/「恋のブランド」 増田俊也/「特約条項第三条」 安生正/「サクラ・サクラ」 柚月裕子
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原稿用紙10枚のミステリーが35作品。 全て作者が違うので読みやすいのもあれば読みづらいものもあり面白いものもあればあまり面白くないのもあり。 なかなかバラエティに富んで面白かったけど、やっぱりミステリーある程度のボリュームがあった方が面白いかな。
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掌編50作。 多くの作家の脳髄の欠片を 集めたような このような編み方の本を 私はさしたる理由もなく 毛嫌いしてきた。 確かに目を塞ぎたい作品もあるが ほとんどの作品から 私は いろいろな心の揺れをもらった。 胸の痛みやほんのりとした温かさ 激しい共感や哀惜の念。。。。 ...
掌編50作。 多くの作家の脳髄の欠片を 集めたような このような編み方の本を 私はさしたる理由もなく 毛嫌いしてきた。 確かに目を塞ぎたい作品もあるが ほとんどの作品から 私は いろいろな心の揺れをもらった。 胸の痛みやほんのりとした温かさ 激しい共感や哀惜の念。。。。 この本に散りばめられたものを 宝石だとまでは言わない。 しかしそれらは間違いなく貴石だった。 それを持つ者の心に響く美しさに 確かに輝いている。思わぬ収穫だった。 同じようなコンセプトで作られた本は ほかにもシリーズであるようだが せっかくいただいた感動を 色褪せたものにはしたくないので この本限りにしておこうと思う。 素敵な本でした。本当に。
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