とっぴんぱらりの風太郎(上) の商品レビュー
ひょうたん育ててる情景が目に浮かぶ。いいな、今年はひょうたんを育ててみようかな。百成ひょうたんくらいだったら大丈夫かな。でも、中身のワタを取る自信がないな…。私にもひょうたんからおっさんが話しかけたりしてくれるかなぁ。
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上下巻読了。ハードカバーで読んでいますが、文庫版で再読。万城目作品の中でも、特に好きな一冊です。 この物語、「プリンセストヨトミ」に関係する、と信じてます。浪漫あります。
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思っていたより明るくない話だ。話の重量が結構あった気がするが、まだ上巻か。楽しんで読めたので、下巻も期待。
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本書、文句なく面白い。タイトルが気になって「とっぴんぱらり」を検索した。意外に多くの方が同じ行動をとられている。「とっぴんぱらりのぷぅ」で昔話の「めでたし、めでたし」にあたるそうだ。主人公の風太郎をぷうたろうと読ませていることに合点がいった。 落ちこぼれ忍者の風太郎が意とせず巻き...
本書、文句なく面白い。タイトルが気になって「とっぴんぱらり」を検索した。意外に多くの方が同じ行動をとられている。「とっぴんぱらりのぷぅ」で昔話の「めでたし、めでたし」にあたるそうだ。主人公の風太郎をぷうたろうと読ませていることに合点がいった。 落ちこぼれ忍者の風太郎が意とせず巻き込まれる数々の難題に立ち向かう。主人公はいわゆるいい人なのだ。本人は不遇を周りの厄介者のせいと思っているが、恐らく本当に不遇なのは捨ておけず関わってしまう周りの人々なのだろう。楽しく読めるが、悲しい物語。このギャップに心が揺れる。タイトルのようなハッピーエンドかどうかは読まれた方々にお任せしたい。蝉左右衛門の生き様に痺れた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
再読です。 前回読んだ時はただただ斬って斬られての凄惨なところばかりに目がいってしまい、「面白かったけど、もう読むことはないかもな」くらいに思っていましたが、文庫本(上・下)をちゃんと本棚に取っておいてよかったです。”万城目学を読み返そう運動”の最後に「(内容的に)重いからな~、どうしようかな~」と思いながら読み出しましたが、さすが万城目作品です。再読もなんのその、内容としてはやはり重くて辛い場面もたくさんあったのですが、読書としては楽しく、さくさくと読み進みました。 時は戦国時代。伊賀の国で忍びとして育った風太郎は、あることがきっかけで伊賀の国を去らざるをえなくなり、忍びとしても用無しになります。京都は吉田山に落ち着いた風太郎は、忍びとしてまた必要とされることを密かに思い続けながら、運命の流れのままに、萬屋で働いたり、ひょうたんに宿る(?)因心居士に現れられたりしながら、己の人生を生きていきます。この上巻は、伊賀で忍びをしていた時からの相棒「黒弓」とひょうたんを育てたりとのらりくらりと話が進むのですが、高台院ねね様からの依頼でひさご様のお供をした時の月次組からの襲撃、昔の忍び仲間「百」からの忍びに戻らないかとの話、そして気づいたら戦に参加していたという出来事が物語るように、下巻に向けて不穏な空気はどんどん濃くなっていきます。 戦が始まると聞いてもどこか他人事だった風太郎ですが、「黒弓」からの文を受け、京都から大阪の堺に行ってみると、実はあの文は「黒弓」からではなく、かつて同じ柘植屋敷で忍びとして育った「蝉」からのもので、嵌められたのだとわかりますが、その時にはすでに遅く、風太郎は戦に巻き込まれていきます。 萬屋の芥下の境遇を聞いていた風太郎は、自分の意志ではなかったにしろ、戦に参加し、幼いころの芥下が体験したことを、自らの手で無実の人々にしてしまう。そのことに大きく風太郎の心は傷つき、言葉にならない思いをその後一生抱えることになってしまう。戦の残酷さをまざまざと見せつけられた気がします。 しかし、風太郎ひとりがいくら精神的に傷つこうが戦は続き、風太郎は自分が生きのびるためにたくさんの敵を殺していくしかない。 この戦での体験が風太郎を大きく変えてしまいます。前半のなんだか少しゆるい感じは一掃され、「戦国時代」、「忍び」という抗えない時代と運命が暗黒となって後半を暗く重く覆っていきます。 ここまでが上巻でした。 素晴らしい大作であることが、もうひしひしと伝わってくるようでした。下巻、読みます!
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忍者風太郎(ぷうたろう)は、殿様の逆鱗に触れ、伊賀の里を追放される。元はと言えば相方•黒弓のヘマと、同じ柘植の忍び屋敷で育った同期の蝉左右衛門•百市らが原因なのだが。京のあばら屋に逼塞した風太郎は、ひょんな事から因心居士という幻術使いの術に囚われてしまう。伊賀忍者への復帰を期して...
忍者風太郎(ぷうたろう)は、殿様の逆鱗に触れ、伊賀の里を追放される。元はと言えば相方•黒弓のヘマと、同じ柘植の忍び屋敷で育った同期の蝉左右衛門•百市らが原因なのだが。京のあばら屋に逼塞した風太郎は、ひょんな事から因心居士という幻術使いの術に囚われてしまう。伊賀忍者への復帰を期して、やはり同期の常世(とこよ)に合力する中で、太閤未亡人•寧々の依頼を受け「ひさご様」という貴人の京見物の案内をするが、月次組(つきなみぐみ)という連中に襲われて…。 上巻は第六章まで。黒弓を訪ねた堺で蝉左右衛門と合流した風太郎は「大坂冬の陣」に参戦する事になる。司馬遼太郎の著作で言うと「果心居士の幻術」+「城砦」の面持ち。歴史エンターテイメントとして面白いです。
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全十章中、六章まで。 脳天気で図々しい弱り上手と、ちょっと神経質で不器用でまっすぐな二人――という第一印象が徐々に変化していく。主人公とともに、わけのわからない展開に巻き込まれていくが、少しずつ事情がわかりはじめる。そして下巻に続く。 物事のコントロール欲を手放せば、余裕をもっ...
全十章中、六章まで。 脳天気で図々しい弱り上手と、ちょっと神経質で不器用でまっすぐな二人――という第一印象が徐々に変化していく。主人公とともに、わけのわからない展開に巻き込まれていくが、少しずつ事情がわかりはじめる。そして下巻に続く。 物事のコントロール欲を手放せば、余裕をもって人生を楽しめるのかなあと、ふとそう思う瞬間が何度かあった。 万城目さんの世界は温かくて楽しい。
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タイトルの『とっぴんぱらりの』や紹介文の『京でぼんくらな日々を送る“ニート忍者”』でのほほんとした内容かと思いきや、のっけから命を賭ける殺伐とした闘いがあり読むのを諦めようかと思った。 面白くなったのは伊賀を出てからだが、やはり争いのシーンはかなり残虐。 忍びってこうだったのか。...
タイトルの『とっぴんぱらりの』や紹介文の『京でぼんくらな日々を送る“ニート忍者”』でのほほんとした内容かと思いきや、のっけから命を賭ける殺伐とした闘いがあり読むのを諦めようかと思った。 面白くなったのは伊賀を出てからだが、やはり争いのシーンはかなり残虐。 忍びってこうだったのか。 忍びしか知らない人生なら自由の身になってもそれを自由と気付けないのかもしれない。 権力にとことん利用される風太郎を解放してやりたいと思った。 あと、ひょうたんの作り方がよくわかった。 ひさご様、因心居士、果心居士、残菊の正体が気になります。
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http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2018/03/post-4234.html
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風太郎のイメージが、勝手にむくむく膨らんで止まらない。のんびり瓢箪育ててるかと思えば、殺伐とした戦いのシーンもあって。登場する人物がみんな魅力的...。着地点が気になる気になる。
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