靖国の宴 の商品レビュー
第二十三報国隊の身の回りの世話をしてくれた、空襲で死んだ高女の生徒で清子さんに対し 「助けてあげられることもできなくてごめん。君たちを守るために死んだはずなのに・・・」 村本という刑事の奥さんから手紙が届きました。三日前に癌で亡くなったこと。意識が亡くなる前に伝えてくれとメモを...
第二十三報国隊の身の回りの世話をしてくれた、空襲で死んだ高女の生徒で清子さんに対し 「助けてあげられることもできなくてごめん。君たちを守るために死んだはずなのに・・・」 村本という刑事の奥さんから手紙が届きました。三日前に癌で亡くなったこと。意識が亡くなる前に伝えてくれとメモを残したということでした。そこには震える字でこう書かれていたのです。 「もうしわけありません かならずいきています うみのむこう なにもできなかった くやしい」 しかし罪もない女子供がたくさん連れて行かれているのに、命がけで助けようという人間がいない。戦った相手のアメ公に尻尾を振って、自分の国民には知らん顔をして、何が平和ですか。 「弓子、ゆみちゃん、お母さんです。元気にしてますか。日本であなたの帰りをみんなが待っています。きっと帰ってこれる日が来ます。それまで元気でいて下さい。」 父親の方はほとんど言葉になっていなかったな。 「弓子、助けてあげられなくてごめん・・・・・・お父さんは・・・・・・」 後はただ泣いているだけだった。 女子供を連れ去られて「憲法の制約があるから助けにいけません」などとは口が裂けても言わなかったでしょうね。 荒木さんは本の最後で 歴史は断絶していない。戦いは常に続く。命は大切だけれども、その命を捨てざるを得ないときも時にはやってくる。そして生き残った者は公のために死んでいった人たちがいたことを忘れてはいけない。私自身が書きながらそれを感じてきました。 と書かれています。 自分自身でも戦っていかなければならない。平和ボケしていてはいけない。 拉致被害者、ご家族達の無念、悲しみ、悔しさ、憤り、悲惨さを晴らすためにも、靖国の英霊たちに恥じないように、少しでも日本人を守るために働いていかなければ、生きていかなければ申し訳がないと大変な危機感を持ちました。
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