よっつ屋根の下 の商品レビュー
4人家族それぞれの話 お医者さんのお父さんが正しいことをしようとしたために左遷され家族がバラバラに それぞれの想いが切なく優しいお話 おすすめです
Posted by
2017.6.15 読了 あることがきっかけで 家族が別れて暮らすことになる。 父さん、母さん、僕、妹の視点で 描かれた短編。 それぞれが そんなふうに思ってたんだ、 決して 皆が 自分勝手に行動しているわけじゃない、 それぞれ 思いやってもいる、 けど、どうしても 行...
2017.6.15 読了 あることがきっかけで 家族が別れて暮らすことになる。 父さん、母さん、僕、妹の視点で 描かれた短編。 それぞれが そんなふうに思ってたんだ、 決して 皆が 自分勝手に行動しているわけじゃない、 それぞれ 思いやってもいる、 けど、どうしても 行動できなくて 思い悩む様子が それぞれの視点で描かれているので しかも、それぞれの短編が 何年か経っているので その後 そういうことが起こったのね、と分かる。 最後は 未来が見えて、前向きになる。 好きな話でした!
Posted by
離れて暮らすことになった家族のおはなし。 家族ひとりひとりがメインになっている連作で、しかも年月が経っていくので、子供達の成長っぷりがすごかった。
Posted by
バラバラに生活する事になった家族。 夫々に理由があった。 家族4人が語る夫々の理由、そしてその結果の生活。 長く離れていても繋がるところがあった。 最後まで一緒に生活する事はなかったが、それ以上に繋がる温かい物があった。 心温かく素敵な作品。
Posted by
4人家族一人一人の短編集。父は医療ミスを指摘し銚子に跳ばされて、息子はそれについていく。母と娘は東京に残る。母は最後は父のことを受け入れた気がする。 一話目は面白かったがだんだん微妙になっていった。
Posted by
二度目。 一章目のみ覚えていた。 父の左遷によりバラバラに暮らす家族の物語。 バラバラながらも、少しずつ歩み寄り、理解し、自立していく。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
夫の左遷によって東京と銚子に別れて暮らすことになった家族の物語。 妻が抱えた<呪い>がなんかわかるような気がするけれど、家族四人それぞれの、別々の時系列で語られたせいかもうちょっと踏み込んで欲しい物足りなさが残った。 他の作家さんだったらもっとドロドロとした物語になっただろうなと思うところがやっぱり大崎梢さんらしいほんわかさがあって良かったけど。 ラストの妻の選択は勇気づけられました。 ただこの別居しながら白金生活&私立中高をキープできるなんて羨ましすぎる~~~!、と貧乏単身赴任生活をし続けた我が家としてはひと言叫びたい!
Posted by
父親の仕事の都合で東京白金の優雅な生活から、千葉の銚子の先のど田舎で暮らすことになった文彰。母と妹は一緒に来なかった。馴染めるか不安だった銚子の生活も、だんだん友達が出来て楽しめるようになってきたが、ある日同級生から衝撃的な話を聞かされる。 想像していたよりもほっこりと暖かく、...
父親の仕事の都合で東京白金の優雅な生活から、千葉の銚子の先のど田舎で暮らすことになった文彰。母と妹は一緒に来なかった。馴染めるか不安だった銚子の生活も、だんだん友達が出来て楽しめるようになってきたが、ある日同級生から衝撃的な話を聞かされる。 想像していたよりもほっこりと暖かく、優しい話だった。母の呪いは理解しずらいし、共感も出来ないけど呪縛から解けつつあるなら良かったなって思えた。ただ各人の話はもうちょっとしっかり読みたかった。話がとっ散らかっちゃうのかもしれないけど、妹の話も兄の大学生活も気になる。あと白金の生活とか四人でいる時の幸福さを書いた話も一編欲しかったなーそしたら最終話の結論もすっと入ったような気がする。
Posted by
父と母、兄と妹の4人家族。 4人それぞれの立場からみた家族を書いた4編と最後の1編。 現実と向き合う子供から入るので、どうなるの?とドキドキするも、ふんわりあたたかくて、収まるところに収まる。 またしても一気読み。 大崎梢さんは、子供の視点がなかなかうまいなーっていつも思い...
父と母、兄と妹の4人家族。 4人それぞれの立場からみた家族を書いた4編と最後の1編。 現実と向き合う子供から入るので、どうなるの?とドキドキするも、ふんわりあたたかくて、収まるところに収まる。 またしても一気読み。 大崎梢さんは、子供の視点がなかなかうまいなーっていつも思います。 こんな家族もいいなー。
Posted by