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いつもが消えた日 の商品レビュー

4.1

22件のお客様レビュー

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2024/03/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

神楽坂の花柳界にいたお蔦さんと孫の望の話。望の中学の後輩有斗の家族が行方不明に。二人は有斗の面倒をみながら真相を追う。涙なくして読めない話。

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2024/02/14

一作目の雰囲気が好きで、2作目も読んでみました。2作目は長編でミステリ調。ただ、ちょっとイメージにはそぐわないかな。

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2023/11/28

お蔦さんと、孫の望の事件日記。今回は、家族失踪、闇金…と、なかなかヘビーな事件に巻き込まれ…。西條奈加さんの「いつもが消えた日 お蔦さんの神楽坂日記」を読む。 「みやこさわぎ」から読み、一つ遡って、この作品。 「みやこさわぎ」では、ご町内の騒ぎや、もめごとが中心の、 それこそ...

お蔦さんと、孫の望の事件日記。今回は、家族失踪、闇金…と、なかなかヘビーな事件に巻き込まれ…。西條奈加さんの「いつもが消えた日 お蔦さんの神楽坂日記」を読む。 「みやこさわぎ」から読み、一つ遡って、この作品。 「みやこさわぎ」では、ご町内の騒ぎや、もめごとが中心の、 それこそ、長屋の人情噺の雰囲気だったが、 血だらけの部屋、家族の失踪、闇金、ヤクザ…、 急に、物騒な事件から始まり、あら、少々、色合いが変わったと 思ったのだが、こっちの方が前だった。 お蔦さん、物言いは歯に衣着せないけど、 決して、間違ったことを言うんじゃない、 気風がよくて、頼もしくって、安心できる、おまけに洞察力に優れている、 こんな婆さん、周りに一人くらい欲しいと思ったが、 神楽坂の花柳界、そして映画界という特異な環境が、彼女を生み出したのだろうから、 まあ、やっぱり特殊な部類に入るのだろう。 一朝一夕に、手に入るものじゃない。 望の中学の後輩、有斗の家族が一夜で姿を消す。 家の一室は血だらけだった。 一体、何が起こったのか。 望とお蔦さんは、有斗の面倒を見ながら、 励ましながら、ご町内の皆さんの助けも借りながら、真相を追う。 ズケズケ物言うお蔦さんだが、 聡明で情に熱い彼女が見せるやさしさに、ついジーンと 目頭が熱くなる。 こうなったら、第一作目を読まなきゃ

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2023/09/06

▶︎とりどりみどり★★★★★ 以下シリーズもの ▶︎無花果の実のなるころに★★★ ▶いつもが消えた日★★★★ 3作目 面白かった ただミステリーほぼ読まないからか このシリーズを続けて読みたいって程でもない

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2022/12/24

男子高校生にしておばあちゃんが美味しいと思うご飯を毎日作れてる望くん、すごすぎる!! 神楽坂のアットホームな街並みにぴったりなお蔦さんが素敵だった✨ ああいう街が今後もなくならないで欲しい‥

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2022/06/26

短編集的な前作とは異なり、今作は1冊で1つのミステリー。 お蔦さんも望も頭が回るな〜。 何にピンと来ているんだい。 今回は誘拐?殺人?疑惑が出てくるシリアスめな展開でした。 望が誰かのためにかっとなって冷静になるところ、すごくかっこいい。 お蔦さんの気風の良さも変わらずで、今...

短編集的な前作とは異なり、今作は1冊で1つのミステリー。 お蔦さんも望も頭が回るな〜。 何にピンと来ているんだい。 今回は誘拐?殺人?疑惑が出てくるシリアスめな展開でした。 望が誰かのためにかっとなって冷静になるところ、すごくかっこいい。 お蔦さんの気風の良さも変わらずで、今回はより商店街の和気あいあいさが出てたのも好きです。 許すまじと思う人もいると思うけど、過去にしてしまったことを抱えながら人生進んでいく感じはいいな、と思いました。

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2022/03/26

ノゾム君とお蔦さんの2冊目。前巻に比べると、少しシリアスなミステリー。 少年たちの細やかな気持ちの移り変わりや、周囲の大人たちの魅力的な人物像に、読みごたえがあった。

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2021/11/14

お蔦さんの神楽坂日記 は これが初めてです。 3作目のようですね。 お蔦さんとふたり 神楽坂にすむ望君が主人公 望君の後輩が 家に帰ったら 両親もお姉さんもいなくて 血溜まりができている。 という始まり このお蔦さんが素敵! 商店街にも友だちがいっぱい! 孫たちの学...

お蔦さんの神楽坂日記 は これが初めてです。 3作目のようですね。 お蔦さんとふたり 神楽坂にすむ望君が主人公 望君の後輩が 家に帰ったら 両親もお姉さんもいなくて 血溜まりができている。 という始まり このお蔦さんが素敵! 商店街にも友だちがいっぱい! 孫たちの学校の理事長 お巡りさんも友だちや知り合い とっても顔が広い サバサバした気性だけでなく 物事を理論的に組み立てる能力がすごい! サラ金のやばい人にも ビビらない。 ストーリーはショッキングだけど あったかい雰囲気が漂う。 いい話しだな! このシリーズ読むことにします。

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2021/05/11

内容(「BOOK」データベースより) 中学三年生の滝本望は祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。芸者時代の名前でお蔦さんと呼ばれる祖母は、粋で気が強く、ご近所衆から頼られる人気者だ。後輩の有斗が望の幼なじみとともに滝本家へ遊びに訪れた夜、息子ひとり残して有斗の家族は姿を消していた...

内容(「BOOK」データベースより) 中学三年生の滝本望は祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。芸者時代の名前でお蔦さんと呼ばれる祖母は、粋で気が強く、ご近所衆から頼られる人気者だ。後輩の有斗が望の幼なじみとともに滝本家へ遊びに訪れた夜、息子ひとり残して有斗の家族は姿を消していた―。神楽坂で起きた事件にお蔦さんが立ち上がる!粋と人情、望が作る美味しい料理が堪能できるシリーズ第二弾。 令和3年5月10日~11日

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2019/09/21

かなり悲惨な状況に巻き込まれるにもかかわらず、読んでいてあまり憂鬱にならないのは、お蔦さんと少年たちがそれぞれ見せる異なる種類の優しさと強さのおかげ。 とても良い作品でした。

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