親なら知っておきたい学歴の経済学 の商品レビュー
タイトルと中身が若干ずれているように思うのは、自分だけでしょうか? それはさておき、この本は、大学での学びや学歴と、社会での活躍や社会への貢献の関わりについて、コンパクトにまとめたものです。 が、著者のオリジナリティは、あまり感じられず…。 たくさんの資料にあたって、う...
タイトルと中身が若干ずれているように思うのは、自分だけでしょうか? それはさておき、この本は、大学での学びや学歴と、社会での活躍や社会への貢献の関わりについて、コンパクトにまとめたものです。 が、著者のオリジナリティは、あまり感じられず…。 たくさんの資料にあたって、うまくまとめてある、とは思うのですが、学生のレポートのような作りをしている、という見方もできるように思います。 読む際に、ほとんど思考を必要としないので、全体的に軽い印象でした。
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上越教育大学教職大学院教授の西川純先生の著書。 いつもながら、読みやすく、さらさらと読めてしまう。 しかし、読みやすいさの裏に実は本書に書かれている未来の予言は恐ろしいものである。 学歴社会信仰の旧モデルが崩壊しつつある今、オンリーワンを目指して子どもを育てること、またそういう...
上越教育大学教職大学院教授の西川純先生の著書。 いつもながら、読みやすく、さらさらと読めてしまう。 しかし、読みやすいさの裏に実は本書に書かれている未来の予言は恐ろしいものである。 学歴社会信仰の旧モデルが崩壊しつつある今、オンリーワンを目指して子どもを育てること、またそういう選択肢を子どもに示すこと、 そんなことを教わった気がする。 西川先生の著書はまだまだ読みたい。 ・過去が厳しく問われるようになる時代へ 面接官が注目するのは、選択科目。 「面接官はその学生の4年間全体の行動や選択の履歴によって、その学生のヴィジョンが本物かを判断しようとします。」 ・「一番大事なのは、自分自身の幸せの創造ができる子どもを育てられる教育です。」
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とりあえず大学という指導の限界について書いている。少し物事を過度に単純化しているように聞かれている場面もあり、そこは読み手に任されるということだと思う。個人的には奨学金に関する一節が勉強になった。
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「親なら知っておきたい、学歴の経済学と」とありますが、親ならずとも、読むと良いでしょう。 今後日本でどのようなことが起こってくるのか、今働いている人々も、安泰ではいられません。 すでに起こっている事実、誰でも手に入れることができる資料から、今後のことを解き明かしていきます。 とり...
「親なら知っておきたい、学歴の経済学と」とありますが、親ならずとも、読むと良いでしょう。 今後日本でどのようなことが起こってくるのか、今働いている人々も、安泰ではいられません。 すでに起こっている事実、誰でも手に入れることができる資料から、今後のことを解き明かしていきます。 とりあえず大学に行き、まあまあのところに就職する、偏差値の高い大学に入学すると安泰、という過去のモデルは終焉を迎えています。 これからどうしていくのか、子を持つ親も、持たない親も、若者も、定年を迎えようとしている者も、読むべき本です。
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保護者向けに書かれた本ですが、かなり衝撃的な内容です。 大雑把にいえば、就職まで見据えて進路を決めないと、生半可な学歴では意味がありませんよ、といったところ。 東大、京大は天才を取ろうとしている。 例えば幼い頃から数学漬けで、ブルーバックスを読みまくり、数の世界に浸るような子供...
保護者向けに書かれた本ですが、かなり衝撃的な内容です。 大雑把にいえば、就職まで見据えて進路を決めないと、生半可な学歴では意味がありませんよ、といったところ。 東大、京大は天才を取ろうとしている。 例えば幼い頃から数学漬けで、ブルーバックスを読みまくり、数の世界に浸るような子供とか、そういった天才。 なにしろノーベル賞なんかを取る人材を育てたいのだから。 そこには入れない、単に入試突破のための勉強の努力ができる程度の平凡な生徒が、学歴だけでにしようと努力しても、非正規雇用で苦しんだり、就きたい職業が需要過多で苦労したりといったことが起こるという。 そんな現状も知らず、教員はとにかく進学実績を上げなければならない現状に置かれていて、本当に子供を思った進路指導をすることが大変になっている。 じつは、専門学校で手に職つける方が、それなりの大学に行くよりも収入は多くなるとか。 だったら生徒がやりたいことがあれば、将来を見越した進路指導をしたらいいじゃないか、って感じなんです。 でも、保護者は学校のどこを見ているかというと、進学実績を見ているわけで。 優秀な生徒を集めるためには進学実績を高めるしかない、この板挟み状態…。 個人的には学問を入試突破の道具にしたり、役に立つ立たないで判断されるのは異論を唱えたいが、現状、そうもいっていられないほど、学歴と、社会で活躍できるかどうかに齟齬が生じているようです。
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公表されているデータに基づいて、大学や就職に関わる大きな変化がまとめてある。 大学には入りやすくなったが、就職して正社員になることは難しくなった。大企業でも非正規雇用が増えている。昔からのイメージで将来像を思い描いていては、いけない。 田舎の小中学校の重要性が増しているように...
公表されているデータに基づいて、大学や就職に関わる大きな変化がまとめてある。 大学には入りやすくなったが、就職して正社員になることは難しくなった。大企業でも非正規雇用が増えている。昔からのイメージで将来像を思い描いていては、いけない。 田舎の小中学校の重要性が増しているように思う。都会で就職することが難しく、地元の人間関係に頼って生活していく方が現実的な社会になりつつある。
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散々警鐘鳴らしといて具体的な対応策やできることがめちゃくちゃ弱い、ものすごくもやもやするパターンの本だった。これから人工知能が仕事を食うのは理解できるが、奨学金を借りざるを得ない層が大学進学したいのならどうすればいいのか。博士課程を出て大学教授のポストにありつけなかったらどういう...
散々警鐘鳴らしといて具体的な対応策やできることがめちゃくちゃ弱い、ものすごくもやもやするパターンの本だった。これから人工知能が仕事を食うのは理解できるが、奨学金を借りざるを得ない層が大学進学したいのならどうすればいいのか。博士課程を出て大学教授のポストにありつけなかったらどういう道があるのか。このへんの解決策がまるで見えてこないので途中からイライラしっぱなし。大事なのは学歴云々よりそういう人たちを救うためのセーフティネットではないのか。あと大学が「就職のために行くところ」という前提で話が進むのにも違和感。
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著者の西川純先生が日本の教育システムや教師・保護者の教育感に懸念を持っていることはよくわかったけれど、いくらなんでも意見が偏りすぎ。学歴はないよりもあったほうが良いのは常識。一流大学に行けないのであれば、大学に進学せずに高校を出たら就職して結婚したほうが良いようなことをおっしゃっ...
著者の西川純先生が日本の教育システムや教師・保護者の教育感に懸念を持っていることはよくわかったけれど、いくらなんでも意見が偏りすぎ。学歴はないよりもあったほうが良いのは常識。一流大学に行けないのであれば、大学に進学せずに高校を出たら就職して結婚したほうが良いようなことをおっしゃっているけれど、高卒では就職先も限られるし、収入面でも見劣りするのが現実。日本に限らず、世界中の親たちが我が子のために教育費を捻出して、少しでも良い学歴・高学歴を身に着けさせたいと願っている。だって現代は学歴社会なのが現実だから。無責任な意見に思えた。
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今の価値観をぶっ壊せ!ってことですね。いい大学に入って大企業に入れば一生安泰。そんな時代では無くなっている事は皆気づいているけど見て見ぬ振りをしていると思う。けど、読んでいると貧乏人はずっと貧乏人なのかな未来暗いなという気分にさせてくれます。そもそも今までの終身雇用制度が異常だっ...
今の価値観をぶっ壊せ!ってことですね。いい大学に入って大企業に入れば一生安泰。そんな時代では無くなっている事は皆気づいているけど見て見ぬ振りをしていると思う。けど、読んでいると貧乏人はずっと貧乏人なのかな未来暗いなという気分にさせてくれます。そもそも今までの終身雇用制度が異常だったのかもしれない。
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意図は大学をけなすことではなく 非正規雇用でも 食べていける生き方 を考えているのには 理解できる部分もある 人生の選択肢は 一つじゃないってことですよね
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