刀の日本史 の商品レビュー
“日本刀は今も、これからも、戦場における実用性を問われることなく、眠りつづけるーーそういう宿命を帯びているのかもしれない。” (終)
Posted by
テレビでもおなじみの歴史家、加来耕三先生が武道家でもある視点から、刀を美術品として鑑賞するためではなく、歴史上一度も主要な武器とならなかったという日本刀の歴史や特徴が語られていて興味深い。専門用語が多いところは読みにくさを感じるが、歴史上の人物と名刀の由来の話が面白い。
Posted by
日本の歴史を眺めつつそれに刀剣の歴史を絡めながら非常に示唆に富んだ内容が展開されていてとても勉強になった。
Posted by
そうか、刀は武器としての役割は大きいものではなかったのか。 「日本史における日本刀の役割」という視点で書かれているので面白い。 時折はさまれるエピソードが楽しい。 歴史好きならぜひ。
Posted by
独自解釈や思考が強い先生なのでまるっと鵜呑みにはできないが、 刀の逸話が多く掲載されていたところを評価し、★4つ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本における武器の歴史について概説。 細かな刀一振りずつについてのエピソードはそれほど多くなく、著者の解明したい話題が明確でない。 割と読みにくい文章で、半分くらい読んで挫折。
Posted by
<目次> 第1章 神話と考古学の刀剣 第2章 日本刀の黎明期 第3章 日本刀の誕生 第4章 日本刀の真実 終章 日本刀の宿命 <内容> 日本史を題材に日本刀を語る本。そのため私のように「日本刀」の基礎知識がないとちょっと辛い。刀の専門用語も漢字が難しいし…。何となく...
<目次> 第1章 神話と考古学の刀剣 第2章 日本刀の黎明期 第3章 日本刀の誕生 第4章 日本刀の真実 終章 日本刀の宿命 <内容> 日本史を題材に日本刀を語る本。そのため私のように「日本刀」の基礎知識がないとちょっと辛い。刀の専門用語も漢字が難しいし…。何となくわかったのは、日本刀は東アジアでは最強だったこと。それは反りがあり、片刃であること。さらに日本刀は使う人の身長や手の長さ、手のひらの大きさ、などで作り直していること、などなど。私はまず、基礎知識の本を読んでみないといけないな…
Posted by
- 1