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坂の上の図書館 の商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2017/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

家庭に事情のある主人公の女の子は、図書館を知って成長していく。詳しく描写はされていないけれど、他にも家庭に色々な事情がありそうな子達が登場する。 実在する児童書が出てくるので、知らない本はちょっと読みたくなる。 一昨年くらいから9月1日の新学期を前に、「学校が始まるのが死ぬほどツラかったら図書館においで」という話題が上がるようになったけど、今年も数日前に話題になっていた。作者の方は図書館司書だそうだけど、主人公のように居場所を見つけて欲しいというのは切実な願いでもあるんだろうな、と思った。 この本を読んで、こんな場所(図書館)もあるんだよって知って欲しい子達に、この本が届くのは中々難しそうな気がしてつらい。

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2017/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【図書館】小学五年生の春菜は、お母さんと自立支援センター『あけぼの住宅』で暮らすことになった。あけぼの住宅の隣には市民図書館があり、春菜ははじめて図書館に入った!友達や図書館司書、本との出会いが春菜を成長させていく。席替えの話や外国の物語ばかり読んでいたところは私と一緒だな、感じた。

Posted byブクログ

2017/04/15

本を読む=新しいことを知る。 主人公の春菜やおかあさん、佐久間さん、清水くんなど、他の人より大変ですが暗くならずに「自分の出来る事を頑張って」います。 春菜が本を読んで司書さんや佐久間さんと話せるようになったり、自分の意見を言えるように成長できたところが良いなぁ。

Posted byブクログ

2016/11/23

本や、図書館、司書など、主人子の女の子を良いほうへ進むように手助けした本だと思いました。 主人公の女の子のような今つらい状況にある子どもたちが読むことで、希望の光を感じられるんじゃないでしょうか。 何もかもうまくいきすぎているかもしれませんが、希望の光を感じることで、子どもたちに...

本や、図書館、司書など、主人子の女の子を良いほうへ進むように手助けした本だと思いました。 主人公の女の子のような今つらい状況にある子どもたちが読むことで、希望の光を感じられるんじゃないでしょうか。 何もかもうまくいきすぎているかもしれませんが、希望の光を感じることで、子どもたちに少しでも前に進む力を与えてくれる本だと思います。

Posted byブクログ

2016/09/21

小学5年生の春菜は、母と自立支援センターで暮らすことになる。隣にある市民図書館に行った春菜は、生まれて初めて図書館で本を借り、本の楽しさを知る。 なぜ、主人公が住むのが、自立支援センターという設定なのかと思ったが、この設定の方がより本との出会いが必要となるのだと思った。 図書...

小学5年生の春菜は、母と自立支援センターで暮らすことになる。隣にある市民図書館に行った春菜は、生まれて初めて図書館で本を借り、本の楽しさを知る。 なぜ、主人公が住むのが、自立支援センターという設定なのかと思ったが、この設定の方がより本との出会いが必要となるのだと思った。 図書館に関する説明が、少しくどいというか、説明口調だなぁと思ったら、作者は図書館司書なのですね。納得。 児童書だから仕方ないと思うけれども、大人がこうであったらいいな、という登場人物やストーリーになっているように感じました。私も図書館と本が好きなので、春菜のような少女が本を知り、本の魅力に取りつかれ、このように元気な心を持つようになってほしいと思いますが、この話はうまくいきすぎ感が強いように思いました。

Posted byブクログ