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櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし の商品レビュー

3.3

22件のお客様レビュー

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2023/08/07

モノは面白いのだが、たまに正太郎が唐突(に見える)に櫻子さんに猛反発するのがいまいち理解できない。ストーリー進行上、必要なので無理やりそう持って行っているのではないかとさえ思ってしまう。 あと、動物を傷つけるヤツはクズ。

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2022/05/26

ご家庭にも過去がありますという形で、ついに主人公を見守る安住の地である母親の元と言うところへも事件が及びます。でもって、親族関係での事件を契機に主人公たちの若干の対立が描かれれると言うのは、巨悪の思うところではないかもしれないけど、話としては、深さと重なりをもって、なんだか他の巻...

ご家庭にも過去がありますという形で、ついに主人公を見守る安住の地である母親の元と言うところへも事件が及びます。でもって、親族関係での事件を契機に主人公たちの若干の対立が描かれれると言うのは、巨悪の思うところではないかもしれないけど、話としては、深さと重なりをもって、なんだか他の巻より厚めな次の巻へと続くというところですね。佳境ですかね。

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2022/05/05

「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」シリーズ10冊目です。舘脇家に襲いかかる悲劇から始まり、夜道の心霊現象・薔子さんの親友が起こした事件の真相など、ヒヤヒヤする話ばかりでした。本の題名に八月のまぼろしとあるだけ、全体的に少しゾッとする内容です。最後に、正太郎君が櫻子さんに問い...

「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」シリーズ10冊目です。舘脇家に襲いかかる悲劇から始まり、夜道の心霊現象・薔子さんの親友が起こした事件の真相など、ヒヤヒヤする話ばかりでした。本の題名に八月のまぼろしとあるだけ、全体的に少しゾッとする内容です。最後に、正太郎君が櫻子さんに問い詰めてるシーンがありますが、迫力満点で冷静にもなれる場面でした。

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2021/05/22

ここでこう繋げてこう終わらせるのか・・・・という巻。今作の話はどれも身近なゾクゾク感があって良かった。

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2020/06/14

正太郎くんは小難しく考える年頃なんだろうか?あるいは自分があまりにもボーッと生きてんだろうか?面白く読めました。

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2020/01/24

「片羽の鳥」 毎朝投げ込まれる憎悪の塊。 たった一つの勘違いから彼女の中で何かが壊れてしまい、今回の様な狂気的な犯行に及んだのだろうが誰かがこうなる前に止めれなかったのだろうか。 彼女の言う通り司法解剖していたら全く違う死の真相が見えたかもしれないけれども、遺骨として見送った後に...

「片羽の鳥」 毎朝投げ込まれる憎悪の塊。 たった一つの勘違いから彼女の中で何かが壊れてしまい、今回の様な狂気的な犯行に及んだのだろうが誰かがこうなる前に止めれなかったのだろうか。 彼女の言う通り司法解剖していたら全く違う死の真相が見えたかもしれないけれども、遺骨として見送った後にいくら後悔しても肉体は戻らないからな。 「雨降る夜の怪異」 とある人から聞いた話の推理。 非科学的過ぎて彼女は目の錯覚というが、実際に現場にいた訳でないのだから彼等の言う通り従姉が彼に警告をしていたと考えてもおかしくはないだろうな。 幽霊の様な話だと感じた理屈は分かったが、たったそれだけの事で人の脳は簡単に誤認してしまったりすると分かると自分の感覚すらも信用し難くなるな。 「八月四日のリジー・ボーデン」 彼女が知りたかった過去の事件。 その時の状態が、そのまま残っている訳でも無ければ実際に遺体に対面したわけでもない状態での謎解きというのは理論的に話を擦り合わせるだけだからな。 もしも彼女のSOSが早くから誰かに届いていたら、こんな事件は起きなかっただろうし彼女自身も狂ってしまう事はなかったのだろうな。

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2019/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(ネタバレ) 10作目。読み始める前に11作目の背表紙を見てしまった私は。。。正太郎の、予感めいた、言葉一つ一つに反応し、ラスト、あぁぁぁと思った(*_*) それはさておき、第壱骨、改めて正太郎の家族を知る。 お父さん、お母さん、そしてお兄さん。そうだったのね。 弐骨は、短い話だけど、科学的、そして非科学的に面白い。 参骨、あぁ、薔子さん。。。なんで悲しみがそんなに集まってるの。。。 11作目、早く読みたいような読みたくないような。。。

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2019/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

責任転嫁怖い。 そんなことで恨まれては生活してられないじゃないかー。 札幌の薔子さんの行きつけのイタリアンはどこかモデルがあるのかぁな?

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2018/10/10

自宅前に今度は烏の死骸が置かれ亡父の絡む話は櫻子を子供扱いする舘脇母が新鮮。車で何かを轢いた怪談の真相に、自殺した薔子の親友による父と義母と叔母が絡む殺人。二巻や前巻まで遡り櫻子を普通側に繋ぎ止めようと責める舘脇の突然の高ぶりや、決定的な事を言いながら急な終わりに戸惑う様子に上手...

自宅前に今度は烏の死骸が置かれ亡父の絡む話は櫻子を子供扱いする舘脇母が新鮮。車で何かを轢いた怪談の真相に、自殺した薔子の親友による父と義母と叔母が絡む殺人。二巻や前巻まで遡り櫻子を普通側に繋ぎ止めようと責める舘脇の突然の高ぶりや、決定的な事を言いながら急な終わりに戸惑う様子に上手く寄り添えなかった。

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2018/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

正太郎家に投げ込まれるカラスの屍の謎と10年前の殺人事件の謎。正太郎は櫻子さんにずいぶんきつい言葉をたたきつけちゃったなぁ。お互いを思いあってとはいえ、あそこまで言って普通にまた会えると思う正太郎ておめでたいと思う。花房の件は進展ないし。いい加減飽きてきた。作中に出てくるヘクター(正太郎想像)の言葉がかわいい。

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