島はぼくらと の商品レビュー
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相変わらず心理描写が上手い。 島の内情(テレビの取材、Iターン勢が島に馴染むまでの苦悩など)がリアルで、現実にもこういう事があるんだろうなと思った。 あと、衣花の我慢?が爆発して涙が溢れてしまうけど必死に堪えようとしてるシーンは胸が痛んだ。 凄くリアルで共感してしまった。 あとスロウハイツにも出てきた赤羽環が出てきたのはびっくりした。 スロウハイツを読み終わったのがかなり前で内容忘れちゃってたから、これを機に読み返してみようと思う。 それと個人的に、最終的に本木の家が病院になったのが凄く嬉しかった。
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辻村美月は読む順番があるってことでスロウハイツ読んだから次と思ってたけど、あらすじでなかなか食指が動かなくて、こんなに面白いなら早く読めばよかった…。正直、こんなに何でもないような、島での生活という話でこんなに先が気になる内容になるのがすごい。島での生活の話であり、人とのつながりであり、青春の1ページでもあるいい話だった。幻の脚本の真相にびっくりだったし、まさか最後に村長になってるなんて思わなったけどなんとなくしっくり来たな。環ちゃんにまた会えて嬉しかった。
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高校生のキラキラとした時期を体験できる、とっても面白い本です。自分も高校生なら〜と考えてしまった後に、まだまだ今でも楽しめるハズ!と、元気が出ます!高校生を懐かしがりながら読みつつ、大人になった立場も分かる自分がいて、どちらにも共感できる読後感スッキリな物語でした! 今の高校生に...
高校生のキラキラとした時期を体験できる、とっても面白い本です。自分も高校生なら〜と考えてしまった後に、まだまだ今でも楽しめるハズ!と、元気が出ます!高校生を懐かしがりながら読みつつ、大人になった立場も分かる自分がいて、どちらにも共感できる読後感スッキリな物語でした! 今の高校生にも読んでほしいな。(自分が高校生の時に読みたかったな。。。)
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とてもよかった( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`) げんきの本心と、きぬかがあかりを応援しようと思ったシーン。
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のめり込む小説という感じではないし、前半でどうしても断念してしまった。Audible で再会できたので最後までたどり着けた。後半は色々繋がっていく面白さがあった。特に本木の話が好きだ。あとはきぬか、あらたの心の動きがとても気になった。終盤のきぬか視点はすごく光るものがあって、最後...
のめり込む小説という感じではないし、前半でどうしても断念してしまった。Audible で再会できたので最後までたどり着けた。後半は色々繋がっていく面白さがあった。特に本木の話が好きだ。あとはきぬか、あらたの心の動きがとても気になった。終盤のきぬか視点はすごく光るものがあって、最後の「おかえり」のところだけで涙が出そうになった。私ってちょろい。赤羽環はなんか名前聞いたことあるなと思ってたけどレビュー見て気づきました( ; ; )気づけなくて悔しい。
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この作家さんの有名な作品をいくつか読んでいたけど、それらとはまったく違う作風に感じた。島の泥臭い人間関係や、爽やかな青春の匂いが作品に満ち溢れて、とてもよい小説。
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傲慢と善良で辻村深月を初めて読み、もう少し読んでみようと、辻村ワールドのすごろくに沿ってスロウハイツの神様から順に読んだら、赤羽環とヨシノさんの登場には、心が震えた。 すごろく全部読むの大変だなぁと思ってたけど、次に進もうと思えた。 島独特の村社会、自分には経験もないし、飛び込み...
傲慢と善良で辻村深月を初めて読み、もう少し読んでみようと、辻村ワールドのすごろくに沿ってスロウハイツの神様から順に読んだら、赤羽環とヨシノさんの登場には、心が震えた。 すごろく全部読むの大変だなぁと思ってたけど、次に進もうと思えた。 島独特の村社会、自分には経験もないし、飛び込みたいという願望もないが、そこで生きる彼らの葛藤もすごく分かった。読了後は清々しさというより、もう一度じっくり読みたいなという気分。
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ストーリー・展開にのめり込むようなものではなかったけど、島ならではの要素がふんだんに盛り込まれた、爽やかで優しさ溢れる作品。 いろいろ大変だろうけど、「島っていいな」ってより一層強く思った
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島の高校生4人の友情物語かと思いきや、そこに移住者や島から出ていった人たちの問題も織り交ぜながら、故郷に対する思いがストレートに伝わったと思う。赤羽環の登場に胸が躍った。
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