死神の浮力 の商品レビュー
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胸糞悪いシーンもあったけど、最後はスカッとしたし爽やかな読後感だった。死ぬ程の痛みと苦しみを与えられながらずっと死ねないというのが最高にスカッとした。
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本城の目的はすぐにピンときたから驚きはなかった。 ということは、俺もサイコパス的一面があるのか!? 手に汗握るアクションシーン、探偵小説的な一面もありなかなかよい。 作者の参考文献を見て分かるように、相当練られているし感心もしてしまった。 ラストの「晩年も悪くなかった」のセリフが...
本城の目的はすぐにピンときたから驚きはなかった。 ということは、俺もサイコパス的一面があるのか!? 手に汗握るアクションシーン、探偵小説的な一面もありなかなかよい。 作者の参考文献を見て分かるように、相当練られているし感心もしてしまった。 ラストの「晩年も悪くなかった」のセリフが一番好き。 オチは自分の予想と外れ、フィクションならではのものでそうきたかと思った。 こりゃ死ぬよりつらいな。これぐらいの罰がちょうどいい。 長いけど読んでみると面白いかもよ
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法的に裁けないなら早く釈放してくれは呪いとしての破壊力すごい 25人に1人の人間には効かなそうだけど なぜ本城があそこまで熱くなっているのか理解出来なかった 不死身本城がワニに齧られたら再生するのかな? 晩年も悪くなかったって言われてぇー いつに死ぬかわからんから常にベストを尽くさないとダメじゃん
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死神の精度、、、読んだかと思ってたら、 金城武の映画みただけだった。 どーりで。千葉に親近感わかないわけだー! 先にそっち読めばよかったー。 が。 面白かったです。なかなか。 ただ、題材が自分の娘をひどい殺され方をした両親たちの話だったので、、、、 ちと辛かった。 伊坂幸太...
死神の精度、、、読んだかと思ってたら、 金城武の映画みただけだった。 どーりで。千葉に親近感わかないわけだー! 先にそっち読めばよかったー。 が。 面白かったです。なかなか。 ただ、題材が自分の娘をひどい殺され方をした両親たちの話だったので、、、、 ちと辛かった。 伊坂幸太郎節で、うまくさらりと描いているものの、くぅーーーーーーーー こんなやつ!地獄に落としてくれ! そしてめちゃくちゃ苦しんでるところをたまに見せてほしい。 と、おもうくらいに。 最終的にはそのような状況になったんだけどね。笑 そうこなくっちゃ。 伊坂幸太郎は死神もそうだけど、殺し屋も多数出てくるから、もうちゃちゃっとてんとう虫にやってもらいたかったなぁ。 千葉のひょうきんな受け答えもなかなか良かったけどさ。 この本読みながら、今ニュースでやってる、小5の少年行方不明の事件を見てたら、 めっちゃ息子が心配になって、電話したら出なくて。 心配で心配で一旦家に帰ったら、 Fortniteで友達と敵をぶち殺してました。 うちの呑気なてんとう虫です。 せっかくだからこのあとに、死神の精度もよもーっと。 映画も金城武のイメージしか残ってないし。 金城武。最近そういえば見ないなぁ。 #伊坂幸太郎 #雨 #千葉 #死神の浮力
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死神の精度の続編。そして今回は長編。 娘を殺された山野辺夫妻vsサイコパス本城。 死神は担当となった人間を7日間観察し「可」か「見送り」を判断する。 「可」は死を、「見送り」は生存を意味する。 そして大抵の死神は「可」を選択する。 死神の千葉は山野辺遼を担当。途中から同僚の香川も登場し、彼女は本城を担当しているという。 本城は、司法の眼を掻い潜りあらゆる手段と計画で無罪を勝ち取る。 山野辺夫妻は自分たちの手で復讐を計画するが、本城のサイコパスな攻撃に打ち砕かれていく。 ことごとく救いがないと読む側も辛くなってくる。 唯一の希望なのは、死神・香川が先に本城を担当していたこと。先に担当しているということは、先に本城が死ぬということ。山野辺夫妻は、少しずつ時間をかけて苦しめていくことを望んでいたが、一体どうなってしまうのか。 ところが死神側の監査部が行っている異例の「還元キャンペーン」(=20年死なない)に香川が乗っかってしまう。 やばい、山野辺の夫が先に死んでしまう。 救いようのない絶望感。誰か本城を止めてくれよーと思いつつ結論が気になりページをめくる。 【以下、かなりネタバレ】 なんだかんだあり、ついに本城を追い詰めていく山野辺夫妻と香川。 本城の乗った車はダムへと沈んでしまう。 山野辺夫妻は死んだと思っているが、実は生きている。共に自転車でダムへ突っ込んだ千葉は、本城が車から脱出し逃げようとしている姿を見ている。 そして死神界の「還元キャンペーン」により、20年は死なない。 ではどうやってこの状態から抜け出したのか。 香川が言うには、水中で腰がガラス片により半分裂け、さらにダムの底のほうの錆びた鎖が体に引っかかった状態にあるという。痛みもそのまま。キャンペーンには、怪我や痛みから逃れられますとは書いてなかったとのこと。これから20年、死ぬに死ねない苦しみを味わっていくことになる。 ざまあ!!!!! 山野辺遼は結果「可」となり亡くなるが、その描写はなく、妻の美樹のその後に分かる。横断歩道の子供を助けようとして亡くなってしまったと。 なんとも優しい亡くなり方で涙。 最後にまた別人となって千葉が登場。仕事で来たとのことだが、果たして誰の元へ行ったのかは想像にお任せ。 本城ざまあ!!となるまでは読むのがしんどかったが、その後は安心からかスラスラと穏やかに読めた。最後をきれいにまとめてくるところは伊坂先生さすがです! すっきりしました!
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死神の精度は読んでことあったけど浮力は初めて! 千葉、好きになるなぁ ただスカッと!感がいつもよりちょっと弱めに感じちゃった
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読み応えのある一冊。でも、伊坂さん独特のの爽快さがあり、テンポよく読み進めることができました。展開は少しゴールデンスランバーに似ているところもあるような⋯。 死神の精度が好きだったので、続編はファンとしては本当にありがたい!何より千葉さんのキャラクターが愛おしすぎます。シリーズ化...
読み応えのある一冊。でも、伊坂さん独特のの爽快さがあり、テンポよく読み進めることができました。展開は少しゴールデンスランバーに似ているところもあるような⋯。 死神の精度が好きだったので、続編はファンとしては本当にありがたい!何より千葉さんのキャラクターが愛おしすぎます。シリーズ化して、どんどん続編を出してほしい!
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死神の精度の続編。 続編とは言え、前作を読んでいなくても物語を読むうえで支障がない。 でも登場する死神は前作の千葉だし、物語のテンポや温度感、たまに千葉の回想として数行出てくる前作の登場人物の名前に懐かしさを覚える。 そういった意味で、前作を読んでいる方が楽しめることは間違いない。 前作は短編集のような作品だったが、今回は500ページ近い長編物。 話自体は伊坂作品らしくテンポよく読みやすい。 話も細かく区切られているので一息つきながらも読むこともできる。 ストーリーは簡単に言うと、サイコパスに娘を殺された夫婦が復讐のためサイコパスに立ち向かう話。 序盤はかなり陰鬱とした雰囲気で物語が始まる。 だが、死神の千葉の登場により雰囲気が一変する。 千葉はあくまで死神としての仕事を遂行するためにやってくる。 担当の人間に感情移入することもないし、積極的に手助けをすることもない。 それが千葉の言い分だ。 でも実際には担当の人間やその周囲の空気を変え、たまには死神らしいトンデモ能力を発揮しながら物語をどんどんと展開させてしまう。 物語のキーワードである 「寛容は、不寛容に対して不寛容になるべきかどうか」 すなわち、寛容な人は不寛容な人に対して、不寛容に対応するべきかという問いに対して、物語のラストに主人公は答えをだす。 哲学的な問いに対して、読者に説教臭さも無く、一般性や押しつけも無く、物語の主人公の主観として出された答えがとても自然で良かったと思った。 むしろ、理屈ではそうかもしれないけど、のっぴきならない状況においてはそうも言ってられねーんだよ!というすがすがしさすら感じられた。 死神である千葉は、なんだかんだと担当になる人間を助け(てしまい)ながらも、一貫してその人間の人生や生死に一喜一憂することも、感傷的になることも無い。 エピローグのラストシーンでは、そんな千葉の”らしくない”側面が少しだけ顔を覗かせる。 これは前作、死神の精度の最終話でも見られた一面だが、これこそが千葉の、ひいてはこの作品の魅力だと思う。 前作を読み終わり、その後すぐに本作を読み始めた時に あれ?千葉ってもっと人間臭くなかったっけ? と感じ、ドライな死神としての面にちょっと寂しさを覚えた。 ラストまで読み終えて、やっと腹落ちする。 こいつはこんなヤツだった。でも憎めないんだよな。 個人的に"家庭を顧みないダメ親が、更生して子どものためにがんばる"というストーリーにとても弱い。 本作でも多少なりともそんな話が終盤に出てきて、御多分に漏れずこみ上げるものがあった。 話を読み進めながら、死というものの恐怖について考えることがあった。 人間は死んだらどうなるんだろう。 それを考え始めたら止まらない。 恐怖で今を生きることができなくなる。 だから人間は、死ぬことを考えないようにして日々を生きている。 でも、終盤に出てくる娘を殺された主人公の父親が死ぬ間際のエピソードは、そんな人間が誰しも抱いたことのある恐怖に、親として背中を見せる愛情を感じた。 こんな形で死の恐怖が和らぐことがあるかもしれないし、あったら素敵だなと思った。
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伊坂幸太郎さんの作品で初めに読んだ本が「死神の精度」なんですが、それから約15年経って今回の「死神の浮力」を読みました。「死神の精度」の内容は殆ど覚えていないのですが、新鮮な気持ちで読めたかもしれません。ストーリーなんですが、愛娘・菜摘を殺された山野辺遼・美樹夫妻は、無罪判決で娑...
伊坂幸太郎さんの作品で初めに読んだ本が「死神の精度」なんですが、それから約15年経って今回の「死神の浮力」を読みました。「死神の精度」の内容は殆ど覚えていないのですが、新鮮な気持ちで読めたかもしれません。ストーリーなんですが、愛娘・菜摘を殺された山野辺遼・美樹夫妻は、無罪判決で娑婆に戻ってきた元容疑者の本城に対する復讐計画を立てるのだが、そこに遼の幼稚園時代の同級生・千葉と名乗る男が来訪。本城への復讐に付き合う形となるのだが、山野辺夫妻は不可思議な事が次々と発生していく中、山野辺夫妻は菜摘の敵・本城に復讐を遂げられたのか!?
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「死神の精度」で千葉さん(死神)の天然発言やズレた言動にすっかりファンになってしまった私…、長編で千葉さんが読める!とそれだけで嬉しかったです。 千葉さんの無茶苦茶には本当に笑わせてもらったし、また人間の生死について深く考えさせられました。 病で死を迎えた山野辺さん父の晩年のエ...
「死神の精度」で千葉さん(死神)の天然発言やズレた言動にすっかりファンになってしまった私…、長編で千葉さんが読める!とそれだけで嬉しかったです。 千葉さんの無茶苦茶には本当に笑わせてもらったし、また人間の生死について深く考えさせられました。 病で死を迎えた山野辺さん父の晩年のエピソードや心理描写、すごくリアルでした。あぁこういう事なんだ、って自分の中で妙に納得してしまいました。 まだ、読み終えても、きっとこの結末にはこんな意味があったんだろうなとか、色々思い巡らせています。 あと、タイトル「浮力」に込められた意味。伊坂さんセンス抜群すぎませんか。P223〜 ラストに千葉さんがその「浮力」をズレた解釈でまた引っ張ってくるのも最高。 やはり娘の死というところから物語が始まるので、序盤からやっぱり胸が締め付けられるし、犯人は憎いし、そんな敵に翻弄され危険な目に遭うしで本当に怖かったんですが、それも大事な場面でした。
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