スマホ断食 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ネットやSNSが発展していく中で、よく言われている問題点について言及されている1冊。 自分が手に取ったのは、スマホばかり見ている自分の生活を見直そうと思い逆サイドの人の考えを知りたく手に取った。 全く触らず利用せずに生きるのは難しいが、著者が言うように少し手放して過ごす日(デジタルデトックス)を設けて自分や周りの人との時間を見直すのもありだと思う。
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2024年に読むと、具体例であがったベッキーの不倫とか昔過ぎてちょっと笑った。2016年の本であきらかに時の淘汰された内容だった。
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モノを捨てるミニマリストは、スマホで何でもできるスマホ中心の生活者でもある。 そういえばそうかもしれないと思った。 掃除!シンプル!ミニマリスト!ってめっちゃ推奨の的だけど、よく考えてみればデジタル化して不要なモノを捨てていたり、交流もネットだったりとスマホが一部の人が多い。 ...
モノを捨てるミニマリストは、スマホで何でもできるスマホ中心の生活者でもある。 そういえばそうかもしれないと思った。 掃除!シンプル!ミニマリスト!ってめっちゃ推奨の的だけど、よく考えてみればデジタル化して不要なモノを捨てていたり、交流もネットだったりとスマホが一部の人が多い。 ダラダラみるの良くないと思いながら、みてしまうし、いっとき見るのを控えていた時はすごくスッキリした気分だったし、できることなら私はケータイを持ちたいと思うのだが。
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スマホは大変便利な情報ツールだが、その利便性の高さ故にスマホ中毒に陥る人がいる。社会への影響も大きくてモラルの崩壊も起きているようだ。著者は、現在起きている事件を提示し、状況を考察した上で、スマホを一時的に断じて自分を取り戻そうと提案する。スマホは道具なので、使い方については他人...
スマホは大変便利な情報ツールだが、その利便性の高さ故にスマホ中毒に陥る人がいる。社会への影響も大きくてモラルの崩壊も起きているようだ。著者は、現在起きている事件を提示し、状況を考察した上で、スマホを一時的に断じて自分を取り戻そうと提案する。スマホは道具なので、使い方については他人がとやかく言う筋合いではないと思うけれど、社会に迷惑を掛けないという意識を持つことは必要だと思う。 因みに自分は「何かしている時はスマホを見ない」という単純なルールを決めている。
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2016年に発行された本で、新しく加筆•修正されたものが今は書店に並んでいるようですが、今このバージョンを読むと、あれも当たってるこれも当たってる状態。 ネット社会の弊害には頷くばかり。特に教育現場のデジタル化、ネット化についてはまさにその通り。 『社会全体がデジタル化しよう...
2016年に発行された本で、新しく加筆•修正されたものが今は書店に並んでいるようですが、今このバージョンを読むと、あれも当たってるこれも当たってる状態。 ネット社会の弊害には頷くばかり。特に教育現場のデジタル化、ネット化についてはまさにその通り。 『社会全体がデジタル化しようとしているときに、教育だけが乗り遅れることはできないという、単なる時流としてITによる「改革」が始まろうとしているのではないか』に強く共感した。 手段と目的を履き違えたエセICT教育が、未来を担う子供たちをダメにして、大人が自己満足しているだけとしか思えないからだ。 「スマホ脳」にも書かれていたが、タブレット等を使って勉強した子供たちのほうが、成績が伸びなかった、という話を思い出した。 スマホ断食すべきだという思いを、さらに強くした一冊であった。
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一方で根拠の弱い批判も散見される。例えば、電子書籍に対する批判が「〜ではないかと不安になるから」ダメとか、主観的かつ感覚的な表現に終始している箇所が複数見られた。
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ネットの悪い影響を日々考えながらも、ネット世界に飲まれている私はたびたびネットを批判する本を探して読む。 それでもネットから離れられないんですが。 本を出した少年Aの人の話はなるほど、と思った。 登場してくる同じ人がフルネームになったりアルファベットになったり、たとえのようなも...
ネットの悪い影響を日々考えながらも、ネット世界に飲まれている私はたびたびネットを批判する本を探して読む。 それでもネットから離れられないんですが。 本を出した少年Aの人の話はなるほど、と思った。 登場してくる同じ人がフルネームになったりアルファベットになったり、たとえのようなものになったり、なんでそういう書き方をするのかは謎だった。 電子書籍は本の断片を切り取った画面なので作品世界に没入できないからよくないとあったが、私は電子書籍でも没入はできるし、そこは意味がわからなかった。 芥川賞の作家さんということで、言葉にこだわりがあるのだなというのは伝わってきました。作家という立場から書いているからこうなるんだろうな。
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芥川賞作家が書いたというだけあって、格調高いデジタルデトックス本。 ネットやスマホの発達によって、人間社会が今後どうなってゆくか、ということまで含めて考察されている。 「いくら記録しても自分の中に記憶されていない言葉は、物事を発想したり考えたりするときには役立たない」という指...
芥川賞作家が書いたというだけあって、格調高いデジタルデトックス本。 ネットやスマホの発達によって、人間社会が今後どうなってゆくか、ということまで含めて考察されている。 「いくら記録しても自分の中に記憶されていない言葉は、物事を発想したり考えたりするときには役立たない」という指摘は痛かった。自分も「記録」することは熱心にやっているが、「記憶」に残すことはそれほど意識してやっていなかったので。 確かに、大量の情報を収集して記録するノウハウは世間にあふれているけど(Evernoteの使い方とか)、それをどう記憶に残すか、のノウハウはあまり見ないな、と思った。 「大量の情報に接するとそれだけで賢くなったような気になるが、本当に必要なのはそれを咀嚼して自分の思いや考えに役立てること」というのは、この本に限らずどのデジタルデトックス本にも書いてあった。 他にも、「SNSの影響による短文化が思考の短文化まで招いている」という箇所にも大いに同感。何を言っても「マジか」しか返してこないような人は、きっと短文化思考が進んでいるんだろう。そしてそういう人たちがどんどん増えている。
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スマホとあるがネットワークに常時つながることに警鐘を鳴らしている。 確かにネット文化により、文書の短文化、即答が求められ、よく考えることなどがないがしろにされていることは分かる。 自分のルールを持ち付き合うことが大切だろう。
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「スマホ断食 ネット時代に意義があります」 藤原智美 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 何かあるとすぐにネットで検索。止まらないネットサーフィンで、気づくと1時間。LINEの既読が気になって仕方がない…ネット漬けの日常から逃走し、「自分」を取り戻す。芥川賞作家によるネット社会批判。 「BOOK」データベースより ーーーーーーーーーーーーーーーーーー スマホ。 放っておくとついつい手にとっていじってしまう、小さいクセにめちゃくちゃ吸引力のあるアイツ。 ちょっと前に「サード・メトリック」とか「サーチインサイドユアセルフ」とかマインドフルネスに関する本を読んで、感化されて、「デジタルとは距離をとろう」とか思っても、結局距離を取りきれない弱いワタシ。 そんなヘタレな私のマインドを定期的に戒めるためには、定期的に己に刺激を与えないといかん! ということで読んでみました「スマホ断食」。 うむーーー(;´д`) なんかなーーー。 基本的な考え方は同じなはずだし、目指すところも同じはずなのに違和感。 すんなり納得しきれない感が読んでて常にあった。 あくまでワタシの感覚でしかないんだけど、ひとつひとつの言い分に説得力がないように感じられてしまって。。 言い分が多面的じゃないといいますか、自分の正しさを主張したいがために、相手(この場合スマホとかデジタル世界の表現とか)のネガティブな面をメインにもってきてロジックを組み立ててる感じがちょっと好きになれなかったなぁ。 そのネガティブ面も、著者の所感が中心で、具体的なデータをもとにしてるわけでもないので、読んでてあんまり気持ちいいものでもなく。。。 スマホに対しての危機感とか、デジタル万歳な風潮への違和感とか、持ってる思いはそこそこ同じなはずなのに、すんなり受けとることができない。 これを読んでてすごく感じたのは内容よりも「伝え方ってやっぱりめちゃくちゃ大事なんだなぁ」ということ。 「サードメトリック」とか「サーチインサイドユアセルフ」などの本と同じようなことをいってるのに、気持ちの面での巻き込まれ力みたいなのが全然違った。 「スマホ断食」はスマホ&デジタル依存への危機感は煽るけど、それだけなんだよねぇ。 読み手が出来ることは「そうだなぁ」って思うか「うるせーな」って思うか、極端に言うとそれだけになりやすい。 「サードメトリック」とか「サーチインサイドユアセルフ」の本では、スマホと距離をとることがゴールではなくて、豊かな生活に近づくためのひとつの要素で、もっと先のゴールに焦点があたってる。 なので、危機感にプラスして、「私もやってみよう!」とか「今からどう変わればいいかな?」っていう前向きな思考に繋がりやすかった気がする。 デジタルへの危機感を共感する目的でならこの本はその役割を果たしていると思うけど、その先にまで人の心を持っていくにはパワーが足りないかもな、という印象でした。 伝え方ってホント難しいけど、リアルなコミュニケーションも書籍などテキストベースのコミュニケーションでも、ネガティブな表現は最小限にしとくのが正解だな、という点は学びとしてあった。 否定や問題点だけで表現を終えるのではなく、その先の明るい未来もセットで言わないと子供にも大人にも伝わらない。 否定をゴールにしないよう自分も注意しなきゃ。
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