クララ殺し の商品レビュー
図書館にて。 ランキングとかでよく目にしていたので気になってました。が、1作目がなくて、2作目から。 独特の世界観で好き嫌い別れるとのことでソワソワ読んだけど、私は違和感なく読めました。 ちゃんと地球の世界とクララの世界で違いがはっきりしていたので。クララの世界はまるでおとぎ...
図書館にて。 ランキングとかでよく目にしていたので気になってました。が、1作目がなくて、2作目から。 独特の世界観で好き嫌い別れるとのことでソワソワ読んだけど、私は違和感なく読めました。 ちゃんと地球の世界とクララの世界で違いがはっきりしていたので。クララの世界はまるでおとぎ話のまま、幼い子用ではない原本のあの残酷な面もあるおとぎ話。そう思って読めば登場人物たちの狂った言動も普通のこと。 前作を読んでいなくても内容もしっかりわかります。ちゃんと事件解決までも十分。ただ、精神のみ?脳のみ?肉体のみ?どこまでが、こう、いじられたのか気になりました。(ネタバレにならないように濁しとく) 最後の最後(ほんとうに最後の1頁)がわからなかったけど、これはアリス殺しを読んでいないと駄目なのかな? とりあえず世界観が好きだったので他のも読みたいな。でもグロくて手元には置けないな!笑
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メルヘン殺しシリーズ第2弾 今回の主人公は第1弾のメイバイプレイヤー・蜥蜴のビル/人間の井森 不思議の国から飛び出して別の世界 ホフマン宇宙にたどり着いた ビルが事件に巻き込まれ探偵として起用される 事件の調査を始めるのだが・・・ 題材となった作品はくるみ割り人形とねずみの王様...
メルヘン殺しシリーズ第2弾 今回の主人公は第1弾のメイバイプレイヤー・蜥蜴のビル/人間の井森 不思議の国から飛び出して別の世界 ホフマン宇宙にたどり着いた ビルが事件に巻き込まれ探偵として起用される 事件の調査を始めるのだが・・・ 題材となった作品はくるみ割り人形とねずみの王様 第1弾と比べるとグロさは控えめ?って感じ 読み進めてビルが不思議の国からホフマン宇宙に 行ってしまったときに最初に出会った 車いすに乗ったクララと まるでアルプスのようなと言う表現に 題材はアルプスの少女ハイジかな なんて思ってしまいました^^;; 読み進めればすぐに違うとわかるのですけどね
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アリス殺しほどグロくはなかったので、ちょっとほっとしながら読了。 ホフマン作品のあらすじを予習してから読みました。 もし調べてなかったら世界観が分からず、理解しづらかったと思います。 アリス殺しでは誰が誰か当てきれなかったので、今回は挽回したかったけど、普通に分からなかったです。やっぱり難しい。 今作からは、大学院生・井森建が主人公。初めはビルが間抜けすぎて、ビル=井森に違和感があったけど、やや抜けている井森くんをみて、あっやっぱり井森くんがビルだわと段々納得。何度目かでは、井森くんマジで後ろ気にしてー!と心の中で叫びながら読んでました。 ラストでは、亜理らしき人が出て、『アリス殺し』とどう繋がるのかも気になるところです。
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アリス殺しとはまた設定の異なる世界でそこでまた例外があり、一貫性がないなぁと思いながら読んでいたが最後にアリスの物語につながる人と思わしき人が出てくるため、これはもしかしてシリーズ通して逆向きに進行してるのか?と思ったので次のドロシイ殺しを読むことに。 今回はハイジでも出てくるか...
アリス殺しとはまた設定の異なる世界でそこでまた例外があり、一貫性がないなぁと思いながら読んでいたが最後にアリスの物語につながる人と思わしき人が出てくるため、これはもしかしてシリーズ通して逆向きに進行してるのか?と思ったので次のドロシイ殺しを読むことに。 今回はハイジでも出てくるかと思ったけど、そうでもなく、様々な物語が組み合わされていて、そのために登場人物も多くまた地球のアーバタールもいるので最後ら辺は理解が追いつかなくなりそうだった。混乱しないために名前を覚えていきながら読むことをお勧めします。
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アリスと比べると言葉遊びが減ってしまったような気がする。井森くんもうちょっと冷静に推理ができるキャラだと思ってたよ。くるみ割り人形だけじゃなく、ホフマンの他作品も関係してくる。アリス殺しとこうやって繋がるのか!
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前作と共通するのは、主人公の井森建=ビルのみ。ビルが不思議の国から迷い出て別の世界に迷い込んでしまった。そこにも、地球にアーヴァタールを持つ人がいて、という設定。ビルが忘れっぽいという設定のため、会話がとてもまどろっこしい。さらに不思議の国と違って、あまり馴染みがない世界なのが辛...
前作と共通するのは、主人公の井森建=ビルのみ。ビルが不思議の国から迷い出て別の世界に迷い込んでしまった。そこにも、地球にアーヴァタールを持つ人がいて、という設定。ビルが忘れっぽいという設定のため、会話がとてもまどろっこしい。さらに不思議の国と違って、あまり馴染みがない世界なのが辛い。巻末に解説があるが、本書の趣向に関係があるので読まないようにと書いてある。でも、最初の場面が終わったあたりで読んだ方がいいと思う。読んでも、やっぱり混乱したけれど。
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アリス殺しの続編。 前作の井森/ビルが主人公。 ホラーや猟奇描写は少なめ? 前回の舞台設定はもう受け入れているので ワクワクしながら読み終えられた。
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『アリス殺し』の感想を探していた時だったか、とにかく『アリスで殺し』の続編だというのを知り、読むだけ読んでみようとBooklive!で購入してみました。 井森くんの名前をふたたび読むことができて嬉しい反面、クララと言ったらわたしが知っているのは『アルプスの少女ハイジ』のクララ、とはいえそのクララすら実際のところ殆ど知らず、車椅子に乗った金髪の少女という認識くらいで、果たして今回のクララが同じクララなのか?という謎に包まれながら読み進めました。 開始早々、OO世界という触れ込みが出てきて、ん?っていう謎に満ち、とりあえず横文字が多くてぐるぐるしてきてーー主人公たち含め、不思議な住人なのでカタカナの文字の人間がたくさんなのは仕方ないのですが、それでもまぁ、こんがらがりそうになり、自分は登場人物がどこどこ出てくる小説は苦手なんだなあと思いながら、誰が死んだ死んでないみたいな物語に突き進んでいって、あぁ、これも犯人当てみたいな感じで進んでいくんだなあとぼんやり。 それにしても、今回、井森くんは四回?いや、三回か、死んじゃって、あれまぁ簡単に死にすぎじゃない? (一回目は落とし穴にて彼女と一緒に死ぬ、二回目は調査中の落とし穴、三回目の落とし穴に入り込んで手紙を見つけて、の合計三回ね) 世界線が違うとはいえーー世界線が違うからかーーほんと不思議な世界なのねっていう感じ。 でもやだなぁ、死ぬのがわかっていて喉元に針が突き刺さるだとか首を絞められるだとかその他諸々、ゆっくりだとか苦しいだとか、現実世界ではそうそうお目にかかりたくない。 死に際でいったら前回の『アリス殺し』のビルの殺され方のほうが酷いので、そういう意味では井森くん(殺されたのは今回はビルじゃないからね、今回は全部井森くんが殺されるって落ちだったからね)はまだましなのかなぁ。 いやまぁ前回も井森くんの死に様は綺麗ってわけじゃなかったけど……ビルのほうがひどかったし……今回に関しては、"ビルは"死んでないしね……。 今回のラストは、なんかあんまり釈然としなくて、もやもやしました。 前回はざまぁwみたいな落ちだったから、余計に。 糾弾されて終わりって、前回は人殺しをしておいて?って。鼻つまみ者にはなったけど、そんなんね、不思議の住人ならとっとと忘れちまうでしょうや。ん、いや、まだ、地球と似ているっていう物語で、帽子屋とかのトリッキーな存在はいないみたいだから、まぁ、ずっと、ねちねち言われるのか。 とはいえ、そしたら閉じこもっていたらいいわけだしねぇ。 物を食べないと死ぬ、とかなら、まぁちょっと買い物が厳しいかもしれんが、厳しいってだけでできない、ってわけじゃないしねぇ。困んないじゃん。 まあ、それはそれとして。 最後の符牒にぞわぞわ。いろんな意味で。悪かないけどね。うん。 ブージャムやらなんちゃら、流れとしては、クララ殺し→アリス殺し、ってことよね。 最後の若い女性は、亜理のことさね。 そう思って、『アリス殺し』を読み直してみたら、水曜日の蒸着装置の予定なんたら、ってのが出てきていて、あーっ!って叫んでしまった。 ただ、そのまま読み進めたら、長々とした会話劇が続き、あれ、違った?リンクしてない?からの、最後の最後、スナークは、ブージャムだった、って展開で、あぁ、うん、そういう!ってなる。 "ホフマン"はなんか聞いたことあるなあ、くらいの人間だったので、ググったらくるみ割り人形か!ってなって、いや待てくるみ割り人形もそんなしらねぇよ、ってなるの巻。 チャイコフスキーのクラシックのほうしか、しかも名前しか知らんっていう。 元ネタ知っている人、どのくらいいるんでしょう。SFとかに造作の深い人なら、こんなん当たり前ってくらいに知っているんでしょうか。 そいでググっていったら、くるみ割り人形、チャイコフスキー、ホフマン、と続けていっていくうちにデュマって名前も見つけて、デュマ?聞いたことあるぞ?ってふたたびググったら、モンテクリスト伯かー!ってなるの巻。
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本当のアーヴァタールは。 誰しもが真実を話、自分の正体を曝け出しているけでなく嘘に嘘を重ね犯行に及ぶ者もいるのだな。 素直に正体を教えるのは、相手の様子や信用出来るかなどを確認したのちにすべきなのだろうな。
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車椅子のクララで登場したら、アルプスの少女で、ハイジが犯人!…と思いきや、くるみ割り人形の方でした。 アリス殺しのときのようなスプラッタ感はあまりなく、両世界のリンクによる叙述トリックも二度目となると新鮮味が抜けて物足りない。
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