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陸王 の商品レビュー

4.3

388件のお客様レビュー

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2024/04/04

茂木は体の奥底から聞こえる様々な悲鳴をやり過ごし、ひたすら足を前に出すことを考えた。 池井戸さん、わかってます!おじさんランナーもかなりの悲鳴を気のせいと思ってランニングしてます。 飯山さんも良いですね。

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2023/12/17

ベタなストーリーだけど、安心感があって楽しめた。悪い人と良い人がはっきりと分かれている。これはドラマにしやすいなあと思った。 勧善懲悪でスッキリ。 中小企業がものづくりに奮闘して伸びていく姿は夢がある。

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2023/10/17

なにげに活字でははじめての池井戸潤 ドラマを観ていたので、余裕で脳内再生できました。 いち市民ランナーとして楽しく読ませていただきましたが、この人の作品は活字よりも映像向きなのかな、とも思いました。

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2023/09/25

大好きなタイプのお話。 現実はこんなにうまくいくはずないのかもしれないが、それでも真面目で実直な人が報われる池井戸作品が好きだ。 再起を図る茂木のためにシューズを作るこはぜ屋、決して諦めずに支えてくれる人達のために走る茂木、お互い挫折を繰り返し迷いながらも相手を信じる、この強い...

大好きなタイプのお話。 現実はこんなにうまくいくはずないのかもしれないが、それでも真面目で実直な人が報われる池井戸作品が好きだ。 再起を図る茂木のためにシューズを作るこはぜ屋、決して諦めずに支えてくれる人達のために走る茂木、お互い挫折を繰り返し迷いながらも相手を信じる、この強い信頼関係に涙が出た。 うまくいった!と思いきや後半でもまた一波乱あり、最後までどうかうまくいきますうにと祈るように読み続けた。 「現状維持」をモットーにしている私に一歩踏み出す勇気をくれる一冊。 最近休みがちだったジョギングも再開しよう。

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2023/08/26

最後に報われる事は知ってるけど、多すぎる困難に疲れます。 将来の為の投資と資金繰りと他社と連携と大手との競争と、目の前の問題を片付けると別の問題が起きて、最後の最後まで安心する事が出来ません。 仕事をする以上、お金を稼ぐ事が第一優先になってくると思うんだけど、仕事の面白さとか信頼...

最後に報われる事は知ってるけど、多すぎる困難に疲れます。 将来の為の投資と資金繰りと他社と連携と大手との競争と、目の前の問題を片付けると別の問題が起きて、最後の最後まで安心する事が出来ません。 仕事をする以上、お金を稼ぐ事が第一優先になってくると思うんだけど、仕事の面白さとか信頼できる人間関係とかお金を稼ぐ以外の仕事のやりがいを見付ける事が大事なんだなあと。お金も大事だけど、それ以上に価値があるモノがあるんだなあと。 将来どうなるか分からない零細企業だし、問題も山積みだけど、仕事に誇りを持ってる人達はカッコいい。努力と誇りが報われて良かった。

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2023/05/11

ほんの分厚さに躊躇したが、読み始めるとあっという間に読了。 池井戸作品では悪役とのやりとりにすごく感情移入するのはなぜだろう。いらだちが、終盤にスッキリさせられるのがとても心地よい。今回も、楽しませて貰いました。

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2023/04/11

ドラマを見てなかったからどんなものかなって思いながら読んでました。 スゲーどん底になり、そこから這い上がるかと思いきや。。。といった作品でした。 面白かったけど、個人的にはスゲーどん底からの大逆転を読みたかったなぁ。 それこそドラマ的な。。。

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2023/03/14

物語としては、足袋の老舗零細企業が生残りをかけてランニングシューズ業界に活路を見出すとゆう話で、ターゲットがエリートランナー向けの靴の開発なので馴染まないまま読み進めていましたが、ソールに新素材を採用する辺りから無茶面白くなってきました。社長の元に集まってくる負組の人材、飯山と村...

物語としては、足袋の老舗零細企業が生残りをかけてランニングシューズ業界に活路を見出すとゆう話で、ターゲットがエリートランナー向けの靴の開発なので馴染まないまま読み進めていましたが、ソールに新素材を採用する辺りから無茶面白くなってきました。社長の元に集まってくる負組の人材、飯山と村野が加わったことが大きかったですね。並行して故障でフォーム替えて復活目指す選手への靴の提供、邪魔する王手企業の小悪党、時代劇さながらの判官贔屓にスカッとしました。 最後に就活連敗の大地が面接時に関わってきた新規部門での事を話して大手企業から内定貰いそちらに行ってしまうのですが、企業側によからぬ気配がありそうで心配になりました。 フォアフットは、つま先から着地することで衝撃を分散し膝に優しく疲れにくい走りができる走法ですが、日本人には習得するのが難しくコンパス長くないと調子よく回せないし6分/km代の市民ランナーには踵から着地するヒールストライク走法のが適してるんですよね。私もフォアフットチャレンジしたことあるのですが逆に走り方変になり駄目でした。 私的にはソールが薄いと膝を痛めてしまうので厚底シューズを世界で初めて開発したホッカオネオネの愛用者だったりなんですが職人の魂がこもった陸王も履いてみたくなりますねw、クライミングシューズとかにしたら売れるかも?

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2023/03/08

再起をかけるランナーと足袋メーカーの熱い物語。何かに夢中になるって素敵だな、と読んでいて感じたし池井戸さんの作品はやっぱり面白いな、と改めて痛感。

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2023/01/18

面白かった。 中小企業の苦悩とビジネスにかける想い、それらが臨場感たっぷりに描かれていて、のめりこめた。

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