1,800円以上の注文で送料無料

真贋 の商品レビュー

3.4

27件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/12/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

捜査二課課にキューレーターの資格を持つ刑事を登場させたところが極めてユニーク。国宝の窯変天目をめぐって二課と三課が故買屋と対決する。

Posted byブクログ

2022/09/25

師弟関係もいろんなタイプがあって面白かったです。展開に引き込まれてあっという間に読み終わりました。2時間ドラマでは安っぽくなってしまうかもしれませんね。

Posted byブクログ

2022/02/17

タイトル『真贋』じやなくて『師弟』で良かったんじゃなーい?と思いました 物語には3組の師弟が登場します それぞれに絆のようなものが見え隠れして、なんかこうちょびっと感動させられます 社会的によろしくない師弟も混じってますが… 「伝える」ってことの大切さみたいなのも込められてた...

タイトル『真贋』じやなくて『師弟』で良かったんじゃなーい?と思いました 物語には3組の師弟が登場します それぞれに絆のようなものが見え隠れして、なんかこうちょびっと感動させられます 社会的によろしくない師弟も混じってますが… 「伝える」ってことの大切さみたいなのも込められてた気がします 今野敏さんはもしかしたら今の日本社会で「伝えること」あるいは先達から「学ぶこと」が疎かになっていると憤っているような気がします 自分にも師と呼べる人がいました 当時のことを思い出すと認められたいっていうのと反発心ともちろん尊敬する気持ちといろいろあったんですが、最終的に一番大きかったのは早く一人前になってこの人を助けたい楽させてあげたいって気持ちでした(かなり年上の師匠だったので) また師匠が引退してしばらくたってから、あれだけ時代遅れだって文句言ってたのに仕事のやり方が師匠と全く同じなことにふと気が付いて一人で爆笑してしまったことなんか思い出しました ただ自分には弟子といえるような存在は遂に作ることはできなかったな〜 なので弟子の気持ちはよくわかるんですが、師匠側の気持ちはよくわかりません ただこの物語を読んで分かったのは師匠側に必要な能力はこの人に自分の経験を伝えるべきなのか、伝えたものを生かしてくれるのか、きちんと受け取ってくれるのかそんな人としての『真贋』を見抜く目じゃないのかな〜って思いました なんだやっぱりタイトルは『真贋』でいいんじゃないか

Posted byブクログ

2019/04/08

44都合のいい展開で、細かな謎解きには向かない。半分で主要人物も分かってしまうし、今野さんってこんな感じやったっけ?

Posted byブクログ

2018/11/18

警視庁捜査三課・萩尾警部補シリーズ 第2弾 目黒署管内の窃盗事件に臨場した萩尾と秋穂。 獲物が入っている所だけを狙う犯行の手口から、ダケ松の犯行と見抜く。 ダケ松はすぐに逮捕されるも、誰かをかばうような不審な点があり、追及すると故売屋に大きな仕事が持ち込まれるとの噂を...

警視庁捜査三課・萩尾警部補シリーズ 第2弾 目黒署管内の窃盗事件に臨場した萩尾と秋穂。 獲物が入っている所だけを狙う犯行の手口から、ダケ松の犯行と見抜く。 ダケ松はすぐに逮捕されるも、誰かをかばうような不審な点があり、追及すると故売屋に大きな仕事が持ち込まれるとの噂を耳にしたことを明かす。 供述から渋谷で開催される陶磁器展に出品される国宝「曜変天目」が狙われることを推測した萩尾は、そちらの警備にも加わるが、捜査2課からの事案も絡む。 ダケ松が誰かをかばい、不自然な供述をした裏に隠された国宝に絡む事件の謎に迫る。 いつもながら推理の冴えてる萩尾です。 次作も期待。

Posted byブクログ

2018/10/04

「確証」に続いて読んだ。新しい刑事物のシリーズ第二弾だ。コンビの片方は若い女性刑事。「真贋」と言うタイトルどうり、この作品は、国宝の焼き物の鑑定眼とその贋作と盗みのテクニックの話だ。素直に面白い。

Posted byブクログ

2018/09/02

 現実離れした舎人と音川それぞれの師弟存在が、萩尾と秋穂の微笑ましい関係と面白い類似を示している。そこが魅力。そこが現実離れ。

Posted byブクログ

2018/05/09

警視庁三課萩尾秀一警部補と、相棒の武田秋穂の活躍! 空き巣や小曾戸rの常習犯で、金目の物がどこにあるdか、即座に見当をつけそれだけを盗む ダケ松こと松居栄太郎。 その弟子は、誰? デパートの陶磁器展での警備は、完全なのか? 曜変天目という世界に3~4つしかないものが展示される...

警視庁三課萩尾秀一警部補と、相棒の武田秋穂の活躍! 空き巣や小曾戸rの常習犯で、金目の物がどこにあるdか、即座に見当をつけそれだけを盗む ダケ松こと松居栄太郎。 その弟子は、誰? デパートの陶磁器展での警備は、完全なのか? 曜変天目という世界に3~4つしかないものが展示されるという。 焼き物の贋作には、1つは高価な焼き物をまねて作り、それを高価に売る場合。もう一つは、有名な焼き物のレプリカを作る場合。 さてさて、本物とすり替えるのには、、、どうするのか? と、思っていたら、最初から、贋物だと、、、、展示されていた時は、贋物が、、、贋物だから、セキュリティーを解除していた時に、、、、贋物を、本物へと、すり替える事が出来た。 美術館 キュレイターの音川と、ダケ松の二人は、国宝を海外に売りさばこうとした八つ屋長治の計画を防ぐことに、、、、 まさに、アニメのルパンのような結末である。

Posted byブクログ

2017/10/15

刑事物では珍しい盗犯ものの「確証」の続編 三課のコンビに、二課の新キャラが加わって、贋作が絡む事件に挑みます 確証はなかなか得られないが、犯罪のプロに盗犯刑事がプロの感覚で対するといった話 犯人は早くに見当がついてしまって、最終的に煙に巻かれるところが少々残念 続編があるなら...

刑事物では珍しい盗犯ものの「確証」の続編 三課のコンビに、二課の新キャラが加わって、贋作が絡む事件に挑みます 確証はなかなか得られないが、犯罪のプロに盗犯刑事がプロの感覚で対するといった話 犯人は早くに見当がついてしまって、最終的に煙に巻かれるところが少々残念 続編があるなら、期待したいですね

Posted byブクログ

2017/06/26

なんとなく、ルパンと銭形を思い出した。全体としては、セリフ多めで、ポンポンと進んだ。複雑なものなし。表紙とタイトルが固そうなイメージなんだけどね。萩尾と秋穂の人柄でシリーズ化しているのかなあ。捜査3課でこれからに期待。

Posted byブクログ