小説 君の名は。 の商品レビュー
2016.10.13 読了 10月11日。本書を読み終えた2日前に映画『君の名は。』を鑑賞した。映画監督を務める新海誠が自ら執筆した原作小説というだけあり、内容は映画とほとんど変わらず忠実に文章化されている。だが映画とは異なり瀧と三葉のそれぞれの主観で描かれているため心理描写は...
2016.10.13 読了 10月11日。本書を読み終えた2日前に映画『君の名は。』を鑑賞した。映画監督を務める新海誠が自ら執筆した原作小説というだけあり、内容は映画とほとんど変わらず忠実に文章化されている。だが映画とは異なり瀧と三葉のそれぞれの主観で描かれているため心理描写はより踏み込んだものとなっている。この小説に興味を持っているがまだ映画は観ていないという方がいるならば、ぜひ映画を先に見て欲しい。必ず2回目を見たくなる作品だから。2度目の映画館に足を運ぶ代わりに本書を手に取り、記憶を補完するように読み進めるのも悪くない。
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映画鑑賞後に読了。物語の流れはほぼそのままで、映画の復習のように読んだけど、三葉と瀧の視点から描かれるため、心理的な変化や、この時にどう思っていたのかが深く知れて良かった。
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先週末に映画を見て来たところだったのだが、何とタイムリーなことに、会社の人から貸して頂いた。 映画で見逃した、取り逃した部分を補おうと読んでみたのだが、これは何から何までほとんどが映画と同じ。 というわけで、映画か小説か迷っている方には、迷わず映画の方をオススメしたい! アニ...
先週末に映画を見て来たところだったのだが、何とタイムリーなことに、会社の人から貸して頂いた。 映画で見逃した、取り逃した部分を補おうと読んでみたのだが、これは何から何までほとんどが映画と同じ。 というわけで、映画か小説か迷っている方には、迷わず映画の方をオススメしたい! アニメだからとバカにしていたのだが、これがとても良かった。短い時間の中に起承転結が綺麗に纏まっていて、しっかり心に響いて後味も良いときている! 勿論小説を読んでも然りだが、多分映画を見た方が情景が思い浮かべやすいのではないかと思う。そして、今三葉なのか瀧なのか、綺麗に頭に想像しながら小説を読み進めることが出来ると思う。 映画で涙し、そしてまた小説で涙した。。。 いいなぁ。若い頃こういう作品に出合いたかったなぁ。。。
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単なる男女の入れ替わり…だけではなかった。 彗星落下という、とてつもないことが起ころうとしているのに、緊迫感があまり伝わってこなかった。 映画はそのうち観てみたい。
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帯文:”本も映画も記録的メガヒット!!週末映画ランキング2週連続圧倒的No.1!観客満足度 驚異の99.8%” ”繊細な心の動きを肌で感じました。誰もが必ずこの物語に恋をすることでしょう。神木隆之介” ”みずみずしい言葉に彩られた、新海誠 自ら執筆の青春小説!!” 目次:第一章...
帯文:”本も映画も記録的メガヒット!!週末映画ランキング2週連続圧倒的No.1!観客満足度 驚異の99.8%” ”繊細な心の動きを肌で感じました。誰もが必ずこの物語に恋をすることでしょう。神木隆之介” ”みずみずしい言葉に彩られた、新海誠 自ら執筆の青春小説!!” 目次:第一章 夢、第二章 端緒、第三章 日々、第四章 深訪、第五章 記憶、第六章 再演、第七章 うつくしく,もがく、第八章 君の名は。、あとがき、解説 川村元気
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秒速、言の葉の映画と小説が大好きで、12月から楽しみに待っていた新海さんの映画。 小説が先に出ると知って 映画公開の日に映画を見て、ネタバレにならないように小説バージョンはあたためてました。 新海誠の映画と小説は、どーしても切ない感じが残るものが多かったんだけど 君...
秒速、言の葉の映画と小説が大好きで、12月から楽しみに待っていた新海さんの映画。 小説が先に出ると知って 映画公開の日に映画を見て、ネタバレにならないように小説バージョンはあたためてました。 新海誠の映画と小説は、どーしても切ない感じが残るものが多かったんだけど 君の名は。はスッキリした最後で新たな感じがしました。 こんな綺麗な言葉どこから出てくるんだろう? こんな風な事を(失礼だけど)、男性って考えれるの?ってくらい 素敵な表現で、物語の世界を表現してくれる。 小説を見ると、また映画を見たくなる そんな一冊です。
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映画を2回観に行った後、3回目をより楽しむためにと手に取った。 「君の名は。」は自分にとって映画の方が原作という認識になってるから、映画と切り離して小説単体の感想をまっさらな感情でここに書くことは不可能だし、文章がどうとか筆力がどうだとか、そんな野暮なこというつもりはこれっぽっち...
映画を2回観に行った後、3回目をより楽しむためにと手に取った。 「君の名は。」は自分にとって映画の方が原作という認識になってるから、映画と切り離して小説単体の感想をまっさらな感情でここに書くことは不可能だし、文章がどうとか筆力がどうだとか、そんな野暮なこというつもりはこれっぽっちもない。一行一行を読み進めるたびに頭の中に焼き付いてるシーンが流れるように浮かび上がってきて、映画を振り返るって意味ではこれ以上ない読み物。 あと生まれて初めて、音楽を聴きながら小説を読むということをした。それもインストとかじゃなく、がっつり歌詞の入った曲。普通だったら歌詞の言葉と小説の文字とがこんがらがったりして邪魔になるんだろうけど、「君の名は。」に限って言えばそうすることで作品の魅力が何十倍にもなると確信してたから。例えるなら普通に食べるだけでも美味しいサンマの塩焼きに大根おろしをってなんだこの安っぽい喩え。やめろ。 読み始める前に「夢灯籠」二人が入れ替わりに気付いたところで「前前前世」第7章で「スパークル」読み終えてから「なんでもないや」と、出来るだけ劇中と同じタイミングで音楽聴きながら読んだら、もうね、小説にぼろぼろ涙こぼれて読むのが困難になってくるんだよ……。特にスパークルは曲の長さが自分の読み進める速度とドンピシャで、ちょうど第7章一章分だったことに感動した。 内容に関しては、なにもかも映画通りってわけじゃなくて、ほんとにちょっとだけ違ったり、映画で語られてなかったりするところが表現されてるのもイイよね。つーわけで、映画を観てこの物語に恋をしたのなら必読ですよ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今夏公開のアニメ映画の予習として読みました。 運命の出逢いなどというけれど、普通、それは幻想であり、思い込みでしかない。でも、瀧と三葉の二人は確かに時空を超えてつながっていた。捻れて絡まる組紐のごときムスビ。二人の精神の入れ替わりとは、ずいぶん使い古されたテーマだと思ったが、そこはひと捻りしてあった。 前世の記憶などではない、確かに同じ時と場所を二人が共有している感覚。でも、現実には巡り逢えないもどかしさ。時間を遡っての行き違い。 やがてお互いの名前も忘れるという無力感に苛まれつつも、もがき、苦しみ、抗う青春ストーリー。
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まず、小説から入りました。 入れ替わりは、ありそうな話ですが、そういう話だったのですね。 おばあちゃんの”ムスビ”の話が面白かったです。 繋がっているというのが、宇宙的で精神的な広がりを感じました。
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今、話題の作品なので、という事で、友人にお借りしました。 CMでよく見かけるので「入れ替わりの話」というのだけは知っていましたけど。 もっとコメディな物を想像していたら、暖かかったり、切なかったり、ハラハラドキドキしたりと盛りだくさんで、とにかく素敵なお話でした。 「映画化」の...
今、話題の作品なので、という事で、友人にお借りしました。 CMでよく見かけるので「入れ替わりの話」というのだけは知っていましたけど。 もっとコメディな物を想像していたら、暖かかったり、切なかったり、ハラハラドキドキしたりと盛りだくさんで、とにかく素敵なお話でした。 「映画化」のタグを付けましたけど、正確には映画のノベライズのようです。 映画はまだ観ていませんが、これはちょっと観たいかも。
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