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記憶屋(Ⅲ) の商品レビュー

3.3

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2022/03/26

II巻に引き続き「記憶屋」探しをするお話。 II巻とIII巻は特に分ける必要はないように感じました。 記憶屋が人の記憶を消してしまうのは悪い行為なのか、良い行為なのか。それは時と場合による。その判断を誰に委ねるわけでもなく、記憶屋は自身で判断していく孤独な存在なのだなと感じま...

II巻に引き続き「記憶屋」探しをするお話。 II巻とIII巻は特に分ける必要はないように感じました。 記憶屋が人の記憶を消してしまうのは悪い行為なのか、良い行為なのか。それは時と場合による。その判断を誰に委ねるわけでもなく、記憶屋は自身で判断していく孤独な存在なのだなと感じました。 記憶屋の正体については、そこで繋がっていたのかと驚きました。次は0巻を読みたいと思います。

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2022/02/16

感動した。 記憶屋Ⅲまでのを全部含めた感想だけど、 一つ一つの物語が大事なその人のこと想って記憶を消してほしいって記憶屋に頼むのが、凄く感動した。 そして自分のために消した、消してもらったとしっかり明かすのも綺麗事で並べようとしてなくて好き。 物語が繋がっているところも魅力的。 ...

感動した。 記憶屋Ⅲまでのを全部含めた感想だけど、 一つ一つの物語が大事なその人のこと想って記憶を消してほしいって記憶屋に頼むのが、凄く感動した。 そして自分のために消した、消してもらったとしっかり明かすのも綺麗事で並べようとしてなくて好き。 物語が繋がっているところも魅力的。 読んでいて、こことここが繋がるんだと思って楽しめて読める ホラー小説とおもって構えていたが、 そんなホラーじゃなくて、推理系だった、 推理系といっても展開が早く難しいものとは違い、 この小説は展開はそんなに早くなく、難しくなく、 脳を休ませながらじんわりと味わえる小説だなと思いました。 私は記憶屋、記憶屋Ⅱ少し時間がたってから記憶屋Ⅲを読んだけれど、内容が頭の中に凄く残る小説だったから、全然間が開いても大丈夫でした。 最後の場面が毎回衝撃的で面白いです。

Posted byブクログ

2022/01/31

Ⅲまで読まないとこの物語は完結しないんだな。 すごくはまったわけではないんだけど、スラスラっと読めました。 ちょっと前に読んだのもあって、印象薄いので、いつか読み返してもいいな。

Posted byブクログ

2021/08/21

『記憶屋はひとり』 核兵器を発動する時って、確か複数の人らが同時にえぃっ!って感じでしてたのを映画で観た気がする。 ある意味、核兵器と同じぐらいヤバそうな武器なんやけど、発動はいつも一人で決める。 発動したのが、良くてもあかんかっても、満足しても後悔しても… こら、しんどいな… ...

『記憶屋はひとり』 核兵器を発動する時って、確か複数の人らが同時にえぃっ!って感じでしてたのを映画で観た気がする。 ある意味、核兵器と同じぐらいヤバそうな武器なんやけど、発動はいつも一人で決める。 発動したのが、良くてもあかんかっても、満足しても後悔しても… こら、しんどいな… 自分以外の記憶は消せても、自分のはムリみたいやし。 自分の記憶も消され、記憶屋探しに新聞記者と探す。親友がそうか? この小説の中に現れる記憶屋は、少なくとも一般的な良心を持ってる人なんで、大丈夫やけど、サイコパスみたいな人がこの能力を持ったらと思うと怖い! 最後でやっと1に繋がったかな。 消してしまいたい記憶? 私の場合、忘れたい過去の失敗の記憶消してたら、過去がなくなって廃人になるわ(−_−;) 過去の失敗を乗り越えて生きて行くんや!と肝に銘じておきます! 毬谷さんの話には感動!ちゃんと気持ちは相手に言葉で真摯に伝える!

Posted byブクログ

2021/07/18

2021.07.18. 読了。 IIとIIIはセットです。 当然Iの続きかと思って読み始めたけど、記憶屋という怪談をめぐる別のキャラクターのお話。 構成はIと変わらず。全体的にはIの方が面白かったが、毬谷の話は面白かった◎ 0はそのうちに。。。

Posted byブクログ

2021/05/20

2と3で1セット、2だけでは未完成感が強くてすぐに3を読むことになりました。3を読んでだいぶ気持ちが納まりましたが、いずれにしろラノベはあまり得意ではないなと改めて思ってしまいました。記憶を消してほしいと願う人の記憶を消すことがそこまで悪い事とは思わないし、それで救われる人生があ...

2と3で1セット、2だけでは未完成感が強くてすぐに3を読むことになりました。3を読んでだいぶ気持ちが納まりましたが、いずれにしろラノベはあまり得意ではないなと改めて思ってしまいました。記憶を消してほしいと願う人の記憶を消すことがそこまで悪い事とは思わないし、それで救われる人生があるならいいなと思う。ただ、え、こんな理由で?というような納得しづらい理由で依頼をする話だと今一つ気持ちがのらないです。ちなみに0はまだ未読で、読むか迷ってしまいます。1に登場した高原の話もあるようなのでそのうち読むかなとは思いつつ。

Posted byブクログ

2021/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1巻からずっと、ホラー?っていう感じ。 いろんな人のいろんな気持ち、考え方が出てきておもしろくて、すごく切ない。 でも、やっぱり1巻が一番おもしろかったかな

Posted byブクログ

2020/11/19

Ⅱ巻からの物語が完結 最初の物語もホラー色があんまりなかったけど、この物語もさらにホラー色は薄め 謎解きな要素を求めるよりも、丁寧なキャラクターの心理描写や少し意外なストーリー展開を楽しんで読む 軽く読めて楽しめた

Posted byブクログ

2020/06/17

「記憶屋Ⅱ」に続くお話で、主に冒頭と終盤は夏生周辺を、物語の中盤は料理人の毬谷と砥上の話を展開しています。 正直読み進めていく途中で記憶屋の正体については察しがついてしまったのですが、登場人物が少ない分、消去法を使えばわかってしまうのは致し方ないかな、と思ったりもします。 中...

「記憶屋Ⅱ」に続くお話で、主に冒頭と終盤は夏生周辺を、物語の中盤は料理人の毬谷と砥上の話を展開しています。 正直読み進めていく途中で記憶屋の正体については察しがついてしまったのですが、登場人物が少ない分、消去法を使えばわかってしまうのは致し方ないかな、と思ったりもします。 中盤の毬谷と砥上の話については、最初は嫌な奴だった毬谷が内実、どんな人間なのか? ということが明らかになっていきます。最後まで読んでもあんまり好きにはなれませんでしたが(笑)、それでも「あー、こういう人いるいる!」という感じで読み進めることができました。 記憶屋の物語においてハッピーエンドがあまりないことを考えれば、この話は数少ないハッピーエンドなのではないかと思います。 織守きょうやさんという方は描写や人物の心情を書くことに優れた作家さんだなと思ったので、今後はホラー文庫以外の、別ジャンルとしての作品を読んでみたいなと感じました。

Posted byブクログ

2020/05/26

【自分は覚えている】 小説です。 娘に借りました。 Ⅱの続きのⅢも読みました。 いい感じです。

Posted byブクログ