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ニック・メイソンの第二の人生 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2026/02/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

友人がムショで知り合った人物に乗せられ、麻薬を奪って転売する片棒を担がされた際、 警官をそいつが撃ったんだけど、そいつは逃げ、友人は警官に撃たれて死亡、もうひとりの友人を足がつかないように逃がし、自分が全ての責任を負うようなカンジで刑務所に入れられたニック。 25年、静かにすごそうとしていたが、ある人物(=コール)から残りの人生を預けろと言われ、その代償に「誤認逮捕」という形で刑務所から出る。 何をさせられるか、明らかな説明はなかったけれど、まぁ、予想はつきますよね。 ニックにも、読んでるワタシにも。 そいつが誰で、どういう理由があって、殺害するよう命令されたのか、わからないまま、殺らなければ、殺られるのみ。 最初の一人目は、そうだった。 二人目からは、疑問は持ちながらも、いかようにするか、頭の中でシミュレーションし、動けるようになる。 殺人は犯していなかったニック。 出所してからは、殺人が仕事となる。 殺人者として、育てられていく。 そんなニックを追いかける人物が二人。 ムショに入れられる原因を作った男、ジミー・マクナマス その時に殺害された警官の相棒だった男、フランク・サンドヴァル なぜ、ニックは、殺人者になることを受け入れたのか。 娘のエイドリアーナに会いたかったから。 だから、出所できる為なら、条件を飲んだ。 コールの依頼は、コールにとって、邪魔な人物を排除する事。 シカゴの悪徳警官、それも組織的な悪徳警官の集団を排除する事。 しかし、それは、逆に、ニックがその悪徳警官から狙われる要因となる。 悪徳警官との対峙。 友人エディーにも助けられる。 ニックと元妻ジーナ、娘エイドリアーナ ニックと友人(かつてのこそ泥仲間)エディー ニックと悪徳警官を憎む警官サンドヴァル ニックとコール、そのコールとニックの間をとりもつキンテーロ ニックとダニエラ(コールの大切な女性) ニックとローレン ニックと絡んでくる人々との関係が、どう展開していくのか。 この一冊は、もちろん一冊でしっかり物語が展開し完結しているのだけれど、 ニック・メイソンという人物の第二の人生としては、「序章」なのだよ、ヤマトの諸君。 そんなわけなので、スティーブ・ハミルトンさん。 早く続きを出してください。 そいでもって、越前さん、翻訳ヨロシクお願いしまっす。 で、ついでと言ってはなんなんですけれども、 アレックス・マクナイトの方も、10作出てるそうなんで、翻訳されてるのが3冊で、しかも、今手に入るのが2冊しかない状況なのを、なんとかしてもらうことはできんもんですかね?>早川さん!  もうね~ 両方の主人公のその後が気になって仕方ないわけですよ~ぅ。 ニックの方も色々妄想しちゃうんだぜ。 ジーナは良い顔しないだろうけど、エイドリアーナとはこっそり会って、美味しい物食べに行ったり、遊園地なんかに出かけたりするようになるんかな~とか エディはこれからも、ニックがものっそ困った時にはこっそり手を貸してくれるんだろうな~ でも、お願いだから、エディを死なせるような事はしないでね! とか サンドヴァルさんは、永遠とニックを捕まえる為に追いかけてくるんだろうけれど、敵同士とはいえ、お互いを尊重しあって、時には助けてくれちゃったりしたりすんだろうか とか キンテーロとの関係がどうなってくんかなー 今は謎のキンテーロだけど、彼の過去とか詳しくわかる時がくるのかな とか ローラとの関係は、円満にいくのかしら?ローラを事件に巻き込んだりすることはないかしら? とか ダイアナとコールはどうなるの? とか マックスはどんな癒しを与えてくれるの? とかwww 気になる事が多いのでございますですよ。 あぁ、気になる気になるwww あとがきで、大矢さんもおっしゃってましたけど、 スティーブ・ハミルトンって、じわじわと、話を詰めてくるカンジなんですよね。 なので、最初はゆっくりなのに、途中で一気に転換期が来て、そこからはもう、目が離せなくなって、一気読み って流れなんでございますよ、毎回。

Posted byブクログ

2024/09/09

『解錠師』(ハヤカワミステリ文庫)で有名なステェーヴ・ハミルトンのハードボイルド・ストーリー。 20年の刑に服していた主人公ニックは、ある日突然釈放された……とある契約を結んで。 まるで一時期のハリウッド映画のような、典型的なハードボイルド物で、映像化されたら激しいアクション...

『解錠師』(ハヤカワミステリ文庫)で有名なステェーヴ・ハミルトンのハードボイルド・ストーリー。 20年の刑に服していた主人公ニックは、ある日突然釈放された……とある契約を結んで。 まるで一時期のハリウッド映画のような、典型的なハードボイルド物で、映像化されたら激しいアクションの連続だろうと思う。 作家も翻訳家も一流なので充分に堪能できる。 が、どこか釈然としない。 多分、シリーズ第一作でこれから違った展開があるのだろう。 あやふやな立場でどこへ向かうかわからない残存物があり、スッキリしない。

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2024/08/11

解錠師のハミルトン作。 主人公の置かれる設定はステキ、格闘とかの描写は弱め。 ニック・メイソン序章といったトコか、、

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2020/05/30

作者は傑作『解錠師』のスティーヴ・ハミルトンなので、かなり期待して読み始めたのだが……。うーん、微妙な読後感だった。やたらと自分にルールを課すストイックな主人公だが、やってることはチンケな泥棒に過ぎない。堅気になると約束して結婚したにも関わらず、うまい話を持ちかけられてあっさりと...

作者は傑作『解錠師』のスティーヴ・ハミルトンなので、かなり期待して読み始めたのだが……。うーん、微妙な読後感だった。やたらと自分にルールを課すストイックな主人公だが、やってることはチンケな泥棒に過ぎない。堅気になると約束して結婚したにも関わらず、うまい話を持ちかけられてあっさりと反故にし、挙げ句に刑務所に面会に来ない妻を恨む。シリーズ1作目だが、次作を読もうという気にならなかった。

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2018/12/25

面白かった。なんとも置かれた立場がもどかしい。苦渋の選択をせざるを得ない主人公に、いつしかドップリ感情移入して読了。帯とあとがきでシリーズと書かれていたが著者サイトでもシリーズであることを確認。この一作で完結しても良いと思えるデキだけど、次作でどう広がるのか楽しみ。

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2025/12/17

切な系のミステリ「解鍵師」でブレイクした感のある実力者が新たに出したシリーズの邦訳一昨目。 警官殺しの疑いで25年の刑に服していた主人公。実は捕まった事件で警官を撃った男や逃げた仲間のことを一言も漏らさなかったために自分は殺してないのに長期刑に服しているのだが、そのサムライ的な部...

切な系のミステリ「解鍵師」でブレイクした感のある実力者が新たに出したシリーズの邦訳一昨目。 警官殺しの疑いで25年の刑に服していた主人公。実は捕まった事件で警官を撃った男や逃げた仲間のことを一言も漏らさなかったために自分は殺してないのに長期刑に服しているのだが、そのサムライ的な部分を暗黒街の顔役に気に入られ、自分の指示は即座に何でも聞くこと、という条件を飲み、妻や娘に会いたい一心で五年で出所する。 出所してからの暗黒街の仕事に対する葛藤、妻子への気持ち、生い立ちから捕まってしまうまでの人生に対する後悔などが交互に出て来る構成はさすが実力者だけあって上手くまとめられている。 ラストがこうなるか、という印象でいい意味で裏切られた。今後が楽しみなシリーズがまた一つできた印象。

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2016/08/21

『解錠師』の作者による新シリーズ第一弾。前作と雰囲気は全く異なり、今回は硬質な筆致のハード・ボイルド。 先の読めないストーリーでさくさく進む。過去の事件やニックが抱える苦悩など、サイド・ストーリーを巧みに絡ませながら徐々にキャラクターを掘り下げていく展開はさすがです。ニックが一...

『解錠師』の作者による新シリーズ第一弾。前作と雰囲気は全く異なり、今回は硬質な筆致のハード・ボイルド。 先の読めないストーリーでさくさく進む。過去の事件やニックが抱える苦悩など、サイド・ストーリーを巧みに絡ませながら徐々にキャラクターを掘り下げていく展開はさすがです。ニックが一線を越えてしまうシーンがひとつの山場かな。ニックもそうだが、読者もここで覚悟を決めることになる。やっぱりそういうお話だったの?と戸惑いつつも、作中の緊張感は高まりつつ終盤へ。この着地は続編を考慮してのことかしらと訝しむのは野暮かいな。 善玉悪玉に関わらず、いろんな味のあるキャラクターが登場する。やってることは卑劣でも、どことなく切なさが漂ってるのが『解錠師』の世界観を思い出させるのよね。このやりきれなさが作者の得意技なのかも。 シリーズ第一弾ということで顔見せ的な意味合いもあるのか、芯の通ってない部分もちらほら。あやふやな疑問は残るものの、次回作を期待する読後感は、“面白かった”ということ。

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2016/06/27

あの『解錠師』の著者によるハードボイルド・ミステリーのシリーズ第1作。 25年の刑期で刑務所に収監されていたニック・メイソンは暗黒街の大物、ダライアス・コールとの奇妙な取引により、5年余りで出所する。コールにより命じられる困難極まる指示にメイソンは… ドン・ウィンズロウっぽい...

あの『解錠師』の著者によるハードボイルド・ミステリーのシリーズ第1作。 25年の刑期で刑務所に収監されていたニック・メイソンは暗黒街の大物、ダライアス・コールとの奇妙な取引により、5年余りで出所する。コールにより命じられる困難極まる指示にメイソンは… ドン・ウィンズロウっぽいようで、少し思い切りが足りない、中途半端なハードボイルド。『解錠師』よりは面白かったものの、物足りなさを感じた。

Posted byブクログ

2016/06/21

面白いけど、なすべき手段のない中でも主役のとる行動、姿勢には到底共感できず。 友情とか男らしさとか、はきちがえてるとしか思えなくてモヤモヤ。

Posted byブクログ