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全能兵器AiCO の商品レビュー

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2020/07/25

戦闘機好きのマニアであれば、この作品は大好物に違いない。 F15、F2、F35、T4の特徴と体験的飛行。いやはや、凝りに凝った綿密な説明。 F15などは、ライセンス契約を結び日本のメーカーが作っている。 F35については、どうも日本がライセンスをもらえないようだ。 尖閣列島を巡っ...

戦闘機好きのマニアであれば、この作品は大好物に違いない。 F15、F2、F35、T4の特徴と体験的飛行。いやはや、凝りに凝った綿密な説明。 F15などは、ライセンス契約を結び日本のメーカーが作っている。 F35については、どうも日本がライセンスをもらえないようだ。 尖閣列島を巡って、中国の目指している方向性が、2016年段階でも明解である。 中国は南シナ海南沙諸島ファイアリークロス礁(中国名;永暑島)を埋め立て、滑走路を作る。 頻繁に、中国空軍の飛行機が 尖閣列島近くに進出。尖閣の領空が戦闘の場となる。 かなり、きな臭い話題に、真っ正面に取り組んでいくのが、著者の真骨頂。 三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所にある  先進技術研究航空システム(アトラス)のアトラスシックスがステルスハンターを開発。 戦闘機のF15から、F2の機種が操縦できるプロファイター郷谷良平 チャンプと呼ばれる。 郷谷は、アトラスシックスに加わり、テストパイロットになる。 実際は、人工知能AICOの学習するためのテストパイロットだった。 仮想のシミュレーションが、実戦に応用される。 アトラスシックスで活躍していたのが、佐東理(サトリ)。 プロ棋士を目指すも挫折、将棋のゲームソフトを開発する。東大工学部航空研から航空自衛隊戦闘機パイロットになるが、凄腕の戦闘機のりに鼻を折られることで、挫折、退職。郷谷は上司だった。そして、パイロットのいらない学習型人工知能を開発する。それをステルスに搭載する。この搭載がちょっと怪しい。あくまでもメイン人工知能があるはずなのだが。結局は、クラウドで操作できるはずだ。AICOは、自分でも学習して、修正する。人工知能のレベルが高い。 しかし、人工知能搭載ステルスの開発は、大きな野望があったのだ。

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2019/12/01

後半にいくにつれて面白くなってきた。技術的は話は難しすぎてよく解らないが。最後、Aicoがネット上に残ったままになってしまったところが、次世代的か。

Posted byブクログ

2018/12/08

中身は公安と”かげろう”の後輩ファイターが出てくる「マルス・ブルー」系だった。 タイトルと表紙にも出しゃばっちゃってるAiCOちゃんのせいで読みそびれてた

Posted byブクログ

2016/07/21

タイトルはちょっとラノベっぽいのですけど、中身はしっかりとした国際航空インテリジェンス小説。中国機なんてこの方法でばんばん落としちゃえば良いのに(笑。東西冷戦が終わって寂しくなったこのジャンルですけど、まだまだイケそうな予感。

Posted byブクログ